廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★VELVET UNDERGROUND 「BOSTON TEA PARTY 1969」

2007年09月10日 | LOU REED
 
買おうかどうしようか散々迷った挙句に購入したのが、今年7月にスコーピオから発売されたヴェルヴェット・アンダーグラウンドのライブCD 『BOSTON TEA PARTY 1969』 でした。とりあえず発売開始時にはスルーしておりましたが、ハリーさんのブログ を読んだ後に、なぜか無性に聴いてみたくなり思わず通販で衝動買いしてしまいました。あ、先にご紹介したジミヘンの新作CDと同時注文して送料をタダにしたかったという狙いもあったんですけどね(苦笑)。こちらはプレスCD4枚組で税込価格5800円でした。特製ブックレットなど、とくに何も付いておらずスリップケースに入ったプラケのみという至ってシンプルな仕様でしたけど、CD4枚組でこの価格であれば文句などありません。随分とお買い得でしたね。

収録されている音源はすべて1969年のもので、順に1月10日、3月13日(あ、ウチの親父の誕生日だ!)、3月15日、7月11日の4公演の高音質オーディエンス音源が完全収録されております。この日付をみて「あ!」と思われた方はかなりのVU通ですね。そうです、このうち3月15日は 『THE LEGENDALY GUITAR AMP TAPES』 として超有名な音源で、本作に収録された音源もほとんどヴォーカルが聞き取れない既発盤同様のものでした。現存する最良のマスター・テープからピッチ修正等、丁寧にリマスターされた完全版での収録と謳われているとおり、音質は過去最高(または同等)でこれならば持っていても損はないアイテムです。

僕は前出の 『THE LEGENDALY GUITAR AMP TAPES』 の時も、散々迷った挙句に結局スルーしていたので重複音源もなく、個人的にはよい買い物が出来たと喜んでおります。これもすべてハリーさんのブート・レビューのおかげでございます。たまには購入を迷って時間を置いてから買うというのもイイもんです(苦笑)。

週末にVUの音楽にドップリと浸かりたい!というナイスな紳士には最適の4枚組でしょうね。とにかくド迫力のVUサウンドを心ゆくまで堪能したいという方、本作は必聴ですよ!!オススメです!!


◎VELVET UNDERGROUND 『BOSTON TEA PARTY 1969』 (SCORPIO, 1969-1/2/3/4)

DISC.1: JANUARY 10, 1969
01. Heroin
02. I'm Set Free
03. Run Run Run
04. Waiting For The Man
05. What Goes On
06. I Can't Stand It
07. Candy Says
08. Beginning To See The Light
09. White Light White Heat
10. Pale Blue Eyes
11. Sister Ray

DISC.2: MARCH 13, 1969
01. Move Right In* (JANUARY 10, 1969)
02. Heroin
03. Candy Says
04. Ferryboat Bill
05. Waiting For The Man
06. I'm Set Free
07. What Goes On
08. I Can't Stand It
09. Beginning To See The Light
10. Story Of My Life
11. White Light White Heat
12. Jesus
13. Sister Ray

DISC.3: MARCH 15, 1969
01. I Can't Stand It
02. Waiting For The Man
03. Ferryboat Bill
04. I'm Set Free
05. What Goes On
06. White Light White Heat
07. Beginning To See The Light
08. Jesus
09. Heroin
10. Sister Ray

DISC.4: JULY 11, 1969
01. Waiting For The Man
02. Jesus
03. Run Run Run
04. I'm Set Free
05. White Light White Heat
06. Candy Says
07. Pale Blue Eyes
08. Beginning To See The Light
09. Sister Ray
10. Candy Says** (March 15, 1969)


Lou Reed - Guitar, Vocals
Sterling Morrison - Guitar, Vocal
Doug Yule - Bass, Organ, Vocals
Maureen MOE Tucker - Drums, Vocals






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