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つれづれなるままに。

ロシア紅茶の謎

2005年01月03日 | Book Review
ロシア紅茶の謎(有栖川有栖) 小説家有栖川有栖が犯罪社会学者火村英生とともに難事件に挑む短篇集。どことなくずれた推理をする語り手と名探偵、という二人の関係にどこかワトスンとホームズを連想させられる。もっとも、これは単に僕の知識が不足してるからであって、多分本当のミステリファンだったらより適当な例を挙げるのではないかと思うけれど。 本格トリックあり、にやりと笑えるユーモアありで読み応えがある。文 . . . 本文を読む