エスペラントな日々

エスペラントを学び始めて27年目である。この言葉をめぐる日常些事、学習や読書、海外旅行や国際交流等々について記す。

ベトナムのニャーさん

2005-05-16 | エスペラントな今日
 昨日はKYさん夫婦と娘さんといっしょに、日本に来たばかりのニャーさんの家に行って来ました。
 彼女に初めて会ったのは、1999年8月にベトナムの首都ハノイで行われたアジアエスペラント大会だった。ある半日遠足に参加した時、参加者が6人なのに案内の若い人たちが5人も一緒に来た。彼らが底抜けに明るく騒々しい。中に一人とりわけ大はしゃぎしている女の子がいた。これがニャーさんだった。その時はエスペラントを始めて3か月程度の学生だった。
 その後2001年にも、ハノイで会った。私はすぐには気づかなかったが、彼女が私を覚えていた。若い人はエスペラントの習得も早い。彼女は次第にハノイの青年エスペラント運動の中心的な存在になっていった。
 2003年にはKYさんの招きで来日し、2004年に北京で行われた世界大会でも会った。
 その彼女が最近日本に住むことになった。今年の初めに結婚したのだが、その彼が日本に留学していて、一緒に住むためである。
 彼女はベトナムの食材をかなり持ってきたようだった。揚げ春巻き、生春巻き、ゆでた野菜のサラダ、ビーフンのスープ、蓮の実のデザートなどで歓待してくれた。料理が上手な人だ。薄味でスープがとても美味しい。
 我々と彼女はエスペラントで話すのだが、彼の方はエスペラントが分からない。彼は日本ですでに2年生活しているから日本語がかなり出来る。したがって日本語で話すと、彼女が分からない。夫婦ではもちろんベトナム語である。
 彼の日本語はまだ心許なくて、時々理解できない時には、KYさんの娘さんが英語で説明する。ややこしいようだが、これで案外スムーズに会話が弾んだ。
 彼女はこれから数年間滞在することになる。あちこちの集会や大会で見かけると思う。

   写真はハノイ近郊のブットタップ寺(1999年)
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3 コメント

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拝見しました (minmin)
2005-05-16 13:23:32
エスペラント界の話題、参考になりました。

みなさん、エスペラントがぺらぺらなんですねえ。

世界も広がることでしょう。



語学は苦手意識があって、どうも・・・

そのうち、刺激を受けて勉強できればと

思いますが、まだ、時間のゆとりがありません。

いつか、そのうちに・・・。



minminさん (esperakira)
2005-05-16 22:47:16
ご訪問ありがとうございます。私も「いつか、そのうちに」と思っているうちに50の坂を越えてしまい、若いうちにやっとけばよかった、なんて思っています。語学は私も苦手です。エスペラント以外は、英語も全くダメです。
語学 (lignponto)
2005-05-18 10:53:07
語学は、自分の興味のあるところからとか、できそうなところからやるといいですよ。一日10分でも一年続けば6時間強勉強した事になります。忘れたらまた覚えればいいんですよ。是非試してください。

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