教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

ベルリン・天使の詩

2005-12-23 12:34:30 | 学びの時空
ベルリンを1人で歩き回った。
1日という制約があったので、
駆け抜けた感じだ。
冬という時期はあっという間に
夜が訪れる。

戦勝記念塔ジーゲスゾイレに
着いたときは写真のように真っ暗。
まだ17時過ぎたばかりだというのに。
もっとも日本もこの時期そうか。

ここからブランデンブルグ門まで
20分くらいかけて歩いた。

89年ベルリンの壁が崩れるまでは
ほとんど人通りのないこの道を
ブランデンブルグ門まで歩けたのだろうか。

いずれにしてもこの戦勝記念塔。
天使が羽を休めた場所だ。
虚時空と場所の違いが映画になっている。

もっとも日本のアニメでは
ここらへんには「天使の羽根」という
テロリストが登場することになっているが。

そしてモーツアルトも晩年2ヶ月ほど
ベルリンを訪れた。
ブランデンブルグ門は完成していなかった時期だ。
おそらくここを通っているはずだ。

歴史のレイアーが虚時空を作る。
このレイアーは時代順ではなく
フロイトの自我構造に合わせて
並べ替えると、
天使が見た醜悪で魅力的な「人間」が
現れる。

アートが創るベルリン都市。
おぞましさと魅惑。
都市の学びの発想。なんとか形にしたい。

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