BOSSの壷

"Southern Valley" の日常とBOSSの《壷》をお伝えします。

テストラン

2011-04-25 16:12:56 | ご報告
DOX Field "Southern Valley" には大別して2つのドッグランがある。
そのうちのひとつ、通称「ウォームドッグラン」は最初に芝を貼った場所。
メインドッグランより数週間早く芝を貼ったことと、名前の通り温かな場所なので
芝の育成も早い。

今日はジェイク&ブルースに「テストラン」の大役をお願いした。
大はしゃぎで走り回るジェイブルだったが、芝が剥けることもなかったし、
その弾力はイタグレには最適なようで、ストップ&ゴーの繰り返しでも
足を取られることもない。テストランは上々の結果だった。

ここのところ富津への出発が早く、ウミホタルへ寄ることもないので
大好きなスタバを飲めないでいた。
ところが今日はバリスタ・クミさんの登場で最高に美味しいコーヒーを頂けた。
ジージーズも、味が分かるのか分からないのか、美味しそうに飲んでいた。





ブルースは、どうもヤギやヒツジが気になるらしく、終止ほえていた。
そのヤギ&ヒツジも自宅へ帰る時が来た。飼い主さんがお迎えにきたのだ。







今日の作業は進入路からした部分の砕石敷き。
むき出しになった土では雨の後がグチャグチャになるのでクルマの通り道に砕石を敷いた。
また、当初予定していた仮駐車場が雨でヌカるむことが判明。草刈りをして解った。
なので、急遽予定を変更し、使い道のはっきりしていなかった「2段ステージ」を1段に造成した。
ここに40~50台のクルマを収容できるので、不足分は敷地内に分散させるつもりだ。





来月デビューする9頭のパピー撮影などがあり、富津での作業は2~3日お休みする。
この後はダンプやブルドーザーをリースして砕石敷きの続きを行い、
同時にトイレ工事の下準備にかかる。もう一息だ。












結局、全部貼りました。

2011-04-22 20:33:22 | ご挨拶
DOXは臨時休業を頂き、メインドッグランの残りの芝貼りを行った。
普段の肉食が功を奏し、リュータローが有り得ない馬力で芝を運び込む。
メインドッグランには真新しい芝が搬入され、新人ジージーズの「タッつぁん」が加入、
ヒデさん・タッつぁん・Noco・リュータロー・私の5人でひたすら芝を貼りまくった。





ところが、大の大人が何人も揃って、面積に対する芝の量の計算を間違えた。
いや、間違えたと言うより、搬入1回分の600束で足りると思った。
昨日の時点で足りないことは分かっていたが、「もう、いいか・・・」と、思った。
はっきり言って、心が折れかけていた。

ところが今日、あらためて現場を見て思った、「ここで諦めては心残りだ!」
ヒデさんも、「貼っちまうべよ」~この言葉には非常に深い意味がある。
『心配しなくても付合ってあげるから気持ちの済むまでやりなさい』~と言う意味だ。
ヒデさんは、そういう人なのだ。

たまたまリースしていた2トントラックでヒデさんと芝屋さんに走った。
メインドッグラン一面を完全に貼り込むための150束を目の前に気合いが入る。



陽が落ちる頃までヒデさんと二人で芝を貼りまくり、キッチリ、メインドッグラン全体に芝を貼り終えた。
あたりは真っ暗、写真も撮れない。メインドッグラン全面芝の姿は、次回のご報告とさせて頂きます。


アスカーブ

2011-04-19 19:44:46 | ご報告
「アスカーブ」とは「アスファルトで造る雨水ストッパー」のことで、坂道のカーブに用いる。
道路に降り注ぐ雨水は、なにも縦横無尽に流れるのではない。
道路幅の傾斜や坂の角度、雨量によって決まった流れ方をする。
その雨水をコントロールして排水溝へ導くのがアスカーブだ。
みなさんも箱根などの山道で見かけたことがおありではないだろうか。

アスカーブ専用重機が、トコロテンを絞り出すように出来上がってゆく。
今回は坂道が急だったのと、重機が少しオジイさんだったので非常に厳しい戦いになった。
それでも美しいアスカーブが完成し、これでめでたく進入路の完成と相成った。
正確には入口の門が出来ないと完成とは言えないのだが、
もう、普通乗用車や中型のトラックなら安全に通行できる。







さて、今日は大切なお知らせがある。
この春の開催を "Southern Valley" で目指していた《春のイタグレの集い》だが、
諸処の事情でやむなく延期にさせて頂いた。
春に間に合わせるべく準備したメイン・ドッグランの芝も、資金と時間、労力の関係で
全体の2/3という中途半端な面積で終わっていた。
その残りの300坪を、急遽、仕上げることになった。それも、さっき決まった。
だから、今週の4/21(木)は臨時休業を頂き、リュータローを連れて芝の搬入を行う。

ちなみに、300坪分の芝は600束。一束は約30cm×30cmで10枚だから、6,000枚の芝を張ることになる。
当日は大型トラックから荷を降ろし、軽トラ2台をフル稼働させてドッグランに運び込む。
時間が余ればどんどん貼ってゆくが、当然一日では終わらない。
翌日の金曜日は別の作業があるので、実際の芝の張り込みは今週末となりそうだ。
週末、お時間のある方は奮って芝貼りにご参加願いたい。

アスファルト工事が99%完成!

2011-04-16 19:04:41 | ご報告
腕を組み、仁王立ちで見守るのは小鉄&ウランのパパ。
今日は、どうあってもアスファルト工事を見たかったらしい。
早朝のこの時間は砕石(アスファルト前の下地)だったが、
巨大なスペシャルマシンが動き始めると見る見る間にアスファルトが敷かれてゆく。







美しくし上がった下半分と上半分。そして最上部。感無量だ。







明後日は「アスカーブ」と呼ばれる端の部分の雨止め工事を行い、細かな部分を補修して全ての進入路工事が終了する。
きっと、メンバー様のどんなクルマが現れてもスムースに通行できる仕上がりだ。

大量な資金をつぎ込んだ進入路のアスファルト工事だが、先日までは「お金をかけ過ぎたのでは?」と、遅ればせながら迷いがあった。
しかし、「この人数、この重機、この丁寧さ」を目の当たりにし、そうした迷いなど一気に吹き飛んだ。

DOX Field としてこの地を選んだとき、最大にして最悪の問題が「進入路がない・・・」だった。
それが、「電気の開通」「井戸の完成」に続き「進入路の完成」と突き進んできた。
これらは全て事前入会されたメンバー様、雑草バスターズの面々、完成を楽しみにしてくださる多くの方々の後押しの賜物だ。
たとえ一人で黙々と作業を続けていても、そんな皆さんの顔が目に浮かんでいた。本当に、有難うございますっ!

今後の大きな作業はトイレのための浄化槽搬入、排水溝工事、クラブハウスと続く。もう、大きな不安はない。

今日の最後は、小鉄&ウランのパパと、ヤギのナリタ君(成田ゆめ牧場から貰われたので)の相撲で締めくくる。






尋常じゃない資材探し

2011-04-14 21:45:54 | ご報告
東日本大震災の影響で建築資材の入手が極めて困難な中、
「ならば作っているところに行ってみよう」ということで、
コンクリート資材の工場へ出向いてみた。
あるあるっ! 型から外したばかり、出来立てホヤホヤのU字溝や排水マスが山のように並んでる。
~で、売ってもらった。
排水パイプのエンビ管も、とある倉庫から特別に出してもらった。

それでも、クラブハウスやトイレに使う資材は非常に厳しい。こちらは、相当遅れることを覚悟しなければならない。
よって、極めて簡素なクラブハウスで急場をしのぐ(雨を凌ぐ程度?)になるかもしれない。
トイレも、とりあえず水洗でウォシュレット、清潔であるならば外装の見てくれは簡素でも良いと考えている。







資材の調達ができず、1日遅れで着工した進入路のアスファルト工事は2日目を終了し、
アスファルト前の路床(ろしょう)工事が完成した。
もう、この時点で感動の美しさだ! さすがプロ。
明日は別部隊が来てU字溝やグレーチングの工事を行う。水の流れを予測して位置を決めるので、
一日中ヘバリついて指示を出さなくては。ここの雨の通り道は私が一番知っているからだ。





素晴らしいでしょ! この青さが芝貼りの苦労を忘れさせてくれる。
でも小鉄&ウランパパの経験では、「まだ切り取った時の養分で青くなってるだけ。まだ根付いていないはず」。
全くその通りだ。雑草が持ち上げた芝を剥がしてみると、まだまだ根付いていない。
でも、丹誠込めた水撒きが功を奏して順調な育成だ。



最近ではヒデさんの影響を強く受け、とにかく手を抜かないことが最短の近道だと心得てきた。
ユンボを運転中、クズフジ1本の発見でもに飛び降りて片付ける自分に、つくずく体力がついたと思う。
今週末にはアスファルト工事が終わる。それまでは毎日通い付ける覚悟だが、さすがに少~しだけ、バテてきた。