New Horizon

~紆余曲折の日々の中で...

The Guardian goes Orwell on climate

2019-10-18 | 報道/ニュース
英国のガーディアン紙が、気候や環境問題でこれまで使用して来た用語を改めているいうことです。

ガーディアン紙の中で、
①産業革命以来の海面上昇は1年間で1~3ミリにも及ばない
②測定結果から気候コンピュータモデルは温暖化を過度に評価し過ぎである
③気象は歴史的にノーマルな状態である
④断続的な風力や太陽光は非効率である
⑤ホッキョクグマは個体数を増やしている(1970年代の5倍もいるそうです)
などと書こうものなら、「ホロコースト否定者」とでも言われかねない雰囲気になってきているそうです。


ガーディアンの編集長の言葉ですが、「We want to ensure that we are being scientifically precise, while also communicating clearly with readers on this very important issue. These are the guidelines provided to our journalists and editors to be used in the production of all environment coverage across the Guardian’s website and paper」

これについて、地球温暖化の議論を押さえつけようとするメディアの共犯を感じると言う批評家も出ています。ガーディアンの動きは危険な兆候で、気候問題以外にも波及する効果を持っています。地球環境問題活動家やグループにとって、反対論者を黙らせる効果を持っていると言ってもよいでしょう。

「1984」で有名なジョージオーウェルは、その本の中で、用語の変更がもたらす正当性や検閲の在り方の変化について述べています。“Newspeak”という用語を用いて、正当性を巡り繰り広げられる煩わしい質問の全てを、英語言語から刈り取ってしまいました。

そういえば、世界的に著名な動物学者(Dr. Susan Crockford)が、子供たちに「ホッキョクグマが増えているという、Political Correctnessに反することを教えた」ために、通告もなく、ビクトリア大学から退職させられたという記事が出ていました。

Polar Bear Facts and Myths has been translated into four languages. She says that, contrary to the claims of environmental activists, polar bears are currently thriving and are at no risk of extinction from climate change.」

この大学の突然の解雇も、ガーディアン紙の方針変更と同じで、言葉の暴力とでも言ったら良いのでしょうか?Political Correctnessを振りかざして、意見を異にする人たちを葬り去ろうとするグループ、世界のいたるところで見られるリベラル、左派の動きのように感じます。

https://www.cfact.org/2019/10/17/the-guardian-goes-orwell-on-climate/



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