やました甲乙鍼灸院のあれこれ

はりとお灸の鍼灸をこよなく愛し、鍼灸の力を手に入れたいと日々孤軍奮闘中。

『鍼って良いよ♪小児はり篇』その1

2013年07月15日 | 刺さない針:小児はり編

最近、小児鍼の問い合わせが多いので

ペンディングにしていた過去記事を

復活してアップしてみました。

 

実をいいますと。。。

わたくし、えちんは、

子どもがあまり好きでは

ありません(でした)

苦手でした。

 

世間の女子のように

ひと様の赤ちゃんをみて

「かっわいいぃ~

などとスリスリすることは

ほとんどありません。

(ほんとすみません

  *

  *

のっけからこの出だしで、

これからどう展開すればいいのやら

 

ただ、小児はりを続けるうちに

鍼の世界の奥深さにふれ

子どもたちの感性にふれ

いろいろと考えさせられ

学ぶことも多く

楽しい時間が増えてきた

ように思います。

 

『鍼って良いよ♪ 小児はり篇』

始まり、始まりです~(笑)

えちんの試行錯誤・紆余曲折の

小児はり治療の報告です。

 

次回、その2につづく。お楽しみに~

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写真上:刺さない鍼、古代鍼と打鍼。

201005

写真下:刺さない鍼です。

写真左側の鍼は

一般に知られている小児はり。

写真下の右側は

打鍼と古代鍼。

 

えちんの鍼灸院では、

小児鍼の時も

古代鍼&打鍼のみです。

 

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『鍼って良いよ♪小児はり篇』その2

2013年02月20日 | 刺さない針:小児はり編

『鍼って良いよ♪小児はり篇』その1

の続きです。

http://ekouotsu0728.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/06/post_c2d7.html

 

さてさて

「小児が好きじゃないのに

 小児はりができるのぉ??」

ご心配になられたお母さま方も

多いかと思います。

私も自分で勝手にそう思い、

開業し始めの時は、

「小児はり」の依頼を頂いても

ほとんどお断りしておりました。

 

言い訳をちこっとさせて頂けるなら、

子どもさんが好きか嫌いかで

お断りしていたわけではなく、

まだ臨床経験が浅いうちは、

小児はりには手を出してはいけない

と思っていたわけです。はい。

 

ですが、、、

長年はり・灸施術を

つづけさせて頂いていた患者さんが

体調も整い、ご結婚もされ、

妊娠、出産を経て

母となった時、

「あぁ、これでえちんの

鍼灸でのお役目も終わりかなぁ」

 

と、、、

淋しく思っていたところ、、、

 

お生まれになったお子さんが

アトピー性皮膚炎と診断されたり

かんの虫がきつかったり、

お腹の調子が弱かったりして

悩まれた時に

私の鍼灸院を思い出して下さり

 

有難いことに

刺さない鍼、「小児はり」の依頼が

舞い込んできました。

 

うちの鍼灸院だけでなく

こういうケース、

鍼灸院は多いと思います。

 

小児の問診は難しい。

痛みの有無。原因など。

本人から詳細はなかなかうまく聞けない。

本人も痛みやかゆみ、

もどかしさやつらさを

表現することがうまくできない。

ことが多いかと。

 

小児の脈診は??腹診は??。。。

 

色々、難題だらけです。

この難題は、ずっと続くことでしょう。

この難題を乗り切るには、

試行錯誤しつつ、勉強あるのみ。

 

長文になったので

今回はこの辺で失礼します。

 

次回その3につづく。。。

 

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