ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

ありがとう団十郎さん

2013-02-08 06:31:12 | Weblog
 3日に肺炎のため66歳で亡くなった歌舞伎俳優、市川団十郎さんの葬儀・告別式が6日、東京都目黒区青葉台の自宅で営まれ、尾上菊五郎(70)、坂東三津五郎(57)、松たか子(35)、小泉純一郎元首相(71)ら約400人が参列した。出棺の際には「成田屋!」の声が響きわたるなど、雪や雨交じりの悪天候の中、参列者は故人との最後の別れを惜しんだ。

 団十郎さんのひつぎには、市川家に代々伝わる歌舞伎十八番の演目で団十郎さんが得意とした「助六」の衣装、江戸紫の鉢巻き、「勧進帳」の巻物、数珠、好きだった天体観測の本、手ぬぐい、改装前の歌舞伎座の座席の布やじゅうたんの一部などが納められた。

 喪主を務めた長男の市川海老蔵(35)はあいさつで、団十郎さんが亡くなった当日の切迫した様子を明かした。海老蔵は3日午前11時ごろ、容体が急変したとの連絡を受けたという。普段看病していた妹で舞踏家の市川ぼたんが仕事で地方に出掛けていたため、何とか最後にぼたんに会わせようと「私、母、麻央などと共に必死に声をかけ、1時間心臓が動いておりました」と話した。ぼたんが駆けつけ「ありがとう。愛している」と語りかけ家族全員に見守られながら亡くなったという。海老蔵は闘病生活が過酷だったとしながらも「太陽のように優しい父でした」と、ひと言ひと言かみしめるように語った。聞き入っていた参列者からはすすり泣く声が漏れた。

 出棺の際には希実子夫人が位牌(いはい)にあたる霊爾(れいじ)を、遺影をぼたんが涙をこらえるような表情で持っていた。参列者の中からは「成田屋!」「十二代目!」などのかけ声のほか、「大成田!」の声も。団十郎さんを乗せた車は、降りしきる雨の中、静かに自宅を後にした。

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私は、団十郎の助六、勧進帳が好きでした。

滑舌はよくないと思うのですが、独特の声が好きでした。

存在感がありました。

歌舞伎を観るようになって、20年近くになりますが、見物を継続できたのも、団十郎がいたからこそであったと思います。

I pray his soul may rest in peace.
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