和田アキラ氏がHoldsworth先生の曲を演ってるLiveがあるらしい・・という情報があり、先日FUSION兄さんに探して頂いた盤を入手しましたので、アキラ初心者の私が僭越ですが食わせていただきます。（笑）
メンバーは、和田アキラ(g)、森園勝敏(g)、渡辺建(b)、鈴木‘リカ’徹(d)、久米大作(pf)、伊藤コーキ(Synth.org.)、白尾‘パパ’泰久(sax)の6+1名です。
このライブは色んな意味で伝説となってる出来事だったようですね・・'77年9月24日の記録ですって。
これを聞くまで、私は森園氏を甘く見てました。20年くらい前に故松原ミキさんのLiveで生体験してたので彼のギターがPrismに合うのかな？という思いもあり、1stを聞きながら勝手に‘バッキング専門か・・うまいなあ’なんて思い込んでましたが、なんのなんの、約半分はしっかりメロディ/ソロでガンガン弾いてるじゃないですか・・ごめんモリさん！この盤ではたぶん右がモリさんで左がアキラ氏ですね。2人共ストラト系の音ですが、アキラ氏はドライブ気味のサスティン系、モリさんはアタック強めのナチュラル系と、一聴して違うのが良く分かります。
また彼らは共にAl Di Meolaが好きみたいで、この系統の曲のメロディパートでは共にハムバッキング系で攻めてます。ひょっとしたら半分くらいDi Meola系の曲かな・・？
【Disc.1】
#1.Morning Light:
波の音のSEから始まる、1stの1曲目。2人の違いが良く分かる曲です。
#2.Cycling:
前曲とセットで1stの順番どおり。ソロ回しの曲ということで挨拶代わりか。
#3.Fred:
この曲聞きたいがために買ったようなものです。（笑）
The New Tony Williams Lifetimeの1st‘Believe It('75)’からHoldsworth先生の曲をチョイスしてます。
ちょっと気になるのはドラムスで、Tonyはダブルが基本ですがリカちゃんはすべてシングルなんでニュアンスがだいぶ違ってきてるとこ・・マネしろとは言いませんがね。
あとＧソロ前半のモリさん、元盤でも先生はこの部分を冗長気味に弾いてますが・・モリさん狙ったのかな、それにしては攻めあぐねてる感じですね。
後半のアキラ氏は‘まかさんかい！’てな感じでアドレナリン分泌しまくりみたいな・・（笑）。
‘わし、たまらなく好っきやねん！’てなアキラ氏の先生に対する熱い気持ちが伝わってきます・・うんうん、よく分かるよ！（笑）
エレピ大作氏かな、かなり楽しそう。シンセの伊藤氏もJan Hammerみたい。建さんはほぼ元盤どおりに黙々と弾いてます・・さすが！
みんながんばって演ってくれたんで私は満足です！（笑）
（*Believe Itに関する過去の記事その1＆その２です。お暇なら読んでやってください）
#4.Viking:
1stでは‘VikingⅡ’とクレジットされてますが、MCでも‘次はVikingという曲です’と言ってます。サウンドはスペイシーというよりラフな感じでいいですな。
#5.Daydream:
メロディパートは主にモリさんでしょうね・・かなりノビノビと弾いてます・・独断場みたいな・。
#6.Shake Your Head:
建さんのけったいな曲・・こんなセンス大好き！なんかParcy Jones連想してしまうのは私だけか？
#7.Midnight Tango:
Al Di Meolaの‘Elegant Gypsy('77)’からのチョイス。バンドのみんながこの系統大好きみたいですね・・すごくはまってます。ギターの2人がわざと音色を似せてユニゾンで弾きながら、ハモリやバースなんかで上手くパートを分けて、ある意味元盤より曲としての完成度が高いですね。
#8.風神
曲目紹介間違いがそのまま入っててライブの雰囲気がよく分かりますね。
孫悟空が金団雲に乗って飛んでるようなイメージがします・・西遊記の見すぎ？
【Disc.2】
#1.Dancing Moon:
テナーのソロが入ってたりして、きれいな曲ですね。1st#3から。
#2.Beneath The Sea:
ちょっと浪速ぽいなと思うイントロ＆ブリッジがカッコいい・・ベースもなんかすごい事やってるし・・アキラ氏Holdsworthみたい・・Di Meolaかあ？・・最後はZep・・かっこええやんけ！・・スタジオ盤探そ。（笑）
#3.Prism:
keyの長いソロからイントロへ・・1st#7の曲。全員やっとエンジン全開で・・モリさんいつの間にかかなり熱くなってヤバイぞ！（笑）アキラ氏ハーモナイザー使ってますね。
#4.Love Me:
スタジオ盤みたいにおねえちゃんのつぶやくようなヴォイスがないのが物足りない・・1st#4の曲。
テーマ前半のサンタナ風なとこはモリさんだったのか。アキラ氏のソロあたりからDi Meola風だね。
#5.Tornado:
1st#6・・これで1st全曲披露。この曲もモロDi Meola風。keyソロも完璧Jan Hammer!
#6.That's What She Said:
George Dukeの‘I Love The Blues,She Heard My Cry('75)’からのチョイス。
なんか良く分からんが・・すごく熱い曲で終わりです。
アキラ氏のすごさにも増してモリさん・・カッコいいっ！見直しましたよ。
ちょいと長くなりましたがこの感激伝わりましたか？ではこの辺で・・Ａｄｉｏｓ！
メンバーは、和田アキラ(g)、森園勝敏(g)、渡辺建(b)、鈴木‘リカ’徹(d)、久米大作(pf)、伊藤コーキ(Synth.org.)、白尾‘パパ’泰久(sax)の6+1名です。
このライブは色んな意味で伝説となってる出来事だったようですね・・'77年9月24日の記録ですって。
これを聞くまで、私は森園氏を甘く見てました。20年くらい前に故松原ミキさんのLiveで生体験してたので彼のギターがPrismに合うのかな？という思いもあり、1stを聞きながら勝手に‘バッキング専門か・・うまいなあ’なんて思い込んでましたが、なんのなんの、約半分はしっかりメロディ/ソロでガンガン弾いてるじゃないですか・・ごめんモリさん！この盤ではたぶん右がモリさんで左がアキラ氏ですね。2人共ストラト系の音ですが、アキラ氏はドライブ気味のサスティン系、モリさんはアタック強めのナチュラル系と、一聴して違うのが良く分かります。
また彼らは共にAl Di Meolaが好きみたいで、この系統の曲のメロディパートでは共にハムバッキング系で攻めてます。ひょっとしたら半分くらいDi Meola系の曲かな・・？
【Disc.1】
#1.Morning Light:
波の音のSEから始まる、1stの1曲目。2人の違いが良く分かる曲です。
#2.Cycling:
前曲とセットで1stの順番どおり。ソロ回しの曲ということで挨拶代わりか。
#3.Fred:
この曲聞きたいがために買ったようなものです。（笑）
The New Tony Williams Lifetimeの1st‘Believe It('75)’からHoldsworth先生の曲をチョイスしてます。
ちょっと気になるのはドラムスで、Tonyはダブルが基本ですがリカちゃんはすべてシングルなんでニュアンスがだいぶ違ってきてるとこ・・マネしろとは言いませんがね。
あとＧソロ前半のモリさん、元盤でも先生はこの部分を冗長気味に弾いてますが・・モリさん狙ったのかな、それにしては攻めあぐねてる感じですね。
後半のアキラ氏は‘まかさんかい！’てな感じでアドレナリン分泌しまくりみたいな・・（笑）。
‘わし、たまらなく好っきやねん！’てなアキラ氏の先生に対する熱い気持ちが伝わってきます・・うんうん、よく分かるよ！（笑）
エレピ大作氏かな、かなり楽しそう。シンセの伊藤氏もJan Hammerみたい。建さんはほぼ元盤どおりに黙々と弾いてます・・さすが！
みんながんばって演ってくれたんで私は満足です！（笑）
（*Believe Itに関する過去の記事その1＆その２です。お暇なら読んでやってください）
#4.Viking:
1stでは‘VikingⅡ’とクレジットされてますが、MCでも‘次はVikingという曲です’と言ってます。サウンドはスペイシーというよりラフな感じでいいですな。
#5.Daydream:
メロディパートは主にモリさんでしょうね・・かなりノビノビと弾いてます・・独断場みたいな・。
#6.Shake Your Head:
建さんのけったいな曲・・こんなセンス大好き！なんかParcy Jones連想してしまうのは私だけか？
#7.Midnight Tango:
Al Di Meolaの‘Elegant Gypsy('77)’からのチョイス。バンドのみんながこの系統大好きみたいですね・・すごくはまってます。ギターの2人がわざと音色を似せてユニゾンで弾きながら、ハモリやバースなんかで上手くパートを分けて、ある意味元盤より曲としての完成度が高いですね。
#8.風神
曲目紹介間違いがそのまま入っててライブの雰囲気がよく分かりますね。
孫悟空が金団雲に乗って飛んでるようなイメージがします・・西遊記の見すぎ？
【Disc.2】
#1.Dancing Moon:
テナーのソロが入ってたりして、きれいな曲ですね。1st#3から。
#2.Beneath The Sea:
ちょっと浪速ぽいなと思うイントロ＆ブリッジがカッコいい・・ベースもなんかすごい事やってるし・・アキラ氏Holdsworthみたい・・Di Meolaかあ？・・最後はZep・・かっこええやんけ！・・スタジオ盤探そ。（笑）
#3.Prism:
keyの長いソロからイントロへ・・1st#7の曲。全員やっとエンジン全開で・・モリさんいつの間にかかなり熱くなってヤバイぞ！（笑）アキラ氏ハーモナイザー使ってますね。
#4.Love Me:
スタジオ盤みたいにおねえちゃんのつぶやくようなヴォイスがないのが物足りない・・1st#4の曲。
テーマ前半のサンタナ風なとこはモリさんだったのか。アキラ氏のソロあたりからDi Meola風だね。
#5.Tornado:
1st#6・・これで1st全曲披露。この曲もモロDi Meola風。keyソロも完璧Jan Hammer!
#6.That's What She Said:
George Dukeの‘I Love The Blues,She Heard My Cry('75)’からのチョイス。
なんか良く分からんが・・すごく熱い曲で終わりです。
アキラ氏のすごさにも増してモリさん・・カッコいいっ！見直しましたよ。
ちょいと長くなりましたがこの感激伝わりましたか？ではこの辺で・・Ａｄｉｏｓ！
入手しましたか。となると、やはり私も購入しなければいけない運命ですね。レビューを読んで益々その想いが強くなりました。
写真ですがCDの重ね方に“技あり”参りました（笑）
まぁ気持ちが熱意がこもってりゃなんぼな時もありますからね（笑）好き好きって（笑）
elmar35さんの丁寧な解説で少しニュアンス掴めました♪機会があればぜひこの盤を聴いてみたいです♪
今回の件では大変お世話になりました。
・・兄さんは仰せの通り今後控えさせて頂きます。（笑）
是非聞いてください！
貴殿にも多分御気に召していただける内容と確信いたしますよ。
個人的には、キーボードのコーキイ氏の素性が良く分からないのがちょっと気になってます。
よかったらまた教えてやってくださいませ。（笑）
気になるでしょ！（笑）
アキラ氏のフレージングは先生とは全然アプローチが違いますが、深い‘愛’を感じますよ・・完全にギター小僧と化してます。
是非お試し下さい。
伊藤幸毅さんの情報ですが、どこかのレコード会社の管理職？を経験した後、ミュージック・パークという会社を立ち上げたまでは知っていますが・・・プリズムのマネージメントとかをやっていたとかいないとか・・・？？？
何れにせよ現在プレイヤーとしては活動していないようです。ミュージック・パークで検索してもいまひとつ？です。
確信できませんが知りうる限りは以上です。
ゴメンナサイ
こんな字だったのですか・・ほお。
プレイヤーとしてすごい才能を感じました。
これから関連作聞くときにはこの名前にも気をつけておきますよ。（謝）
今は亡きMZA有明での再結成ライブとか、懐かしいです。
リカさんは歴代のSENCE OF WONDERのドラマーの中で一番好きなドラマーでしたが、椎間板ヘルニアになってしまいプログレが出来なくなってしまったと聞いています。
好きなミュージシャンに身体を壊して欲しくないものです。泣けてきちゃいます。
PRISMって、名前は知っていましたが音はまだ聴いたことないんです。
当方は四人囃子に方を聞いたことがありません・・興味はあるんですがね・・。
以前の話を蒸し返すようで申し訳ないんですが、お探しのJ.Beckのアルバムの件、最新の‘ライブ・ベック！’のメンツもボジオ＆ハイマスとのトリオですよ。
これも当方興味あるんですが、未聴です。（恥）
デビュー当時はピンクフロイドが完コピできるバンドとして話題になったそうですが、いかんせん歌がフォークソングしてまして^^;アルバムはCDでコンプリートしてますが、今では聞きなおすこともなくそのままになってます。
PRISMって、吉祥寺シルバーエレファントでライブをやったとき、人の列が吉祥寺駅近くまでのびていた、という伝説があるそうですね。
KENSOがキャパ60人のシルエレに200人集めたのもすごいですが、それをさらに上回るとは！
J.BeckのCD、旅行の前金を払ってしまい次の給料日までお預けになっていますので、どちらも確認してみます。ありがとうございます。
私のギター暦は、かぐや姫や風なんかから始まってますので、意外と合うかも。（笑）