New Horizon

~紆余曲折の日々の中で...

ダボス会議での米トランプ大統領の演説

2020-01-22 | ヘルス/ビューティー
ダボス会議で、米国のトランプ大統領が、気候変動などの取り組みについて、きつい一言を述べている。

明日に可能性を抱くならば、凶事の預言者や黙示録の預言を排除しなければならない。

そうしたものは、連綿と続いている占い師の愚かさを引き継ぐものであり、彼らは、我々がそれに乗せられ、
右往左往しているの見たいのであるが、我々は、それを起こさせはしない。

彼らは、1960年代には人口爆発の危機を叫び、1970年代には大量飢餓、そして、1990年代には石油枯渇などを
予言し、人々に恐怖を与えて来た。

こうした警戒論者は、いつも同じことを言っている。支配するための絶対的なパワー、我々の生活の全てにおける
変革や規制...

(米国トランプ大統領)

https://mailchi.mp/441bd7b44842/donald-trump-rejects-environmental-prophets-of-doom-in-davos-address?e=f4e33fdd1e

https://www.youtube.com/watch?v=_lpVPh6LeU8








IEA: the enrgy mix

2019-12-23 | ヘルス/ビューティー
ENERGY SNAPSHOT

Annual change in global coal power generation and breakdown, 2001-2019

In the United States, coal generation is plummeting, following a big wave of coal plant retirements in 2018. The industry is facing fierce pressure from the continued expansion of electricity generation from renewables like solar PV and wind, as well as from cheap and abundant natural gas supplies.

In the European Union, low natural gas prices and increased carbon prices have led to a massive shift from coal to gas in the power sector. In some cases, gas plants have even replaced lignite-fired power generation, the cheapest coal-based electricity in Europe. As a result, coal power generation in the European Union is expected to experience its biggest ever decline this year.

In Asia, the picture is very different. Coal power generation continues to rise in the region, driven by economic growth, an increasing population and an expanding middle class using electrical appliances.

Read “Fading fast in the US and Europe, coal still reigns in Asia” by IEA Senior Energy Analyst Carlos Fernández Alvarez


https://sg-mktg.com/MTU3NzA3NzM1OHx5RGNwZDU1bmg2VmlrUXJDRnhFMWtBN256czhxYzRtYmtFaXhZNnltbVBLbmR6MzZ1WEFNT0ZaaHFCTzFSU1c3UTN1QlRtNERPaUJYcmlwTXpxeU50aDJqRUN0LXh1a081YXJkUDNGV0FDTnBBaFhxZkF4eVpGMFViMDJYbnpNcU4tdDFad01nelFSOXNtazc4bGxIQVNhSFI2X3VDMEdxWTJqTE5sMXM2YzU5RVNCWjJrS2NCaEJTTFlqblZjbE5Tb3F0SEkwMHNjV2Q2SU5OQnlVZTg2VFBKci1HNTd1VUtGZ2N4cDVPV3YxYzI4Y3FlcnRJNkI5MXJ3PT18S1s9wO2h8xZNon2XdG-v6_QiyC1C0paHkN0Q86LowG0=





労働安全衛生法によれば職場環境基準:CO2=1,000ppm

2019-12-01 | ヘルス/ビューティー
CO2が温暖化の主要な原因として、パリ協定などを契機として、排出削減、低炭素化➡脱炭素化の動きが進んでいます。

そもそもの話として、非常に複雑な自然現象である気候を、その変動要因を、例えばCO2一つに還元して議論する、対策を打つなどということが科学的なことなのでしょうか?とても、そのようには思えません。

ガイアを謳ったDr. James Lovelock(今年100歳)も温暖化肯定派から2010年以降は否定派に変わっています。また、プリンストン大学のDr. William Happerも、現在のCO2は不足状態で1,000ppm以上は必要だと言われています。

https://www.youtube.com/watch?v=M8iEEO2UIbA

補足ですが、日本の労働安全衛生法では、企業は2ヶ月に1回、職場内の空気に従業員の健康を害するような異常がないか測定することが義務付けられています。その中で、二酸化炭素についての基準値1000ppmとなっています。Dr. William HapperのURLの話では、潜水艦の中では、5,000ppm~7,000ppmにもなるそうですが、CO2のことで問題になることはないようです。



チリがCOP25のホスト国になったいきさつ

2019-11-02 | ヘルス/ビューティー
ところで、そうしたチリがどういう経緯で、COP25のホスト国に選ばれたのでしょう?

COP25は、本来、ブラジルで開催される予定でした。

しかし、昨年11月、ブラジルがサミットのホスト国だとアナウンスされた後、大統領に選ばれたJair Bolsonaroが
辞退を表明したのでした。

極右とも呼ばれるこのリーダは、政府が変わったのだから、予算が厳しいのでという理由で辞退したようです。
最近任命した外務大臣は、「climate alarmizm(気候警戒主義)」は「cultural Marxist(文化的マルクス
主義者)」による陰謀だと言っているそうです。

その一か月後、ブラジルに代わって、チリが気候会議のホスト国に選ばれました。コスタリカも候補に挙がって
いたようですが、ホスト国として開催する上でのコストが膨大になることから辞退しました。








温暖化で氷河から溶けだした水が大量のCO2を吸収している

2019-10-28 | ヘルス/ビューティー
産経ニュースによれば、温暖化で氷河から溶けだした水が大量のCO2を吸収している。

https://www.sankei.com/wired/news/191027/wir1910270001-n1.html

(抜粋)
一般的な河川は二酸化炭素の発生源となる。ところが、温暖化の影響で北極の氷河から溶け出した融解水の川は、アマゾンの熱帯雨林を上回る勢いで二酸化炭素を吸収している。そんな驚きの調査結果が発表された。この発見は、二酸化炭素を巡る複雑なサイクルを理解する鍵となる可能性を秘めている。

<氷河の融解水が二酸化炭素を吸収するメカニズム>
二酸化炭素は水面を自由に漂い、水は温室効果ガスである二酸化炭素の吸収源にも排出源にもなりうる。

一般的な川では、生物が有機物を消費し、二酸化炭素(CO2)を排出する。人間が息を吐いてCO2を排出するのと同じだ。こうして川が究極の二酸化炭素供給源となるのは、川に大量のCO2が充満するせいで、川の水が大気中のCO2をそれ以上は溶解できなくなるからである。同じことが世界中の池や湖で発生し、温室効果ガスの発生源となる。

一方、氷河の融解水にはこうした生物の呼気が含まれないので、大気中の多くのCO2を溶解する。融解水が氷河川を流れる間に取り込んだ堆積物は、水中に溶けているCO2を吸収する。
(抜粋終わり)

(補足)
河川の他に海なども、CO2の吸収源にも排出源にもなる。CO2の吸収と排出のメカニズムは、気相と液相でのCO2濃度差(Driving force)、液相での溶解度、圧力などで決定される。気体(CO2を含め)の溶解度は温度の関数になり、高温になるほど溶解度は低下して、溶け込めないCO2は気相に排出される。

排ガス中のCO2を吸収液で吸収し、液中に吸収されたCO2を回収する場合、温度を上げたり低圧にするとCO2は気相中に放散される。これはCO2の捕獲、回収プロセスの作動原理となっている。

これと同じで、気温や海水温が上昇すると、CO2は海洋から大気に移行することになる。従って、CO2の濃度が高いので大気温が上昇するのではなく、温度が高くなるとCO2が放散されて大気中のCO2が増える。現在の温暖化で云われている因果関係は逆だと考えている。

気候は常に変動するものであり、複雑な自然現象と人為的な要素に影響される。影響を与えるパラメータとしては、太陽活動、黒点の動き、軌道、地軸の傾き、その他諸々の要素が考えられる。

現在の温暖化論(IPCCなどが展開する)は、気候という複雑な現象を、CO2と大気温との間に1対1の相関があるような、つまり、CO2(あるいはGHG)を唯一の温暖化の原因としてしており、到底科学的な議論をしているとは思えない。