甘口辛口食後録

ランチやカフェごはん、スイーツを中心に食したものの備忘録。
時に辛口コメントもありますが個人的主観ですのでご容赦を。

鎌倉「花鈴」

2014年11月30日 | 鎌倉

北鎌倉の甘味処「花鈴」(はなれい)





紅葉シーズン真っ只中。燃えるようなモミジ。





線路際の和風の一軒家です。古い建物ではないです。
奥にも席があるので、表から見たよりは多く収容できそうです。

南向きのカウンターだったので日差しがモロに当たり眩しかったです。





目の前を横須賀線の電車が見えます。





お団子が看板商品らしいですが、クリームあんみつをいただきました。





う~ん… まずい訳ではないのですが…

迷った末、正直に書かせてもらいます。
以下、久々にかなり辛口になりますので、不快に思われる方はスルーして下さい。

あまりにもプロ意識に欠けています。
寒天、アイス、餡は当然の具材として
缶詰の桜桃、みかん、赤いチェリー、傷む寸前のブヨブヨのキウイ、干し杏。

これではスーパーのパック詰めの安物のあんみつと変わりなし。

せめて季節のものを一種だけでも入れるという考えには及ばないのでしょうか。
例えば今の時期なら柿を一片入れるだけで全然印象が違ってくるのですよ。
他の季節ならイチゴとか巨峰とか梨とか。

これだけ平凡な当り前すぎる、どこででも食べられるあんみつを
鎌倉に来てまで食べたいとは思いません。





さらにダメ出しさせていただきますが
お茶ではなくてお水を出すという感覚もちょっとね…。
あんみつ、お汁粉、お団子、等 何にしても
和風の甘味にお水が合いますか?しかもこの寒い季節には尚更のこと。

予算的な理由なのだとしたら
10円でも20円でも商品に上乗せしてもいいから、或いは
お煎茶でなくてもいいから、せめてお番茶は出していただきたいです。

また、古都鎌倉の和風の甘味処で、BGMにモーツァルトのシンフォニーって
その感覚もどうしたものか…。クラシック好きな私でも違和感しきりです。

これらいずれも全てお客の立場に立ってない
素人が自宅を改装して趣味か片手間で始めた典型的な事例と思います。

接客は感じが良かったので(特におじさまは)
辛口の感想は言いたくないのですが、でもこれだけ色々目に付く事が多いと…

難しい事を要求している訳ではなく
上記どれも今すぐ簡単に実行できることばかりです。

絶対数が少ない地域だから黙っていてもお客が入るし
一見の観光客相手だから、これでもやっていけてるのでしょうが
お店の数が多い地域だったら確実に淘汰されるでしょうね。

気を悪くしたら申し訳ありません。
環境も良いし感じも良いのにもったいないと思うからです。
是非改善して頂ければと願います。