BOSSの壷

"Southern Valley" の日常とBOSSの《壷》をお伝えします。

もやしそば

2015-06-28 22:48:51 | ご報告
ちょっとした用事があってガス屋の半ちゃんと勝山へ行った。
勝山は "SV" から30分ほど南下した港町。
あまりにも衝撃だったので、世の女子のように食べものを撮ってみた。



ちょうどお昼になったので半ちゃんお勧めの中華料理店へ。
私が注文したのは「もやしそば」。
そして、これで普通盛り。ありえない量にビックリ!



超大盛りのもやし部分を食べ続け、やっと麺が見えてきた。
ここまででも普通のラーメンなら有に大盛り1杯分はあった。
大食いの私でも「ゴッソサン!」となる量だが、
まだ半分も食べていない。



我が家に「食べ物を残す」という言葉はない。
注文したなら完食しなければならない。
さすがにスープまでは飲みきれなかったが、完食した。



こんなの食べても、夜になったら腹が減るんだから
私の胃袋も丈夫なもんだ。


大事なお話

2015-06-24 18:49:02 | ご報告
年に一度の《動物取扱責任者講習会》に参加してきた。
同じく、年に一度の電車に少し疲れた。



受講者サイドのアンケートや要望に応え、
当局も講習内容に現実性のあるテーマをピックアップするようになった。
今回のメインテーマは《トラブル対策について》~「知っておきたい法律知識」。



私が興味を持ったのは《動物の愛護及び管理に関する条例》の中の
〈犬の飼い主の遵守事項 第9条〉。
犬の事故においては「犬に適切な躾を施すこと」が重要になる。
噛むことはもちろん、執拗に吠えて威嚇することも訴訟の対象になり得る。

私が培った「自己責任」とか「モノの常識」などは時代と共に衰退し、
「ナンチャラ保護法」とか「まさか、知らなかった」が横行して面倒な世の中になった気がする。
隣の犬が少し吠えただけで通報されるし、少し噛まれてもテレビのニュースになってしまう。
イタグレの場合、吠えることも少ないし声も大きくない。まして噛む力も弱い。
それでも、執拗に吠えられたり噛まれる身になれば迷惑千万な話となる。

公道や一般のドッグランではもちろん、"SV" においても全く問題が生じていない訳ではない。
それは事件や事故にならない程度の話であり、
"SV" ならではの仲間意識もあって大きな問題には至っていない(と信じたい)。
それでも、今回の講習で習った実際に起きた訴訟の多さから、
もはや「犬は噛むモノ吠えるモノ」は通用しない時代ではあるので、
少し長文にはなるがお読み頂けたら幸いである。

犬には場所や飼い主を守ろうとする警戒心もあるし、
特定の人や犬に対してもトラウマや相性もあるだろう。
しかしそれは本人(本犬?)に聴かなければ解らないので無理。
たくさんのイタグレとオーナー様を観察してきた私の見解では、
失礼ながら「とにかく躾けに甘い」~と言わざるを得ない。
遠くからの叱る声はほぼ意味がない。
全てはオーナー様の迅速な行動あるのみ。悪い癖は速攻で制御する以外ない。

ちなみに、攻撃性が出てしまう愛犬でも、ホテルでお預かりしたり、
オーナー様のいない場所では「借りてきた猫」の如く穏やかになる。
つまり、決して根っからのファイターではないのだ。
ファイターに変貌する理由やきっかけは前述の通り解明しきれないが、
オーナー様の存在が変貌に関与していることは間違いないようだ。
「まさか」~と思われるかもしれないが、残念ながら事実と言わざるを得ない。

もしかすると、「借りてきた猫」の状態は「我慢している」のであって、
本当は攻撃したいが我慢しているのかもしれない。
我慢? 当たり前だ。私だって生きていれば我慢することしきりである。
それが社会性であり、ルールだからだ。
オーナー様の怠慢で他人や他犬を傷つけて良い訳はないし、
周辺の雰囲気を低下させて楽しい人と犬はいない。
「犬に適切な躾を施すこと」~とは、まさにこのことであり、
東京都条例に記されている以上、問題が起きればドッグランなどの施設側ではなく、
条例の言葉で言う「犬の占有者」~つまり飼い主の全責任となるのでご注意されたい。

私自身、イタグレは穏やかで品位に満ちている種族だと信じている。
だからこそイタグレ専用のフィールドを創造した訳で、
現時点では大部分の時間が穏やかで気品に満ちた空気に溢れていると思う。
そうした時を末永く皆様と過ごすために書かせて頂いた。

時としてファイターになる愛犬のオーナー様へ。
「どうして良いか解らない」~と困惑なさる方もおいででしょう。
しかしそれは「貴方にしか出来ないのです」~と答えるしかない。
それは鬼になることでも暴力に頼るのでもなく、
問題行動に移行した瞬間に貴方自身が動くことであり、徹底的に制御することである。
声での叱咤はいらない。大声で怒鳴ることは愛犬を興奮させる場合が少なくない。
一瞬でも静観してはいけない。速攻で愛犬を制御し、厳しく叱ることである。
その具体的な方法は様々なケースと方法があるので私達スタッフにお尋ね願いたい。
もちろん、「秘技」もあるし「業務上の秘密」もあり、DOX の財産でもある。
場合によっては「マナーレッスン」に参加して頂くこともあるのでご了承願いたい。

私や DOX スタッフは皆様の耳にタコができるほど言い続けてきたことがある。
「とにかく『マテ!』を徹底させてください」~と。
そう、「マテ!」は躾の第一歩であり全てなのだ。
マテができず、問題行動を静止できないで他人や他犬を傷つける可能性があるのなら、
今からでも徹底的に躾けなければならない。
それは身体的なケガだけではなく、心の傷も含んでしまうのが現代的でもあり、
もう、そうした時代になってしまったと自覚なさるしかない。
それでもマテができず、問題行動を制御できないのであれば、
オーナー様が周りの状況を懸命に把握し、抱きかかえるなりリードで繋ぐなり、
他の人や犬、穏やかな空気に配慮し続けなければならないと思う。
それは大変な労力だし、完全なる解決にはならない。

最後に。
上記文中に失礼ながら「とにかく躾に甘い」と書かせて頂いた。
このブログの【投稿する】を押す前に、何度も削除しようと考えた箇所である。
それでも、回りくどい言い方はやめて残した言葉だ。
その「とにかく躾けに甘い」の中にはもう一つの意味があって、
「状況判断に甘い」~も入っている。
状況判断とは、「吠えられる、噛まれる側の恐怖心」~に甘いということ。
人はもちろん、子供なら犬嫌いになる。
ファイターに追いかけ回された他犬は完全にトラウマになり、
更に臆病になったり、場合によっては自分もファイターに変貌する。
オーナー様の正しい躾によって穏やかだった愛犬も、
なんだか間違った解釈と癖を身に付けてしまうことだって、現実にある。

私は DOX や "SV" を守る立場にあり、こんな性格から歯に衣を着せない。
DOX や "SV" が全てのイタグレオーナー様から憧れの存在であって欲しいし、
何時でも何処でも、愛するイタグレが元気で穏やかであって欲しいと切に願う。
それが夢であり目標である。また、"SV" の存在価値でもある。
存在価値が薄れ、夢と目標が失われるならば、人はそれを崩壊と呼ぶ。

嫌煙ブームがそうだったように、ブームによっては新しい常識になり得るケースもある。
イタグレの沽券を守るためにも、この問題には目を向けなければならないと思った次第です。


















オレンジ色 × 2

2015-06-19 21:24:25 | ご報告
B&O家のウッドデッキと屋根が完成。
デッキには温水の出るシンクを装備し、電球色のLED電灯を設置した。
想像通り、暖かみのある電球色は、DOX ハウスから見ても良い雰囲気だ。



梅雨の合間の夕日がきれい。
いつものことだが、理屈を説明できない「感謝」を感じる数秒間だ。



今は 6/19(金)の夜10時。"SV" は降ったり止んだり(降ってる方が長い)の雨模様。
さて、明日からの週末はどうだろう?


頑張りが、報われない時もある。「モグラーの逆襲」

2015-06-14 19:59:25 | ご報告
塗装仕事は事前の養生(塗装前の準備)が重要で、
塗料が付いてはいけない場所を丁寧にマスキングする。



鉄パイプを溶剤で洗浄し、密着材を下塗りし、
オフホワイト色のウレタン塗料を刷毛で塗って行く。





グレッグとピーターが見守る中、5人がかりで美しい支柱が仕上がった。



多忙な平日が過ぎるとアッという間に週末が訪れる。
夕方、あちらこちらで宴(うたげ)の準備が始まった。





ルルママとミズキはウエストサイトの竹林からタケノコを収穫。



さてさて、本日のメインテーマは「モグラーの逆襲」。

先日お伝えした DOX ハウスガーデンのペイピング。
初めての試みとしてはまずまずの出来栄えに満足していたのだが、

レンガの下の柔らかい砂を狙ってモグラが「通路」を掘ってしまった。
レンガの下は空洞となり、当然、陥没。





「勘弁してよ~・・・」と嘆きながらも、
6メートルに渡ってレンガを剥がしてやり直した。
その際、「モグラの忌避剤」を山ほど買い込んで細かく埋め、
充電式の振動装置も設置した。
これで、もう、大丈夫!



ドッグランに集まり始めたイタグレ達と遊んで戻ると・・・。
「も~ぉ 嘘でしょ~・・・」。

せっかく掘り進めた地下道を元に戻されて激怒したのか、
モグラ、いや、怪獣モグラーは前より激しく
レンガの下から砂を外に掘り起こしていた。



今回はコースを変え、私が大事にしている芝にもテリトリーを伸ばしている。
ほんの1~2時間の間に「見上げた仕事っぷり」ではあるが、
もう、同じような修復を施しても彼等との戦いは終わらないと思う。
しばらくはこのまま様子を見て、
さらに攻撃されるようなら基礎を砕石とコンクリートで
ガチガチに造り込むしかないと思う。

天候、植物、動物を相手にしていると、
どんなに頑張っても報われないことも有るわけで、
そんなアクシデントも楽しむようじゃなきゃヤッてられません!











乱れたペースでもバッチリです!

2015-06-06 10:33:54 | ご報告
「オカマ事故」や「大雨」、「驚異的な雑草の繁茂」などで
大幅に乱れた作業ペース。
少しばかり身体をイタワリながら、それなりに順調な日々が続いている。

かなり壊れた軽トラの "SV" 2号も修理を終えて戻って来た。
荷台部分がすっかり新品に交換されて、後ろから見ると新車のようだ。
戦線復帰の栗さんが作業後の "SV" 2号を丁寧に洗ってくれた。



その栗さんが解体屋から運び込んだ謎の「車軸」。
何に使うのかは乞うご期待!



トイレハウス前の「アジサイ山」が元気で美しい。



その横のミントも今が盛り。
色々な使い方があるので、どうぞご自由に切り取ってお持ち帰りください。



ミントの横の「フジシマファーム」で収穫したニンニク。
これで戴くペペロンチーノが食べたいな~。ねえ社長。



ジェイク&ブルース家ハウスに繁茂した「ヒメイワダレソウ」。
地下茎を伸ばし庭全体を覆っている。お見事!



近々オープン予定のサウスドッグラン・「ミッツの丘」では
ジョン君の妹(?)が雑草を抜いてくれた。根ごと抜いて、これもお見事!



T&K 家ウッドデッキの骨格が完成し、デッキ材も張り終えた。
背の高い旦那様に合わせた屋根の勾配に一苦労あったが
来週には塗装し、屋根材を乗せる予定。



今日明日の "SV" 当番はリュータロー&ミズキ。
私は事務仕事とホテルに宿泊中のイタ達に囲まれてマッタリ過ごさせて頂く。