映画 『ブルース・ブラザース』 と 『ブルース・ブラザース2000』 のDVDをHMVのクリアランスセールで先月購入した。未開封新品で税込み各980円(!)という驚きの値段。しかもダブルスタンプデーでの購入だったので実質さらに10%ポイント値引きという超お買い得アイテムでありました(笑)。両作品とも、ビデオ化された際に購入しているのですでに手元には持っていたのですが、これだけ安いなら買い替えも必至と判断しての再投資です。ビデオと単純比較しても映像のクリアさ、音質アップ(※英語5.1chサラウンド収録!)、さらにメイキング映像もボーナス収録されているとあっては、こりゃあもう買い替えるしかないでしょう!!値段も値段ですしね、昔買ったビデオ版の方が数倍値段も高かったような記憶が(苦笑)、なんだかなあ~。
前作 『ブルース・ブラザース』 と続編 『ブルース・ブラザース2000』 を比べることにあまり意味はないと思いますが、明らかに前作を意識した続編制作、というか前作と同じ共演者による完全なパロディ映画になってますよね、コレ。映画にかけられた予算はたぶん続編の方が何倍も高かったはずだと想像できますが、完成度から云えば比較にならないほど第一作目の方が上ですよね(笑)。続編との決定的な違いは、主役の故ジョン・ベルーシの不在ですが、やはり彼のキャラクターというのはどんなにお金を積んでキャスティングを豪華にしても、ほかには変えられない強烈な個性であったことが映画を続けて観ることによって、よおく判りました。続編に一番足りなかったのは、ジョン・ベルーシの灰汁のあるブラック・ユーモアだったと思いますし。ダン・エイクロイドのコミカルでシュールな笑いも必須条件でありますが、両方が混じることによって発生する化学反応的な笑いが 『ブルース・ブラザース2000』 の方には足りなかったと思います。といっても故人を蘇らせることは出来ませんので、あくまで無いものねだりに過ぎないのですが(笑)。
豪華出演陣という点でみれば、続編の方の圧勝です。映画公開当時にもものすごく話題になりましたが、ブルース・ブラザースとコンテストで競う対バンのルイジアナ・ゲイター・ボーイズのバンド構成メンバーのスゴイ(!)ことといったら、筆舌に尽くし難いものがあります。今観てもよくこれだけ集められたな~というのが実感です。バンマスのB.B.キングを始めとして、ギターにボ・ディドリーとエリック・クラプトン、ジミー・ヴォーン、キーボードにはスティーヴ・ウィンウッドにビリー・プレストン、ドクター・ジョン、ドラムはジャック・ディジョネット、さらにバッキング・ヴォーカルにはココ・テイラーといった超が付くぐらいの豪華布陣で、このほかにも目一杯の有名ミュージシャンが多数参加しておりました!!あとは皆さん、DVDで観直して各自で発見してみて下さい(笑)。意外なところに意外な人が出演しておりますよね。今回、僕もタジ・マハールが守衛役の一人として出演していたのにはじめて気が付きました(笑)。
◎映画 『ブルース・ブラザース』 (1980年公開)本編約148分
DVD特典映像:メイキング(約56分収録)、オリジナル劇場予告編
◎映画 『ブルース・ブラザース2000』 (1998年公開)本編約124分
DVD特典映像:メイキング・ドキュメンタリー(約24分収録)、オリジナル劇場予告編
プロダクション・フォト、ポスター・キャンペーン、※日本語吹き替え版も収録
私も1作目のバカばかしさが好きでしたね2作目は・・・?
コメント、どうもありがとうございます♪
そうですか、他所のブログでもBBの話題が出ておりましたか!!
こりゃあブルースブラザース再評価の日も近い、かな?(笑)
そういえば、大阪のUSJで「ブルース・ブラザース・ショウ」なるものが
連日行われているそーです(苦笑)
僕はロサンゼルスの本場ユニバーサルスタジオでは彼らのそっくりさんのショウを
観て参りましたが、日本でもやってたんですね。
失笑を買わないステージであればいいんですけど、恐いものみたさで
なんだかUSJに行きたくなって来てしまいました(笑)
1.アレサ・フランクリン
この人は掃除婦役にピッタリ。歌わなくても黙って掃除しているだけで、本職のそれに合っています。
2.シカゴの町:
この映画に出てくるのはシカゴでもどうしようもないところ(でもよくある所です。)をわざと多く取り上げいますが、そこが面白い。ブルースはきれいな田園調布やビバリー・ヒルズよりもシカゴのサウスサイドの汚い所の方が似合う。
3.カー・チェイスで鉄道の踏み切り待ちのすっ飛び:
車を何台も運ぶフリート・トラックを滑走路代わりにして車が宙を飛んで踏み切りの向こう側に行く発想。これって面白そうですね。
この手のトラックの空車を見るたびに、やってみたい衝動に駆られます。
4.黒のネクタイ、サングラス、帽子、スーツ:
これはあちこちに結構影響与えてます。プレスリーやビートルズ同様定着しそう。黒の帽子とサングラスをしなければ葬式用ですが....。プリティ・シングズの1999年のリユニオン・ツァーのパンフではメンバー全員が着用してました。しかしギターのディック・テイラーだけがサンダルを履いているのがそれでキマリ。
ブルースブラザースのサントラもイイですよね!!
故ジョンベルーシ抜きの再結成BBのライブ盤も何枚かリリースされておりますが、
実弟ジェームス・ベルーシ参加のライブ盤も出ていましたよね。
同じ兄弟でもあれだけクレイジーなステージパフォーマンスの再現は
ちょっと無理なんじゃないかな~(笑)
Gravenitesさん>
1作目のファンであれば、続編も絶対に観て下さいね(笑)
というか、1作目の面白さが理解できない方は
続編の作り込みのスゴさがたぶん判らないと思いますから!!
この映画の面白いところに対するコメントですが、
1.アレサ・フランクリン:
続編では高級外車のディーラーの女社長として登場します。
前作と比較して、体型がジャヴァ・ダ・ハット化した
アレサ・フランクリンには驚きましたが(苦笑)。
2.シカゴの町:
ストリートミュージシャン役でちょこっとだけ出ていた
ジョン・リー・フッカーの「BOOM BOOM」サイコーでしたね!!
あれぞブルース!といった感じで、僕の好きな場面のひとつであります。
町中の雑踏の表現もリアルでこの映画の重要なキーワードを形成していると思います。
3.カーチェイス:
続編でも前作以上のカーチェイスが行われております(笑)
続編のメイキング映像の中で、このカーチェイスのシーンが
どのように撮影されたのか記録が収められておりますので必見です!!
4.黒装束(笑):
これはもはや現代アメリカを象徴する定番化したファッション・スタイルで、
映画『メン・イン・ブラック』は完全なパクリだと思いますね、いい意味で(笑)
でも、続編を観ていて思ったのですが、あの黒スーツ姿を完璧に着こなすのは
結構難しいんだと思います。どうしても馴染むまで違和感が出てしまいますので、
あれだけ完璧に着こなしていたジェイクとエルウッドには今さらながら脱帽ですね。
私は特に合唱隊がゴスペル歌ってるところが気にってます。
それにしても、向こうの年配の方々はなんであんなにパフォーマンスが似合うんでしょうかね?日本人がやるときっと浮いてしまうと思うのだけど。
盆踊りが日本人にしっくりくるのと一緒かな(^^ゞ
コメントどうもありがとうございました!!
たしかに黒人と日本人との違いは、
生まれながらのリズム感の違いと原色の洋服が似合うかどうかの違いが
一番の違いだと思いますね。身体の動き方が全然違いますから(笑)
ただ、反対に欧米人から見たら日本人が踊る阿波踊りを見たら、
いやあ~ネイティブなジパングはリズム感が違うのお~♪
と逆に感心されているかもしれませんがね(苦笑)。
BB、本当に面白いですよね。私はUSJのショーを観て興味を持った人間なので、
「ショーで使われてる曲が流れたら良いなぁ~」くらいの
軽い気持ちでDVDを観たのですが、自分でも驚くくらい
どっぷり本家BBにハマってしまいました(苦笑)
ブルースブラザーズはジェイクとエルウッドが2人揃って
こそのモノ。
『ブルースブラザース2000』を観て、ジョン・ベルーシの
存在の大きさが分かりました。
ちなみにUSJのBBショーですが、ウォーターワールドetcのショーと違って
純粋に映画BBが好きな方が楽しみに来られているようですよ(^^)
それではお邪魔いたしました~。
こちらこそ、TB&コメントどうもありがとうございました!!
映画ファンに支持されているBBショウですかー、
こりゃあ一度、USJにも偵察にいかないといけませんな(笑)
映画『ブルースブラザース』を観て、両手の指にJAKEとELWOODと
黒マジックでアルファベットを書きたくなったのは、僕だけではないと思います、きっと(笑)
一方で、お抱えの運転手に給料不払いで、訴えられており、これは「不渡り(不払い)の女王」でして、評判芳しくありません。
以上三面記事でした。