風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

全盲のピアニスト辻井伸行

2009年06月09日 23時10分21秒 | 風竿の音楽夜話

どうして涙が出るのか・・・・・。 

こんなに疲れきったボロ雑巾のような 初老のおじさんが・・・・

場末の焼き鳥やさんで演歌を聞きながら焼酎のお湯割りを呑んでる無法松が・・・

 

生まれつき光を失っていた彼の大切な、大切すぎる視力

しかし、人は一つの機能を失えばほかの感性が強められるという

それは本当で本当の本当だと 判りました。

辻井伸行さん 二十歳、素晴らしい演奏家

4,年に一度開かれている超難関の国際ピアノコンテスト「第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクール」で最終選考151人の頂点に

<!-- ショパンの子守唄 天才ピアニスト辻井伸行 -->

実は比べること自体ナンセンスなのですが、僕も素人のピアニスト・・・・といってもポップスの歌付きバラード専門なんですが、それでも間違えたり、音を外したりはしょっちゅうです。

辻井さんは3歳のときに母親に玩具のピアノで『ジングル・ベル』を弾いてみせたというから、神に選ばれし人なのかも。

幼いときに父親から隅田川に連れて行って貰った記憶を頼りに作曲したという『川のささやき』という曲も聴いてみて下さい。

彼は確かに目は見えないのですが、川からの魂のコンタクトはちゃんと感じ取っておられるみたいです。彼には川がはっきりと見えてるとしか思えない。

 <!-- 「川のささやき」 辻井伸行のオリジナル -->

 人間って潜在能力の5%くらいしか使わずに死んでいくそうですが、あなたや私も自分の可能性を信じて何かに挑戦してみましょうか・・・・

もう手遅れかなぁ・・・・。 そんなこたぁない。僕も去年の8月からのピアノなんですから・・・。 本気で取り組むか否かの差で 大きな差がでる

クラシックは到底無理のようですので、僕が弾けるのはこんな曲

それではビートルズ「Let it be」を神の御心のままに・・・・ 


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12 コメント

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私も (ただの人)
2009-06-10 03:53:48
新聞で読んで素晴らしいなあって思っていた所でした。
全盲と言うハンデを取り除いて聞いても素晴らしい演奏だったそうです。
いえいえ、全盲だと言う事を感じさせない素晴らしさだったとありました。
こちらで聞かせて頂けて感謝です。
人は凄い未知の可能性の塊ですね。
ママさま (風竿)
2009-06-10 09:37:09
コンクールは全盲というハンディは何のプラスにもなりません。演奏家としてのレベルが問われるのみ、質・演奏力・表現力のみの厳しいセレクション。全世界から151名の頂点ですからね。凄いというよりありません。とりわけご両親がえらいですね。
Unknown (マサキ@ハイツ)
2009-06-10 11:39:58
神様はきっと、全ての者にキラリと輝く何かを平等に与えてくれているんですよね。
視覚は奪われてしまったから、耳や指先には最上級の愛情を神が注いでくれたのだと思います。
ただ、その事に本人や家族が気付いて努力を重ねた事こそが、この栄誉を導いたのは間違いないと思います。
きっと本人は「ハンディ」だとは思ってないかも知れないし、その事を言い訳にしたりもしないんでしょうね。
テレビを見ていて、そんな風に尊敬しました。
正木支配人さま (風竿)
2009-06-10 12:35:39
僕はあんまりテレビを見ないのですが、彼が演奏する所をたまたま見たのでした。こんなお人が居るんだね!五体満足のわたし大いに啓発されています。もっと頑張っていかねばって
Unknown (みずぽん)
2009-06-10 12:57:38
「演奏が終わって、会場の皆さんのスタンディングオベーションがとても嬉しかったです」と言われたシーンを見て、あぁ辻井さんは客席の動きもちゃんと感じ取っておられるんだなって思いました。

世間一般的には全盲って言葉が、この受賞の素晴らしさに拍車をかけてしまっているのだろうけれど・・
これって純粋に本当にすごいことなんですよね、きっと。
辻井さんのWebSiteに、全盲って文字が書かれていないのが、その証かな。。

はて。。私の中に眠っている才能は・・いったいなんだろう???・・と、お布団の上でちょっとでんぐり返りをしてみた昨夜なのでありました。
夕べは (ただの人)
2009-06-10 13:27:32
NHKの爆笑学問で 東京大学で障害学を教えていらっしゃる全盲全ろうの福島智さんが登場されていましたが、深く考えさせられる内容でした。私もテレビの声は聞こえないのでたまに流れるテロップから想像するのみなのですが。集団の中にいて孤独と言うのはとても理解できます。教授は宇宙空間にいるようだと表現されましたね。
その中で『何故生きているのか』との問答がありました。
私も答えに窮しましたが…。私が思う事は全ての存在の素晴らしさを知る為にだと感じます。
だからこんな素晴らしい演奏を目の当たりにすると感動がわきあがるのだと思うんですね。どんな人にもその存在価値があって人は生きて行く中でそれを知るのだと思うんですね。知ると言うことがつまりは生きる事なのかなと 私なりの考えではありますけれど感じた次第です。世の中には感動に溢れる事が沢山で素晴らしいですね。
To my dear Mizzy ()
2009-06-10 19:50:46
才能豊かなMizzyさんが放浪記ですらやらなくなった「でんぐりがえし」をなさるなどとは・・・。
絵も語学も社会活動も素晴らしい能力を発揮されているではありませんか。
しかも掘り下げ方が深い・・・・。
辻井君のためには全盲を削除して評価するべきなのでしょうが、彼は体にハンディを持つ人の勇気のために神が遣わされたのだと思いますね。そしてその役割を演じ続けていかれることでしょう。
神に選ばれし人なのですからね。大変ではありましょうが・・・。
その意味でも頑張れと励まさねばと思わされます。レスに感謝てせす。
ママさま ()
2009-06-10 20:00:02
知る=天から与えられた使命を知るということで、森信三先生は35歳遅くとも40歳までには、自分が生まれてきた意味《人としての役割》に気付きなさいと言っておられます。
ママさんも聴力がご不自由なのですが、しかしその分直感と感性が人より数段優れておいでです。
苦労を積み重ねたお方が引き換えに人の心の傷みの判る人情の機微に精通した優しいお人になられるのと同じです。
失った分だけ、捨てた分だけ与えられるということでしょうか。
         深いコメントに感謝
木下航志君 (山光)
2009-06-10 20:28:04
ああー
木下航志君を思い出しました
彼は和製スティービーワンダーと呼ばれてました
クラプトンからも競演のオファーがあったそうです
彼が中学生の時、INPUTで録音、CDを
作った事があります。

その時は本当に「腰が抜ける程ビックリ」したのを覚えてます

その後数回コンサートの音響もやりましたが
皆さんびっくりされてました

しばらく経ってからNHKで彼の特集があってましたが、声変わりしていて彼も悩んでいる様でした。
今動画を見ました、活躍していて良かったです。
山光さま ()
2009-06-10 22:32:04
そうなのですか。佐賀県のご出身なのですか?
全然知りませんでした。
ヴォーカルちょっと粗いけど、凄いですね。
宣言!私もちょっとピアノ真面目にやります。

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