オードリー・ヘプバーンが64歳の若さで亡くなってから、もう15年の歳月が経った。
しかし、今でも時折あの妖精のような愛くるしい目に会いたくなって、DVDに閉じ込めてある彼女に降臨して貰うのである。
中でも「ティファニーで朝食を」で「ムーン・リバー」を歌うシーンが絶品
彼女は吹き替えを拒否して、この歌を何度も練習したのだそうだ。
<!-- ムーンリバー -->
「花は黙して語らず」という先人の教えがあるが、彼女の印象的な目は「黙しても語りかける力」を持った目である。
ベルギーのブリュッセルで生まれた彼女は、オランダの貴族の出である母親を持ち、父親はイギリス人、その高貴な血筋が彼女の人生を苦しめたのかも知れない。
喧嘩のたえない両親の離婚、結局父母の愛情には恵まれなかった。
女優になる前の苦労は並大抵ではなかったらしく、第二次世界大戦中はオランダのレジデンスの連絡役として活動していた。女優になってからもチョイ役ばかりで中々陽の目を見なかった。彼女をスターダムに押し上げた「ローマの休日」も初めはオーディションに落ちていたらしいのである。
その時の下積みの苦労が「ティファニーで朝食を」のヒロインに投影されていたらしく、どうしてもムーンリバーを私に歌わせてと懇願したらしい。まさに逆境が人を育てるのであろう。
そんなことを考えながら彼女が自ら歌うシーンを改めて観ると、やはり並々ならぬ魂が込められていることが判る。
今もって彼女の目の力、表現力を超える女優は私の中ではいないと思う。
晩年はユニセフ運動に力を注ぎ、世界中の恵まれない子供達の盾となった。
また「ジバンシー」の服をまとわせたら彼女の右に出る女性はいないと、半ば伝説化したのも記憶に新しいところである。
だから私のネクタイコレクションはジバンシーなんである。本文とは特に関係はないけど・・・・・。
それではそろそろ「ローマの休日」のアン王女にご登場いただきましょうか・・・・、読者の皆さんくれぐれも眩しすぎて目がつぶれないようにご注意下さい。
それでは Ladies and Gentleman Today's Guest Now ・・・・
あぁがばい綺麗かぁー
マザーテレサのように人類愛に満ちた方だと思います。
自分は自分の事だけで生きるのに精一杯で他人を思いやる気持ちを持てないのが恥ずかしいばかり。新聞紙上にも、そんなジコチューの輩満載で悲しくなります。昔は考えられない事件が毎日。そんな事にさえ慣らされる様な不安。
こんな時は胸が厚くなるこんな映画を観るのがいいですね。ローマの休日の中の生き生きしたオードリーに出会えば生きる楽しみもドキドキも夢も見れそうです。久しぶりに有難う。♪(*'-^)-☆
それで 映画館の復活を望んでる市民も多いと思うのですが今はお家や衛星放送で楽しめる時代で経営も大変だと思われます。
そこでご紹介なんです。小さい場所でも楽しめる。観たことない映画がある。いつでもどこでも。
と言うわけで幸い武雄温泉通りは空き店舗ありますし駐車場問題が解決すればいい訳ですね。
市役所の議場なんかもいいですね♪って。ひとり考えております。一番は観光客が楽しめるように
あの温泉通りの武雄温泉に近い場所にあること。
そんな移動映画館を仕事にしてらっしゃる方がいらっしゃるのですよ。二年前にも山閑人で上映しました。イギリスのクレイアニメーションを放映でしたがありとあらゆる観たことない映画が沢山です。この企画通れば週末だけの映画館とか武雄にも出来そう。リラックス出来る椅子と場所があれば可能ですから。(^-^)/
映画館の話もいいアイデアですね。映画は文化の成熟度を測るバロメーターだと思います。
家庭のテレビではなく、暗い館内で大きなスクリーンで観るのが本当の映画なんですね。
ママさんのアイデア色んな方に持ちかけてみましょうね。有難うございました。