25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

タモリと戦後ニッポン

2015年11月26日 | 文学 思想

   銀杏が売られていたので、炒って食べようと思い、次に魚のコーナーにいくと「メヒカリ」の生があった。う~ん、これに塩して天日干しにしようと思い、かごに入れた。すると隣に、赤イカの赤ちゃんがあり、これはやわらく、炒めても、天ぷらにしげも美味しいのを与太呂で知ったので、これもかごに入れた。

  からすみは毎日楽しみにして食べていたが、全部食べきってしまった。さて、赤イカをどう料理しようかと思案したが、結局、豆致とにんにくで炒め、紹興酒をちょっとkれて、ネギでもふろうと思った。ウチの場合、自分流で食べたい場合は自分で作るのが習わしとなっている。

  ずいぶんと冷え込んできた。

  「赤坂真里」の「愛と暴力の戦後史」を読んだので、今は、近藤正高の「タモリと戦後ニッポン」(講談社現代新書)を読んでいる。

   戦後、あの戦争に熱狂した複雑な思いで黙りこんでしまった日本人と、複雑を思いをもっていた天皇の思いが合致した。天皇は戦争犯罪人であることは確かなこととして、それを踏まえたうえで、卓見を赤坂は書いた。

  一方「タモリと戦後ニッポン」は新感覚の現代史を書いているが、いまのところ、まだピンと来ない。タモリの真面目さと堂々とした居候振りや山下洋輔や赤塚不二夫の前時代的な振る舞いがでてくるだけである。まだ、戦後ニッポンとの関係は3分の2を読んでもでてこない。

  と言うわけで、今晩はそれを読み終えるつもりだ。

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