パンと珈琲日記~整形外科じゃなくて成形~

パン焼きと珈琲を趣味とするある整形外科医の日記

ラム酒で小梅のカリカリ漬け

2008-06-24 23:08:04 | 料理
図書館でタイトルは忘れたが、漬物の本をめくっていたら小梅のカリカリ漬けが驚くほど簡単に出来るというのがわかった。材料、作り方も一度読んだだけで記憶できて作れる、それくらい簡単だった。
カリカリ漬けや梅干は自分は好きではないのだが、子どもたちの好物だ。梅干は母が作っていたのを見たことがあるが、(今回は干していないので梅干じゃないけど)実際に作ったのは初めてだ。早速、青小梅を2Kg、赤しそを一束購入して漬けた。

味見してみるととてもおいしい。自分で作ってみて、食べてみて何故、自分が梅干嫌いになったかわかった。子どもの頃、梅干は好物とはいえないが、それほど苦手ではなかった。市販の梅干は化学調味料や甘味料が入っていてまずいのだ。家を離れてから市販の梅干を買って食べたりしているうちに梅干嫌いに知らず知らずのうちになっていたんだろう。食べるにつれ、浅漬けゆえ味はそれに及ばないが、母の作った梅干の味の記憶や祖父に何十年もんだぞ、といわれて食べさせてもらった梅干の味がよみがえってきた。

塩分を15~18%程度にするとアルコールは使わなくてもかびないらしいが、塩分を10%に抑えたため、アルコールを使用した。本には焼酎(ホワイトリカー)を使えとあったが、手元にないし、購入しても大部分が無駄になるので25%の芋焼酎とマイヤーズダークラムを使った。梅干漬けの先輩である10歳下の弟に合成酒(ホワイトリカー)使わずにちょっと高級な酒をつかったぞ、と自慢したら「邪道だ」と言われた。雑味のない合成酒の方が梅本来の香を楽しむことができる、そういう理屈らしい。でも、お世辞かもしれないが、食べさせたら香がよくてうまいといっていた。(笑)



青小梅 2kg
塩   200g
芋焼酎 50ml
ラム酒 50ml

梅を洗い、2~3時間水に漬けあく抜きした後、へたを楊枝などで取る。
ホーローの漬物容器はラム酒で拭いたりしておく。
へたをとった梅を再度水洗い、水切りした後、ホーローの漬物容器に塩と交互に少しずつ入れ、最後に焼酎とラム酒をふりかけよくゆする。
落し蓋をして2~3kgの重石をして4日ほど漬ける。

ひとつかみの塩で2回もんでよくあく抜きした赤しそと再度ラム酒50ml程度をふりかけよくゆすった後、同じように重石をして1週間。漬け上がったら、果実酒のびんなどに移して保存。

※ 弟によると卵の殻を入れておくとカリカリ感が持続するということ。今回は入れなかったが、カリカリ感は2週間ちょいの時点ではまだあります。


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