蕪村のことば

2023年03月30日 | 短歌
◇ 蕪村のことば ◇
得たきものあらば
無理にも手に入れよ
つぎの機会は 来ること難しと

俳人・蕪村は〈菜の花や月は東に日は西に〉の名句を残したが
その蕪村の残した言葉がある

得たいものがあったら、頑張って得てしまうことだ
見たいものがあったら、努力して見ておくことだ
次の機会になどと思っていたら、そんなチャンスは二度とこないことの方が多いから
(いま流行りの超訳である。原文はキリリと引き締まっているが、現代人に超わかりやすい言葉に置き換えてみた)

いま何でこんな言葉を持ち出したのかって?
若いときにこの言葉に出合っていたがゆえに、後悔せずにすんだことが多々あるからだ
いまからでも遅くはない。残された人生を豊かにするために、この蕪村の言葉に沿った生き方をしてみたらどうだろう

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実践・上野

2023年03月25日 | 短歌
◇ 実践・上野 ◇
この生を楽しむ実践
花粉とぶ 上野の山へ
満開を見に

今年こそは、世の人びとが楽しんでいることは、たとえ花粉の中とはいえ、ちゃんと楽しむことにしようと決めたのであった

桜の満開を迎えた上野の山こそは、そのだいいちのターゲットなのであった
きょう(3/24)、雨の晴れ間となった昼前、万全の防護策をこうじた上で、忠臣蔵友の会のメンバーと上野の山へと行ってきた

花を愛(め)で、西郷どんと再会し、うまいハンバーグを食べ、そのあとコーヒータイムを楽しんできた
花粉症のほうも、今回の試みに賛同してか、いつもの症状を出さずにいてくれたのであった

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ポイントタイム

2023年03月20日 | 短歌
◇ ポイントタイム ◇
買い物でポイント もらい
ポイントでコーヒータイム
得した気分で

買い物はカードで。日常の買いものはほとんどカードで済ませる
自然とポイントがたまっていく

駅前通りのマックはそのポイントを使う場所である
たまったポイントで支払いをするので、なにか得をしたような気分になる

ときどき朝の勤務の帰りに立ち寄って、Mサイズのコーヒーを注文する
2階の窓ぎわの定席でのコーヒータイムは至福の時間である


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覚悟

2023年03月15日 | 短歌
◇ 重なる ◇
避けようもなく 重なれる
お花見のシーズンは
また 花粉のシーズン

◇ 覚悟 ◇
目のかゆみ くしゃみが何ぞ
花めでる 喜びをこそ
優先させん

じつのところ、花粉症に悩まされ始めていらい、お花見はテレビの画面の中で済ませてきたのであった

コロナ禍で、お花見そのものが世に行われなくなった三年間を経て、自分の考えは変化しつつある

古来、日本人が愛でてきた満開の桜、散りゆく花の美を味わわずに、これからの人生を過ごしていいのか

花粉ごときに、わが人生の喜びを左右されてはならぬ
幸い、それに対する防御方法は身につけてきた

知人友人に誘われれば、断ることはすまい
だが、シーレ展が開催されている上野の山へは、一人で行くつもりである

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ムリ少し

2023年03月10日 | 短歌
◇ ムリ少し ◇
生活も気持ちも リッチになるならば
少しムリする
楽しみながら

はた目には、ちょっとムリをしているように見えるかもしれない
でもそのことが、生活の足しになり、気持ちをシャキッとさせ、健康の維持にも役立っているならば、一挙両得どころか三得である

いま自分の仕事と生活について語りつつあるが、じつは同じような生活をスタートさせた友がいる

その友は朝起きることにかんして、以前の生活と比べると、慣れるまではムリを感じるだろうが、一挙三得をもって自分を納得させたようで、新しい生活にとびこんだところである

少しのムリが人生の質を高めてくれる例である・

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