親方日の丸を考えた

何がいやと云って、役人的対応が一番いやだ。
それを親方日の丸、といいます。

さて普段は穏健なフラさんがなぜこういう事をいいますか、というと・・・
今日、いつものように娘たちに荷物を送りに郵便局に行った。
今回は放射線被害の影響を考えて、地元産の野菜（根菜のみ）・果物を入れた。

すると窓口で断られた　
いわく、いつ到着するかわからないので、果物・野菜は受け付けない、と。
根菜だから４～５日は大丈夫ですよ、というと、いや１０日くらいはかかります、と。
あら、ではダメですね、と引き上げた　

すごすご帰って来ると、夫がそれなら民間の宅配便を使えという。
送り状がないというと、すぐに持って来てくれた。
え？こんなに早くどうしたの？というと、外に出たらちょうどその宅配会社の車が通りかかったので、止めて貰って来た、だと。もう～たまげたな～

そんなわけで、宅配会社に持ち込むと、１～２日遅れるかもしれないけれど大丈夫ですよ、との事。
あ～～これで安心した、というわけです　

郵パックの経営が危ないという。
さもありなん、民間とのこの違い・・・これこそ親方日の丸的体質です。
上から下まで、なんとかしようという気持ちがない、だからあとでクレームがつかないような対応をとる、だれも責任をとらなくていいマニュアルしか作らない。

今回の原発事故、処理の仕方も含めて、こういう体質がその原因のひとつになっているのではないか。
これはきっちり責任をとってもらいましょう。

それにしても、いつもは気分屋で自分の言う事は絶対だという夫にふり回されて大変なのだが、夫の動物的勘に助けられる事は多い。なんたって何でもござれのウエスタン野郎ですから。
四角四面に育った真面目人間は、いざという時には生きて行けないですね