本年マジレヴュー?第1弾です。
Holdsworth先生の大ヒットミニアルバムです。
'83年10月リリースですが、レコーディング時期はおそらく同年初頭といったとこでしょうか。
・・よく分からないんですよね。
皆さんご周知のことでしょうが、以前から熱烈なファンだったらしいEddie VanHalenの口添えで、WarnerBros.からディールを得てリリースとなり、グラミー賞ロック・インストゥルメンタル部門ノミネートの快挙を成し遂げたという伝説をも生み出した一枚でした。
レコーディングのパーソネルは、
Allan Holdsworth(g)
Jeff Berlin(b)
Chad Wackerman(d)
の超絶トリオ主体で、
VoにJack Bruce、Paul Williams他が参加しています。
プロデュースはVanHalenでもおなじみのTed Templemenが担当しました。
いい仕事ぶりじゃないのと思うんですが、先生はあまり御気に召さなかったみたいで、この盤の音源は後になっても自身ではあえて評価されてませんね。
#1.Three Sheets To The Wind (邦題「風に舞うシーツ」):
この盤から先生に関わった方は、いきなり戸惑ったんではなかったでしょうか。
一瞬‘シンセかな?’なんてね。
でも、Gソロ的には一番おいしい展開だし、挨拶代わりにはもってこいの曲かもしれません。
#2.Road Games:
この曲のみ、VoでPaulが参加してます。
ハードな音ですが、オーバードライブを軽くかけハーモナイザーで厚くした感じですね。
・・音が輪郭保ってるので、歪み系は強めには使ってないようです。
ライブでは1ftをVoにミュートしてもらい、両手タッピングで弾いてましたね。
Voもi.o.u.に比べるとかなり控えめな感じですね。
GがドライブしまくりなのはTedの好みなのかな?
#3.Water On The Brain-Pt.Ⅱ:
珍しくⅡ-Ⅴのコードシークエンスがずっと続く展開のインストです。
目玉はJeffの超強力なベースソロ!
この人は和音の使い方が尋常ではありません。
あと目立たないけど、曲構成がしっかりしているのはChadの効果的なドラムワークだと思います。
この曲どうしてPt.Ⅱなの?・・と思ってましたが、最近ブートで仕入れた‘Original i.o.u. Live Tracks’('82年の音源)に元曲(Pt.Ⅰ)が入ってました。
Vo入りのアレンジで、ベースソロもなく、Shallow Seaの前半みたいな冗長気味のGソロが延々続くバージョンで、8分くらいのしんどいアレンジなんで、Pt.Ⅱがずっといいと思いました。
#4.Tokyo Dream:
後日、For Japan Onlyで再録が出ましたが、個人的にはこちらの方が好きです。
バッキングの更にバックでキャンキャンいってるのは多分Gで、2本以上深くリバーブかけてオーバーダブしてるんじゃないでしょうか。
Gソロバックでも、多分ボリューム奏法使ってゲートリバーブを軽くかませたコード弾きをずっとやってますね・・シンセの音ではなさそうです。
後日、このパターンはすべてSynthaxeで楽にできるようになり、先生もやりまくってますね。
・・なるほど、この時に出来たアイデアだったのですね。
#5.Was There?:
この曲はライブでもよくやってますよね。JackのVoです。
Gソロの出だしがVanHalenみたいでおもしろい!ハードなグリッサンドなんかも・・多分シャレでしょうね。(笑)
先生がこの盤で1曲のみロックマン(BostonのTom Shultzが開発したエフェクター内臓のプリアンプ)使ってるといってたのは、多分この曲じゃないのかな。
・・ちょっと自信ないですがシャレにはピッタリだし・・。
#6.Material Real:
同じくJackのVo曲・・でもPaulの方がこの曲には合ってるような気がします。Jackは声が丸いんですよね。
・・もちょっとエッジがほしいな。
曲の構成がはっきりしてるので、ライブでも受けそうですよね。
まあ、なんだかんだ言いながらカッコいいギターだけでなく、超すごいB&Dの参加というのがこの盤の一番の魅力じゃないですかね。
おそらくWarnerBros.にはアウトテイクがまだあるはずなんで、ボーナス付きでリマスター盤を正規に出してほしいです。
そう願ってるのは私一人ではないですよね!
Holdsworth先生の大ヒットミニアルバムです。
'83年10月リリースですが、レコーディング時期はおそらく同年初頭といったとこでしょうか。
・・よく分からないんですよね。
皆さんご周知のことでしょうが、以前から熱烈なファンだったらしいEddie VanHalenの口添えで、WarnerBros.からディールを得てリリースとなり、グラミー賞ロック・インストゥルメンタル部門ノミネートの快挙を成し遂げたという伝説をも生み出した一枚でした。
レコーディングのパーソネルは、
Allan Holdsworth(g)
Jeff Berlin(b)
Chad Wackerman(d)
の超絶トリオ主体で、
VoにJack Bruce、Paul Williams他が参加しています。
プロデュースはVanHalenでもおなじみのTed Templemenが担当しました。
いい仕事ぶりじゃないのと思うんですが、先生はあまり御気に召さなかったみたいで、この盤の音源は後になっても自身ではあえて評価されてませんね。
#1.Three Sheets To The Wind (邦題「風に舞うシーツ」):
この盤から先生に関わった方は、いきなり戸惑ったんではなかったでしょうか。
一瞬‘シンセかな?’なんてね。
でも、Gソロ的には一番おいしい展開だし、挨拶代わりにはもってこいの曲かもしれません。
#2.Road Games:
この曲のみ、VoでPaulが参加してます。
ハードな音ですが、オーバードライブを軽くかけハーモナイザーで厚くした感じですね。
・・音が輪郭保ってるので、歪み系は強めには使ってないようです。
ライブでは1ftをVoにミュートしてもらい、両手タッピングで弾いてましたね。
Voもi.o.u.に比べるとかなり控えめな感じですね。
GがドライブしまくりなのはTedの好みなのかな?
#3.Water On The Brain-Pt.Ⅱ:
珍しくⅡ-Ⅴのコードシークエンスがずっと続く展開のインストです。
目玉はJeffの超強力なベースソロ!
この人は和音の使い方が尋常ではありません。
あと目立たないけど、曲構成がしっかりしているのはChadの効果的なドラムワークだと思います。
この曲どうしてPt.Ⅱなの?・・と思ってましたが、最近ブートで仕入れた‘Original i.o.u. Live Tracks’('82年の音源)に元曲(Pt.Ⅰ)が入ってました。
Vo入りのアレンジで、ベースソロもなく、Shallow Seaの前半みたいな冗長気味のGソロが延々続くバージョンで、8分くらいのしんどいアレンジなんで、Pt.Ⅱがずっといいと思いました。
#4.Tokyo Dream:
後日、For Japan Onlyで再録が出ましたが、個人的にはこちらの方が好きです。
バッキングの更にバックでキャンキャンいってるのは多分Gで、2本以上深くリバーブかけてオーバーダブしてるんじゃないでしょうか。
Gソロバックでも、多分ボリューム奏法使ってゲートリバーブを軽くかませたコード弾きをずっとやってますね・・シンセの音ではなさそうです。
後日、このパターンはすべてSynthaxeで楽にできるようになり、先生もやりまくってますね。
・・なるほど、この時に出来たアイデアだったのですね。
#5.Was There?:
この曲はライブでもよくやってますよね。JackのVoです。
Gソロの出だしがVanHalenみたいでおもしろい!ハードなグリッサンドなんかも・・多分シャレでしょうね。(笑)
先生がこの盤で1曲のみロックマン(BostonのTom Shultzが開発したエフェクター内臓のプリアンプ)使ってるといってたのは、多分この曲じゃないのかな。
・・ちょっと自信ないですがシャレにはピッタリだし・・。
#6.Material Real:
同じくJackのVo曲・・でもPaulの方がこの曲には合ってるような気がします。Jackは声が丸いんですよね。
・・もちょっとエッジがほしいな。
曲の構成がはっきりしてるので、ライブでも受けそうですよね。
まあ、なんだかんだ言いながらカッコいいギターだけでなく、超すごいB&Dの参加というのがこの盤の一番の魅力じゃないですかね。
おそらくWarnerBros.にはアウトテイクがまだあるはずなんで、ボーナス付きでリマスター盤を正規に出してほしいです。
そう願ってるのは私一人ではないですよね!
僕のホールズワース初体験はこれでした。僕のつたない記憶によると、エドワード・ヴァン・ヘイレンが本作が出るちょっと前の雑誌インタビューで「アラン・ホールズワースは実に素晴らしいネ。ブラフォードのアルバム最高だよ。さっきも聴いてたんだ。」とか言ってて、「怖いもの聴きたさ」で本作のLPを買いました。最初は何だかよく分からなかったんですが、3回ぐらい聴いたところで「聴いてはいけないものを聴いてしまった」状態になりました。その後はelmar35さんとたぶん同じです(笑)
私の友人が同じく1発目であえなく拒絶反応が出てしまい、二度と聞けない体になってしまった可愛そうな男がおります。(笑)
「聴いてはいけないものを聴いてしまった」状態・・そうかもしんないっすね!
ジャケが綺麗ですよね♪KURUもコレ一番初めに買いました♪友達にこの盤はロック調でアランを初めて聴くにはおすすめと言われまだネットに手出してなかったんでその辺の店で(大手)入手しました♪で聴いてみたらその素晴らしい楽曲にKO(笑)その日から今の今までお気にな一枚です♪
詳しい内容はelmar35さんが紹介して頂いてるのでもう立ち入るスキがKURUにはないくらいです(笑)
だからこの盤(アラン先生全般)をうちで紹介する時elmar35さんのトコに詳しくありますのでっていちゃお(爆)冗談だけどホント(笑)あとでKURUもウップしてみようと思います♪
そんとき突っ込みよろしくでございます(笑)
恐縮です!私的にはまだまだこの盤に関しては知りたいことが山ほどありますから、貴殿をはじめ他の方のレヴューを楽しみにしておりますよ。
・・突っ込みよろしくでございます・・お任せあれ!(笑)
一発目にこれですか・・・2006年も荒れそうです(笑)
しかし、貴殿のレビューは相変わらず鋭いですね。等に・・・
Tokyo Dreamのレビューは興味深く読ませていただきました(大好きな曲なので)。なるほど・・・<Synthaxeで楽にできるようになり>・・・ですか。相当好きでなければこのコメントは出てきませんよ・・・凄いです。感服しました。
最後に・・・WarnerBrosってやっぱり凄い(笑)
・・なるほど・・・<Synthaxeで楽にできるようになり>・・・ですか。
あくまでAllan先生的にですよ・・Synthaxe触ったこともないのにちょっと大げさでしたね。反省!
・・WarnerBrosってやっぱり凄い(笑)・・
同感です!
まあ、個人での始めてのメジャー・ディールだったので、かなりの気負いがあったのかもしれませんね。
敗因・・というのがちょっとよく分からないですが、おっしゃる意味はよく分かりますよ・・リズム隊のナイスフォローがあまりに大きかったと改めて思います。