え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

九十九本目の生娘

2017年11月05日 | ホラー
1959年 日本(新東宝) 83分 ホラー/白黒
監督/曲谷守平 製作/大藏貢
出演/菅原文太、三原葉子、松浦浪路、五月藤江

(90点) 処女の血で刀打つ奇祭をめぐる新東宝伝説のエログロ映画

日本のチベットと呼ばれる岩手県の山村ではおとろしい儀式がいまだに行われていた。
それは10年に一度、処女の血で刀をこしらえ神社に奉納し、99本揃えると村は未来永劫安泰と言うもので、今年はまさにその99回目の祭りである。
しかしオババが誘拐してきた都会の女は処女じゃなかった。
こおなりゃオババの娘を血祭じゃ!
それは堪忍と、オババは人里に降りて警察署長の娘をかっさらうことに。
恋人の菅原文太たちはオババを追い、その真相を知ることになるのだ。


伝説のエログロ映画が上映されると言うので交通費2万かけて東京へ。
渋谷シネマヴェーラは初めて行ったので二時間迷ってようやくたどり着いた。何回か行ったことのあるライブハウスの近くだった。名前だけ知っているユーロスペースの四階なのね。
新東宝特集の最終日で祝日だったのでほぼ満員。
映画は意外とちゃんとした作りで、でもオババが面白くてわざわざ観に来た甲斐はあった。
残念ながらポスターやスチールにあった美女水車くくりつグルングルンなシーンはなかった。
でもまー面白かった。


(2017年11月3日渋谷シネマヴェーラにて1100円)


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