女医EMIのJOY HAPPY LIFE

旅行・映画・イベントなどとにかく遊びが(遊びも)好きな毒舌ママ女医EMIが楽しくすごす毎日のエッセイ。株もはじめました

「そのときは彼によろしく 」試写会

2007-05-16 17:14:09 | Weblog
昨日は、小学館プレゼンツで「そのときは彼によろしく 」試写会@中野サンプラザ、に、いつものTangoと行って来ました。
http://www.sonokare.com/

長澤まさみ&山田孝之&塚本高史 主演、市川拓司原作、平川雄一郎監督。

子供の頃のヤクソクだった夢を叶え、水草の店「Trash」を開店した智史(サトシ)のもとに、店が雑誌に載ったのをきっかけに、トップモデルになった幼馴染の花梨(カリン) がやってくる。花梨は病気を抱えつつも初恋の相手だった智史に近づく。もう一人の幼馴染の佑司(ユウジ)の手がかりを得て、2人で会いに行くと、事故で気管切開され人工呼吸器につながれていた。残されたわずかな時間を、みながお互いを想い、眠りについていく。ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、互いを思う気持ちで一人が誰かの眠りを覚まし、また別の一人が他の誰かの眠りを覚ましていく。

キレイな映画でした。主人公が13年前に小児期をすごした田舎も、すごく美しい所でした。オニバース(?)という50年に1回目を出すかわからない種とか、いろんな設定がよかった。花梨がもともとソファで寝ることが多い理由とかも。「Trash」も大事な好きなもの(アクアプランツ)を売る店にしては変な名前だと思ったけど、花梨の好きだった「フランダースの犬」のパトラッシュからつけた名前なのかな、とか思ってみました。いろんな場面で「ここでつながるんだ」っていうのがありました。子役もうまかった。エンディングの柴咲コウの「プリズム」はタイトルも、映画に出てくるプリズムからきているようで、リリックにもオニバースの種が何とか、っていう部分がありました。映画のために作った曲のようです。

原作とはエンディングが違うらしいのですが、原作を読んでませんが、ラストもよかったです。智史のお父さんが「この世界には、物理学の教科書にも載ってない強い力がひとつある。君たちはそういう目に見えない力でひかれあってつながってるのかもしれないね」という内容のことを言ったのが、何だかステキでした。

ちょっと泣ける、いい映画でした。ちなみに、、、この日、いらないビールをTangoにあげようと思って持って行ったら、、、今日は腕が筋肉痛です(笑)