デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

あなたもビックリ

2024-04-08 03:47:11 | ビックリ 仰天

 

あなたもビックリ

 


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(junko05.gif)

すべての動画を表示するまで

時間がかかります。

表示されない動画があったらブラウザの

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クリックしてください。


 




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デンマンさん。。。、今日は ビックリするような動画を見せてくれるのですかァ~?


(kato3.gif)

そうです。。。ジュンコさんが見てもビックリするような動画が出てきます。。。じゃあ、まず次の動画を見てください。。。

 


(xgal.gif)

 



あらっ。。。これは女性の体をレントゲンで撮った写真ですわねぇ~。。。



女性だとよく分かりましたねぇ~。。。

だってぇ、かなり弱いレントゲンで撮ったとみえて、お肉がすけて見えますわァ。。。よくみると、オッパイの輪郭が見えてます。。。それにアソコの割れ目がくっきりと見えますわァ~。。。うふふふふふふ。。。

じゃあ、次の動画を見てください。。。

 


(taiji.gif)

 



この強いレントゲンで撮った写真の中に見えるのは もしかして赤ちゃんではありませんかァ~?



そうです。。。石灰化した赤ちゃんですよ。。。

生まれずに石灰化してしまったのですかァ~?

あのねぇ、この女性が腹痛を訴えたのですよ。。。それで胆石ではないのか? そう思って医者がレントゲン写真を撮ったら、なんと石灰化した赤ちゃんが写っていたというわけです。。。

妊娠していることが判らなかったのでしょうか?

もともと、この女性は太っていたのでしょう。。。

でも、生理がないから妊娠しているかもしれないと検査してもらうのではありませんかァ?

だから、この女性は生理不順だったので、気にもしていなかったのでしょう!?

そんなことがあるかしら?

おそらく、この女性は普段からいい加減な性格だったのですよ。。。普通の女性であれば、妊娠しているかどうか? 直感的に解るものですよ。。。ジュンコさんも、そう思いませんかァ~?

そうですわね。。。妊娠しているのか? どうか? そんな事も分からないということは、かなりずさんな女性ですわねぇ~。。。

では、次の動画を見てください。。。

 


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あらっ。。。川の中に大きな渦ができて 茅(かや)か葦(あし)と思われる草が どんどん引き込まれてゆきますわねぇ~。。。いったい、これは どういうわけですか?



これは、アフリカのケニヤで見られる現象なのですよ。。。「シンクホール(sinkhole)」と呼ばれる場所があって、まるでブラックホールが周囲にあるものを飲み込んでしまうように、このシンクホールも周囲の物を、どんどん飲み込んでゆくのです。。。

ケニヤのどのあたりにあるのですか?

このシンクホールはケニア地溝帯西側の高地の町ケリチョで発生したのです。。。自然現象が発生した地域は、アフリカプレートが 2 つの別々のプレートに分裂する過程にある東アフリカ大地溝帯の一部なのですよ。。。 活発な地殻変動帯であるため、さまざまな亀裂、穴、地下空洞が存在するのです。。。豪雨が続いた後、その上の土壌が侵食され、亀裂や地下の空洞が露出することになる。。。そうすると、流出水が開口部を通って流れ込み、水と一緒に近くの植物まで飲み込み、やがて地下の空洞が水や植物で満たされると、やがて止まるわけです。。。

人が飲み込まれたら助かりませんわねぇ。。。

そうです。。。シンクホールには近づかないことです。。。では次。。。

 


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あらっ。。。この女性は、こんな危険な状況の時にセルフィーを撮っているのですわねぇ...亡くなってしまったのでしょうか?



いや。。。この動画が残っているということは、幸運にも危険を脱出して助かったのですよ。。。そうでもなかったら、この動画は見られないはずです。。。では、次の動画を見てください。。。

 


(big-hand.gif)

 



あらっ。。。これは、怖い場所ですわねぇ。。。見てるだけで私までが背筋に身震いするような悪寒が走りますわァ。。。おしっこをチビリそうになりますゥ。。。うふふふふふ。。。



では、次も怖い映像です。。。

 


(gun-water.gif)

 



これは,いわゆる鉄砲水ですよ。。。山岳地方にバケツを引っくり返したような雨が降り、水量が一気に増加して濁流になって川を下ってゆくわけです。。。



そういう事が実際に起きるのですわねぇ~。。。

次は信じられないような宙返りを繰り返す体操の選手です。。。

 


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目が回って着地に失敗するようなのに、そうならないところがすごいですわねぇ~。。。



次は、あたりには雪も見えないのに、どういうわけか雪崩(なだれ)が押し寄せてくるのです。。。

 


(avalanch.gif)

 



この場面をカメラで収めた人はどうなったのでしょうか?



多分、助かったのでしょう。。。この映像が残っているのだから。。。

でも、どういうわけで雪が見当たらないところに急に雪崩が押し寄せてきたのですかァ~?

多分、もっと高いところでダイナマイトを爆発させで人工的に雪崩を起こさせたのでしょう。。。

どうして、そういうことをするのですか?

自然に雪崩が起きる前に、人工的に雪崩を起こして、自然災害を防ぐためですよ。。。

 


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これは2020年の東京オリンピックのときのロシアのシンクロナイズド・スイミングのチームの演技です。。。



素晴らしい演技ですわねぇ。。。見とれてしまいますわァ~。。。

 


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こういう贅沢な旅行を一度でいいから してみたいものですわァ~。。。



宝くじに当たらない限り、僕は こういう豪華な旅行はできません。。。

なぜですか?。。。ケチってお金を貯めても あの世にまでは持ってゆけませんわァ。。。たまには、こういう豪華なスイートで空を飛びたいですわァ~。。。

気分の問題ですよ。。。50万円払って このスイートで一晩過ごしたとして、着陸したら、果たして50万円分の価値があっただろうか? 僕は後悔すると思うのですよ。。。それよりも、エコノミークラスでシンガポールに行き、未来都市のシンガポールを見て回る方が安上がりで、絶対に得をしたような気分になりますよ。。。

 


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確かに、ファーストクラスで旅行するよりも、その方がお得かもしれませんわねぇ~。。。。



では、次はお涙頂戴の 信じがたい話です。。。

 


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なんと、夫が戦争に取られて別れてから、54年間待ち続けて再会したと思ったら、夫は再婚しており、孫までできていたというのです。。。



奥さんは再婚もせずに待ち続けたのですか?

そうです。。。

男は薄情なものなのですわねぇ~。。。

いや。。。僕は薄情ではありませんよ。。。もし僕だったら、妻の生死がはっきりするまでは再婚しません。。。僕は、落語の『三年目』に出てくる旦那のようですよ。。。

 





 



あらすじ

 


(3nenme2.jpg)

 

大変仲の良い若夫婦があったが、病弱だった妻は長患いの床に付く。
死期の近いのを悟った妻は、自分が死んだらあなたは他の女と再婚してしまうだろう、あなたにその気がなくとも周囲の人々に強く言われたら断れないだろうと嘆く。

夫はそんなことはないと強く否定した上で、自分が再婚しなければならなくなったら祝言の夜に幽霊になって出てきてほしい、そうすれば女は逃げ出してしまうだろうと伝える。

やがて妻が死ぬと案の定、親類縁者から強く勧められて男は仕方なく後妻を迎えることになる。
ところが祝言の夜になっても前妻の幽霊が出てこない。
その後も男は待ち続けたが幽霊はいっこうに現れず、男はいつしか新しい妻とも打ち解けて子供もでき、仲睦まじい家族となる。

それでも三年目の命日には家族で前妻の墓参りをしたその夜、とうとう前妻の幽霊が現れ、再婚したことへの恨みごとを言う。
なぜもっと早く出て来なかったのかと尋ねると

「あなた、それは無理でございます。私が死んでお棺に入れる時、皆さんで寄ってたかって髪の毛をそり落としたでしょう」
「そういう習いだからね、親戚の者たちがみんなで一剃刀(ひとかみそり)入れて髪を下ろしたんだ」
「ですから、坊主頭で出たら愛想を尽かされると思って、三年の間、髪の毛の伸びるのを待っておりました

 

解説

原話は、1803年に刊行された『遊子珍学問』という笑話本に収められている。

本作には笑いやくすぐりは少なく、人情話の趣があり、多少怪談の要素も加えられている。
それだけに、死後も夫に嫌われまいと気を遣う先妻のいじらしさが絡んだ下げ(落ち)となっている。

大阪落語の「茶漬幽霊」はコミカルな筋運びで、悪く言えば本作のような品はない。
夫が昼食の茶漬けを食べているところに先妻の幽霊が現われ、なぜ夜に出て来ない、と問われて、「夜は怖いから」という下げになっている。

古くは、夫と先妻が激しく惚れ合ったいきさつが冒頭で語られたが、現在は省略されている。

(以上、解説は主として、講談社文庫 興津要 編 『古典落語(続々)』によった)

 

余録

三年目は古典落語(江戸落語)の演目の一つ。四代目橘家圓喬が得意とした噺で、五代目三遊亭圓生、六代目三遊亭圓生に受け継がれた。上方落語でも同様の噺があり、「茶漬幽霊(ちゃづけゆうれい)」という。

現代ではまず見られないが、昔は埋葬前に死者の頭髪をそり落とすという習俗があった
僧形(そうぎょう)になる事で極楽往生できる、という信仰である。

鈴木牧之により江戸時代末に著された『北越雪譜』にも、事故で行方不明死となって正規に埋葬されなかった女の幽霊が、髪が残ったままでは成仏できないと言って僧侶に剃髪を求める話が収録されている。




出典: 「三年目 (落語)」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



でも結局、落語の中の旦那も妻が亡くなると再婚してしまいますよねぇ~。。。



妻がお化けになって出てくると言ったのに、その約束を守らなかったので、旦那は再婚生活を続けたのですよ。。。もし亡くなった妻が 約束どおりにお化けになって出てきたら、旦那もお化けと一緒にあの世に逝(い)ったかもしれませんよ。。。

バカバカしい。。。それは落語だから、そういうお話になのですわァ~。。。



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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたは54年間も愛する人を待ち続けることができますかァ?

ええっ。。。「そんなことは どうでもいいから、他に何か面白いことを話せ!」

あなたは、そのように わたしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわ。。。

じゃあ、ホログラムを使った面白い動画をお見せしますわァ〜。。。

 



 

「面白いけれど、それだけじゃつまらん。他に何か面白いことを話せ!」

貴方が 更に そう言うのでしたら、ワンワンちゃんの面白い動画をお目にかけますわ。。。

ワンワンちゃんが人間の言葉をしゃべります!

 


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ええっ。。。? 「そんな馬鹿バカしい動画など、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

あなたなは、また そのような命令口調で わたしに強要するのですか?

わかりましたわァ。。。

では、たまには日本の歴史の話も読んでみてくださいなァ。

日本の古代史にも、興味深い不思議な、面白いお話がありますわァ。

次の記事から興味があるものをお読みくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。


天智天皇は暗殺された

定慧出生の秘密

藤原鎌足と長男・定慧

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?



ところで、他にも面白い記事がたくさんあります。

興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。

 


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『後家殺し』

『奇想天外』

『下女のまめは納豆』

『オペラミニ』

『三角パンツ』

『サリーの快楽』

『ラーメン@ゲブゼ市』

『安心できない@病院』

『ブルマー姿@自転車』

『女性の性欲研究』

『頭のいい馬』


(miya08.jpg)

『トランプ@マラウイ』

『きれじ』

『コッペパン』

『くだらない話』

『大蛇が破裂』

『グルーヴ』

『タスマニアデビル』

『女と反戦』

『裸女に魅せられ』

『素敵な人を探して』

『カクセンケイ』

『博士の異常な愛情』


(teacher9.jpg)

『パレートの法則』

『こんにちわ@ブリュッセル』

『いないいないばあ』

『食べないご馳走』

『10分間に900件を越すアクセス』

『5分間に340件のアクセス』

『縦横社会』

『村上春樹を読む』

『パクリボット』

『露出狂時代』

『露出狂と反戦』

『オナラとサヴァン症候群』

『検疫の語源』

『共産党ウィルス』

『馬が合う』


(ken203h.jpg)

『オックスフォードの奇人』

『風馬牛』

『未亡人の苦悶』

『群青の石deロマン』

『露出で検索』

『テレポーテーション』

『露出狂』

『第6感』

『大邱の読者』

『無重力の性生活』

『パパは何でも知っている』

『音の力』

『ソフタ』

『くだらない』

『くだらない』

『アルゴー船』

『無重力』

『集団行動』

『ブラック・ダリア猟奇事件』

『殺し屋火山の謎』

『彗星に着陸』

『日本の貧困親子』

『ホログラム』

『ホログラム』

『めでたい動物たち』

『初笑い@動物』

『桜屋敷』

『吉展ちゃん事件』

『三億円事件』

『奇抜な動物たち』

『ビックリ動物たち』



とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


(hand.gif)




(spacer.gif+betty5de.gif)
(hiroy2.png+betty5d.gif)
『スパマー HIRO 中野 悪徳業者』

 


(surfin2.gif)

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

ためになる関連記事



平成の紫式部、橘卑弥子でござ~ます
(himiko92.jpg)

『卑弥子の源氏物語』

『平成の紫式部』

めれんげさんの『即興の詩』

めれんげさんの『極私的詩集』

Jagel - Soft Japanese Bagel
(bagel702.jpg)

"JAGEL - Soft Japanese Bagel"


(linger65.gif)


『センスあるランジェリー』

『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

『面白くて楽しいレンゲ物語』


(beach02.jpg)

『軽井沢タリアセン夫人 - 小百合物語』

『今すぐに役立つホットな情報』




(rengfire.jpg)


(byebye.gif)

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楊貴妃もペルシャ人?

2024-04-08 02:18:33 | 歴史四方山話

 

楊貴妃もペルシャ人?

 


(youkihi2.jpg)

 



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Subj:ブログも歴史編になり

ますます 力 が入ってますね

\(^_^)/




(foolw.gif)

 

Subj:虫の知らせと言うのでしょうか?

小百合さんからメールがあるような

気がしました。

\(^o^)/キャハハハ。。。


Date: 02/03/2008 7:02:55 PM
Pacific Standard Time
日本時間: 3月3日午後0時2分
From: barclay1720@aol.com
To: fuji@adagio.ocn.ne.jp


 


ブログも歴史編になり
ますます 力 が入ってますね


そうですよう。
今日の『小百合物語』は、かなり頑張って書いたのでライブドアでは1ページにまとまりきらずに
2ページになってしまいました。
確かに、最近、歴史の事や文学の事が多くなりました。
今日も万葉集の事と大化の改新が出てきますよ。
題して『ん?社会派?』


(strike5.jpg)

■ 『ん?社会派?(2008年3月3日)』

すでにライブドアに投稿して推敲も済ませましたよ。
時間があったらぜひ読んでみてくださいね。

小百合さんの、あの“思い出し笑い”のメールを使わせてもらいましたよ。
ありがとう!

あのメールは、メチャ使い道がありますよう!
\(@_@)/ キャハハハ。。。


今日はたまっていた、返信と検索が多い日です。


虫の知らせと言うのでしょうか?
小百合さんからのメールが、クリックするとあるなあああぁ~
僕はそう思いながらメールボックスをクリックしたのですよ。
あったア~!\(@_@)/うしししし。。。
こんな気持ちでしたよ!

やはり“以心伝心”ってあるものですよねぇ~。
小百合さんからのメールがありそうな気がしたものです。

デンマンでした。

じゃあね。


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『聖徳太子の家庭教師 (2008年7月15日)』より




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デンマンさん。。。、聖徳太子にペルシャ人の血が流れている、と言うお話は興味深くお伺いしたのでござ~♪~ますわ。でも、楊貴妃にまでペルシャ人の血が流れている、と書くと多くの人が馬鹿馬鹿しいと思って、デンマンさんの書いたものを全く信用しなくなると思うのでござ~♪~ますう。


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つまり、京都の女子大学で「日本文化と源氏物語」を講義している卑弥子・准教授にとっても、楊貴妃の体内にペルシャ人の血が流れていた、と言う事は馬鹿馬鹿しい事なのですか?

あたくしは、デンマンさんに向かって馬鹿馬鹿しいなどと。。。おほほほほ。。。そのような大それた事は、とっても申し上げられないのでござ~♪~ますわ。

でも、言ってしまったでしょう!

おほほほほ。。。言えないと言っているのでござ~♪~ますわ。。。うふふふふ。。。

でも、言ってしまったのですよう。卑弥子さんも、やっぱり僕の話が荒唐無稽(こうとうむけい)だと思っているのですね?

だってぇ~。。。楊貴妃は、誰が考えたって中国人でござ~♪~ますわ。

しかしねぇ~、「楊貴妃は中国人だった?」と言うタイトルにしたら、それこそ、もっと滑稽になってしまうでしょう?

もちろんですわ。当然のことを質問するようなものでござ~♪~ますもの。。。

だから、「楊貴妃もペルシャ人?」の方が、タイトルとして読者をひきつけるでしょう?

でも、タイトルを見ただけで、ほとんどの人が馬鹿馬鹿しいと思って無視すると思うのでござ~♪~ますわ。

やっぱり、卑弥子さんも馬鹿馬鹿しいと思うのですね?

いいえ。。。あたくしは、アホらしいなどと思いませんけれど、そのような事を書けば、多くの人がデンマンさんはオツムがイカレテしまったのではないか?そう思う人が居る、と申し上げているのでござ~♪~ますわ。おほほほほ。。。

やっぱり、卑弥子さんは信じようとしないのですね?

だってぇ~。。。あまりにも奇抜でござ~♪~ますわア。。。せめて、「楊貴妃は日本人だった?」とか「楊貴妃は韓国人だった?」とか。。。その程度にとどめておくべきですわ。

楊貴妃が日本人であったはずがないでしょう?

だったら、「楊貴妃はペルシア人だった」、と言う事は、もっと可能性のないことでござ~♪~ますわ。

それは、卑弥子さんが楊貴妃が純粋な中国人だと思い込んでしまっているからですよう。

だってぇ、どの本を読んでも楊貴妃は中国人だと書いてありますわよう。

あのねぇ、人類学の本を読めば、人類はアフリカで誕生した事が書いてあるのですよう。つまり、その当時、中国には人類は居なかった。

つまり、アフリカ原人が中国に歩いていって中国人になった。。。デンマンさんは、そうおっしゃるのでござ~♪~ますか?

もちろん、アフリカ原人が中国人になるまでには何十万年と言う年月がかかっているのですよう。アフリカと中国の間にペルシャがある。それで、ペルシャで足踏みしていた時にペルシャ人になった。それから何万年かの後に中国にたどり着いた。それで中国人になったのですよう。

だから、その中国人から生まれたのが楊貴妃でござ~♪~ますわ。。。だから、中国人なのですわ。

確かに、その通りなのですよう。

それなのに、どうしてまた時間をタイムスリップさせて、楊貴妃がペルシャ人だったなんて、こじ付けをなさるのでござ~♪~ますか?

あのねぇ~、僕だって、「楊貴妃もペルシャ人だった」と言うのを初めて目にした時には、馬鹿馬鹿しいと思ったものですよう。

そうでござ~♪~ますでしょう?誰だって、そう思いますわよう。。。んで、どこでそう言うタイトルを見たのでござ~♪~ますか?

卑弥子さんだって、僕の記事を読んだのだから、目にしているはずですよう。

そのような事がデンマンさんが書いた記事の中に出てきたのでござ~♪~ますか?

出てきたのですよう。次の記事の中にちゃんと出てきたのですよう。

■ 『聖徳太子の家庭教師 (2008年7月15日)』

あたくしは覚えていませんわ。

GOOGLEの検索結果の中に出てきたのですよう。卑弥子さんのために、もう一度書き出しますよう。読んでくださいね。

 


「聖徳太子 ペルシャ人」 の検索結果

約 2,860 件




1) 聖徳太子はペルシャ人

チョコバットで2000本安打 - Yahoo!ブログ2008年7月1日 ... 子供の頃から大好きな「チョコバット」で2000本安打を達成し名球会 入りを目指す男のブログ。 (猫 写真 古着)
http://blogs.yahoo.co.jp/y_0291/53915263.html - 34k

2) 聖徳太子は実在したのか

神護景雲と花鳥風月な日々~007の ...2008年7月8日 ... 最近昔習った歴史が覆されることが多いですね。 必死に覚えた年号等なんだったやねんー!と叫びたい(^m^) TVか雑誌の記事だったかな。聖徳太子はペルシャ人?!というのを見かけました。もう全然わかりません(≧▽≦;) ...
http://blogs.yahoo.co.jp/japanbaseball007/55045713.html - 104k

3) 聖徳太子はペルシャ人だった

異端会議ソロ/ウェブリブログ 日本史ミステリーの予告編を視ていたら「聖徳太子はペルシャ人だった。」という内容の予告編が(笑)。 サブテロップを見ると「楊貴妃も遣隋使も・・・」とあったように思えたのだけど、要は太子の都「斑鳩の里」においてペルシャ文化の影響を受けてこの ...
http://conie.at.webry.info/200807/article_1.html - 21k


4) 聖徳太子の母親はペルシャ人だった?

宇宙の摂理ブログ聖徳太子の母親はペルシャ人だった? 聖徳太子の母親は ペルシャ人だった? 渡来人 聖徳太子とその時代を考えるとき、私たちは日本古代史の中で考えようとします。昔の日本で起こったことを考えるのだから、それも当然のことのように思えます。 ...
http://barclay.wablog.com/4.html - 95k

5) 聖徳太子の個人教授には

  ペルシャ人がいた


宇宙の摂理ブログ確証があるわけではありませんが、これが事実とするならば、聖徳太子には、16分の1のペルシャ人の血が流れていたことになり ... ここで、聖徳太子の母親にペルシャ人の血が混じっていたこと、また彼女の回りにペルシャ人を含めて、多くの渡来人が居た ...
http://barclay.wablog.com/3.html - 98k




(2008年7月10日午後4時現在)

『「聖徳太子 ペルシャ人」 の検索結果』


つまり、「楊貴妃も遣隋使も・・・」という部分は「楊貴妃も遣隋使も(ペルシャ人だった)・・・」という事でござ~♪~ますか?

文脈に従って読めば、そのようになるのですよう。卑弥子さんだって、そう思ったのでしょう?

ええ。。。確かに、そうなるのではないか?そう思ったのでござ~♪~ますわ。。。でも。。。、でも。。。、まさか、デンマンさんはマジで信じているわけではないのでしょう?

僕も、初めて目にした時には馬鹿馬鹿しいと思ったのですよう。でも、すぐに僕は思い返したのですよう。

どうしてでござ~♪~ますか?

僕はかつて楊貴妃の記事を書いたのだけれど、その中で、もしかすると楊貴妃の体にはペルシャ人の血が流れているのではないか?。。。僕自身が、そのような事を書いた覚えがあるのですよう。

マジで。。。?

もちろんですよ。

それで、デンマンさんが書いた、その楊貴妃の記事って、どの記事でござ~♪~ますの?

GOOGLEで検索したらすぐに分かりました。


「楊貴妃 ペルシャ人 デンマン」の検索結果


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Results 1 - 15 of 15

for 楊貴妃 ペルシャ人 デンマン.

1) むっちり楊貴妃 PART 2


デマンのブログ-上の楊貴妃の像を造った彫刻家も、明らかに欧米の美人観の影響を受けていますよ。欧米と言って語弊がある
聖徳太子の個人教授にはペルシャ人がいた by デンマン ...
http://blog.goo.ne.jp/denman/e/b4a4ae36f35d3368a8f79a94b5e19e6c - 67k

2) むっちり楊貴妃 PART 3

デンマンのブログ デンマンが徒然につづったブログ
そういう時にペルシャ人の血が入っているハーフの楊貴妃を目にした。うわさ通りの、透き通るような色白の肌をして、純粋な中国娘 ...
http://blog.goo.ne.jp/denman/e/04481f217df028e4d8d605012ec26b8e - 66k

3) 徒然ブログ:むっちり楊貴妃

27 Mar 2008 ... それが今日のタイトルの“むっちり楊貴妃”と関係あるのですか? ..... 聖徳太子の個人教授にはペルシャ人がいた by デンマン ...
http://blog.livedoor.jp/barclay1720/archives/51234510.html - 35k

4) 徒然ブログ:聖徳太子はペルシャ人

13 Jul 2008 ... つまり、マンネリ化してつまらなくなったから、デンマンさんは聖徳太子の事を持ち出したのですわよね。 はっきり言って、聖徳太子がペルシャ人だ ...
http://blog.livedoor.jp/barclay1720/archives/51316828.html - 36k

5) むっちり楊貴妃 宇宙の摂理ブログ

それが今日のタイトルの“むっちり楊貴妃”と関係あるのですか?
ところで、デンマンさんが 飛鳥時代に日本に居たであろうペルシャ人について ...
http://barclay.wablog.com/1897.html - 119k

6) 美容と入浴とアラビアン・ナイト

宇宙の摂理ブログ Google.com 楊貴妃 ペルシャ人
トラックバックURL. コメント
この中ではデンマンと呼ばれていますが、デンマンというハンドル名はGOOに居るときに使っていたもの ...
http://barclay.wablog.com/1531.html - 97k




(2008年7月15日午前7時現在)

「GOOGLEの検索結果」より


この上の検索結果に表示されているけれど、僕は次の記事の中で楊貴妃がペルシャ人の血を受け継いでいるのではないかと書いたのですよう。

■ 『むっちり楊貴妃 (2008年3月27日)』

どう言う訳で楊貴妃にペルシャ人の血が流れているのでござ~♪~ますか?

すでに書いたことだから、その箇所をここに書き出しますよう。卑弥子さんと話しながら書いたのですよう。でも、卑弥子さんはすっかり忘れてしまったのですね?

だってぇ~、デンマンさんとの話題はいろいろなんですものォ~。。。いちいち覚えていられませんわぁ~。

とにかく、読んでみてください。

 


楊貴妃はペルシャ人だったの?


(youkihi2.jpg)


(himiko22b.gif)

中国人の中にもグラマーな女性が美人だと思う人が居るのでござ~♪~ましょうか?


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もちろん居ますよ。上の楊貴妃の像を造った彫刻家も、明らかに欧米の美人観の影響を受けていますよ。欧米と言って語弊があるならば古代ギリシャの影響と言い換えることもできますよ。


(venusmiro5.jpg)

このミロのビーナスを見るとき、楊貴妃の像を制作した彫刻家がこのビーナスの像を参考にしたような気がするほどですよ。

楊貴妃が生存していた唐の時代にも、ミロのビーナスのような女性が美しいと考えていた中国人が居たのでござ~♪~ましょうか?

居たのですよ。

証拠でもあるのでござ~♪~ますか?

ありますよ。次の像を見てくださいよ。


(bosatsu3.jpg)

これは、あの有名な敦煌の莫高窟(ばっこうくつ)、第45窟の菩薩像です。唐の時代に造られたと言われているものです。

この像がミロのビーナスの影響を受けているのでござ~♪~ますか?


(silkmap2.jpg)

 

古代ギリシャ時代に作られたミロのビーナスとは、地理的に見て全く関係なさそうに見えるけれど、実は関係があるのですよ。

どのようにでござ~♪~ますか?

次のガンダーラの仏像を見てください。


(gandhara2.jpg)

如来坐像 ガンダーラ クシャン王朝 紀元2~3世紀

 


ガンダーラ (Gandhara)

ガンダーラ地方は、現在のパキスタンの西北部にあり、中心はペシャワールやその北部のスワット地方。
たくさんの遺跡が残っている。
「ガンダーラ」は、「ガンダ・ハル=いい匂い」の意味から来ている。

紀元前380年頃までにペルシャの支配は弱まり、多くの小王国がガンダーラを分割支配した。
紀元前327年にはアレクサンドロス大王がガンダーラに侵攻したが、大王はこの地に1年も留まらなかった。

同じ頃、マウリヤ朝のチャンドラグプタ王はタクシラにあったが、紀元前305年にはセレウコス朝を破り、アフガニスタン南部を支配下に収めた。
その後、1世紀半にわたりマウリヤ朝がこの地を支配した。
チャンドラグプタの孫アショーカ王は熱心な仏教徒となり、ガンダーラに多くの仏塔を建立した。
紀元前1世紀頃から仏教の大中心地となった。

その後、マウリヤ朝が衰退してインド亜大陸に退くと、ギリシャ系のバクトリアがこの地に勢力を拡張した。


実は古代ギリシャ世界のあの有名なアレクサンドロス大王がガンダーラにもやってきたのですよ。この影響が上のガンダーラの仏像にもはっきりと影響を残しているのです。

 


ガンダーラがギリシアの植民地だった

アレクサンダー大王の遠征(前327~前325)によって、ガンダーラがギリシアの植民地となります。
アショーカ王(前3世紀)以後マウリヤ王朝とともに仏教および仏教文化が入ることによって、ギリシア文化と仏教文化が次第に混ざり合ってゆきます。

これにインド中央部の伝統美術の影響も加わっていきます。
この複合文化は紀元後2~3世紀を頂点として、かなり長い間ガンダーラ仏教美術は栄えました。
特にカニシカ王は仏教を信奉し、仏教と仏教美術、学問を保護し、首都プルシャプラに仏教寺院・塔を建立して、ギリシア人の芸術家を呼びよせています。
ギリシアの写実的様式および技法で、仏教のテーマやモチーフを表現しているのが上のガンダーラの仏像には、ありありと見て取れます。


ガンダーラの彫刻は、もともと建造物を荘厳に見せるために造られました。
また仏教建築の装飾にコリント式列柱やギリシア風の文様が使われています。
仏像をよく見ると鼻や額が高く、唇が薄く、髪は波打ち、西洋風の顔立ちが一目見ただけでもよく分かります。
仏教は、もともと偶像は作りませんでしたが、仏教を分かりやすく伝えるために次第に控えめに表現された仏像が出現します。

ガンダーラ仏像の特徴は、自然な人間らしい姿を現しています。
法衣の襞にギリシア風の影響がみられます。


実際、上のようなガンダーラ仏が日本へもかなり伝わっています。
その一つを次のリンクをクリックすると見ることができます。

 


■ 『嶽林寺のガンダーラ仏』

大峰山 嶽林寺 (群馬県利根郡月夜野町1697)


仏像が伝わっていたという事実は、それを製作した石工たちも日本へ来ていたという可能性が十分にあります。
ギリシャ人がやってきていた、とは言いませんが、彼らの血を引いたペルシャ人は、かなりの数日本へやってきていたようです。
つまり、彼らは、ギリシャの様式や、技法をも身に付けていたのです。
ですから、法隆寺にエンタシスがあることも決して不思議ではないのです。

日本へやって来たペルシャ人やペルシャの文物、またギリシャ文化の影響については次に示すページで説明しています。

■ 飛鳥とペルシャ(波斯) 石人男女像の謎

■ ペルシャ人の石工が飛鳥にやって来た

■ 飛鳥坐(あすかざ)神社の神事と古代ギリシャのディオニソス神話

■ 聖徳太子の母親はペルシャ人だった?

■ 聖徳太子の個人教授にはペルシャ人がいた

by デンマン




『エンタシス史観 (2003年10月12日)』より


 

上の莫高窟(ばっこうくつ)の菩薩像は、このガンダーラ仏像の影響を受けているとデンマンさんは考えているのでござ~♪~ますか?

当然ですよ。すぐ上の囲み記事を読んでも、ペルシャ人の石工が日本まで行った可能性が充分に考えられるのですよ。日本までの距離を考えれば、ガンダーラと敦煌は目と鼻の先ですよ。

古代ギリシャの文化がペルシャ人に伝わったと言うのは理解できましたが、その古代ギリシャ文化が唐の時代にペルシャ人を通じて中国人に伝わったのでござ~♪~ましょうか?

伝わっていたのですよ。

証拠でもあるのでござ~♪~ますか?

あります。詩人・李白(701ー762)が作った「少年行」という詩があるのですよ。

 


少年行

五陵の年少、金市の東

銀鞍白馬、春風を渡(わた)る

落花(らっか)踏み尽くして、

何(いず)れの処(ところ)にか遊ぶ

笑って入る、胡姫酒肆(こきしゅし)の中


 


盛り場を貴公子が春風の中、馬に乗って走っていく。
白馬に銀の飾りのついた豪華な鞍をつけている。
見るからに金持ちの貴公子です。
花びらを踏み散らしながらどこへ行くのかと李白が見ていたら、
やがて胡姫酒肆の中へ入っていった。



 

酒肆というのは酒場のことです。この詩の中に現れる胡姫という言葉に注目してください。 胡という字はもともとは異民族という意味で使っていたのですが、唐の時代になるとペルシャ人をさすようになります。中国語では別に「波斯」と書いてペルシャのことをそう呼びます。これはペルシャ語によるペルシャの発音「ファルシー」の音訳です。

つまり、「胡姫」というのは胡の姫、ペルシャ人の女の子でござ~♪~ますか?

その通りですよ。だから胡姫酒肆とくれば、もう決まっていますよね。エキゾチックな可愛いペルシャ娘がお酌をしてくれるキャバレーですよ。うしししし。。。


(himiko12.jpg)

こんな感じのペルシャ人のお姉さんがお酌をしていたのかもしれませんよ。

でも、ペルシャ人は極めて少なかったのでござ~♪~ますでしょう?

いや、それが意外に多かったようですよ。この当時の長安(現在の西安)は国際都市だったのですよ。

どうして、そのような事が分かるのでござ~♪~ますか?

「安史の乱」がなかったら、そもそも白楽天は『長恨歌』を作ることはなかったでしょう。その「安史の乱」を起こした安禄山(あんろくざん)はペルシャ人だったのですよ。

マジで。。。?

もちろんですよ。正確にはソグド人(ペルシア系のオアシス農耕民族)と突厥人(トルコ系の遊牧民族)の混血だと言われています。とにかく、容貌も体型も中国人とはかけ離れていた。なにしろ、体重が200キロを越す巨漢だった。

つまり、中国に帰化した外国人だったのでござ~♪~ますか?

その通りですよ。この人の生まれはサマルカンドだった。

 


サマルカンド (Samarkand)


(silkmap2.jpg)

 

紀元前10世紀ころからイラン系民族のオアシス都市として発展した。
ギリシャ史料で紀元前4世紀のアレクサンドロス3世率いるマケドニア王国遠征軍に最後まで抵抗したソグド人の都市「マラカンダ」の名で知られる。
『後漢書』などの漢文資料では康国として知られている。
玄奘三蔵や後世のアラビア語、ペルシア語の地理書によればソグディアナ、マーワラーアンナフルの中心と呼ばれている。

都市国家の連合体であったソグディアナではサマルカンドの支配者が、時には都市国家連合全体を盟主として采配を振るった。
8世紀初頭にはサマルカンド王デーワーシュティーチュが「ソグドの王」を名乗っている。


 

当時の中国の首都・長安も国際都市だったけれど、このサマルカンドは、まさに国際都市の中の国際都市だった。そう言う訳で、安禄山は6ヶ国語に堪能であったため、初め互市郎(貿易官)に任じられたのですよ。その後、軍功を立て出世してゆき、742年には節度使になり、その後は玄宗と楊貴妃に取り入り、二つの州の節度使を拝命し、まもなく三つの州の節度使を兼任する事になった。

つまり、この当時外国人に対する偏見は中国人は持っていなかったのでござ~♪~ますわね?

僕は思うのだけれど、長安が国際都市だったことを考えると、楊貴妃がハーフだったのではないか?僕はそう思っているのですよ。

どうして、そのように思ったのでござ~♪~ますか?

 


長恨歌(ちょうごんか)

漢の王は長年美女を求めてきたが、どの女性にも満ち足りないものを感じていた。
ところが、ついに探し求めていた美女に出会った。楊家の娘だった。

 (中略)

楊貴妃は、そもそもは玄宗皇帝の子息の一人の妃であった。
さすがに息子から妻を奪うのをはばかり、いったん道士となった後で玄宗の後宮に迎え入れられている。
太真は楊貴妃の道士時代の名。

 (中略)

温泉の湯水がなめらかに凝脂を洗う、と表現されるように、むっちりとした白い肌の持ち主だった。




『あっちかち (2008年3月25日)』より


 

このあらすじを読んだ時に、玄宗皇帝のこだわりようが常軌を逸している、と僕には思えたのですよ。

それ程常軌を逸しているでしょうか?

自分の息子の嫁を取り上げてしまったのも同然ですよ。ちょっと、平凡な人には考えも及びませんよ。

そうでしょうか?

つまり、玄宗皇帝は、普通の中国人の女性ではどうしても飽き足らなかったのですよ。楊貴妃は、かなり変わった女性だったのではないか?要するに日本人の男が金髪の白人の女性に魅力を感じるようなものですよ。

デンマンさんも、金髪の白人女性にそのような魅力を感じた事がござ~♪~ましたか?

ありましたよ。おそらく、宮殿の庭園でも歩いていたハーフの楊貴妃を玄宗皇帝は目にしたのでしょうね。李白が「少年行」を詠んだように、当時の長安ではペルシャ人の娘が人気を呼んでいたのですよ。玄宗皇帝も、うわさを耳にしていた。そういう時にペルシャ人の血が入っているハーフの楊貴妃を目にした。うわさ通りの、透き通るような色白の肌をして、純粋な中国娘にはない異国情緒が表情に表れている。それがメチャ魅惑的に見えた。一目見て玄宗皇帝は楊貴妃の異国風な魅力の虜になってしまったのですよ。

そうでしょうか?

そのような特徴的な女性を想定しない限り、いろいろと手の込んだ事をして自分の息子の嫁を取り上げるなんてしないと思うのですよ。

う~♪~ん。。。でも、楊貴妃がハーフだったなんて聞いた事がござ~♪~ませんわ。

でもねぇ、状況証拠ならばたくさんありますよ。安禄山が玄宗と楊貴妃に取り入って、二つの州の節度使を拝命し、まもなく三つの州の節度使を兼任する事になった、と言う事だって、楊貴妃自身がハーフであれば抵抗なく受け入れられる話ですよ。

そうでしょうか?

つまり、この当時の長安は国際化がかなり進んでいて、美人観も古代ギリシャの影響が強くでていたのですよ。ハーフの楊貴妃は当然のことながらミロのビーナスのような体型に近かったでしょう。もちろん肌も白人に近い白い肌だったでしょう。そのような魅力が玄宗皇帝を虜にしてしまったのですよ。どうですか。。。?卑弥子さんも、そう思いませんか?

でも、大理石の楊貴妃のムッチリした像を作った彫刻家は、そのような事を知っていたのでござ~♪~ましょうか?

もちろん、知らなかったでしょう?多くの中国人と日本人のように、楊貴妃は柳腰で細面の表情をしていた、と信じていたはずですよ。それは、中国に現在残っている楊貴妃の絵を見れば分かります。

それなのに、どうして華清池の像を制作した彫刻家はムッチリとした楊貴妃の像を造ったのでござ~♪~ますか?

それが我々の遺伝子の中に組み込まれている美人観だと僕には思えるのですよ。つまり、ムッチリとした腰と言うのは、骨盤が広い安産に適した体型ですよ。楊貴妃の像を作った彫刻家もミロのビーナスの自然な美しさに感銘を受けて、それを参考にして華清池の楊貴妃の像を造ったのだと思いますよ。

。。。んで、柳腰の細面は。。。?

それは、纏足(てんそく)美人観ですよ。つまり、人為的に女性の自由を制限して考え出された美人観だから、我々の遺伝子に組み込まれている美人観とは違っているのですよ。

古代ギリシャの美人観は、より自然な発想から生み出されたものだ、とデンマンさんはおっしゃるのですか?

そうですよ。より自然で、より人類の幸せと発展にかなった美人観ですよ。つまり、安産型の美人観です。僕には、そう思えるのですよ。




『むっちり楊貴妃 (2008年3月27日)』より


 

どうですか、卑弥子さん?。。。面白いでしょう?

いつものようにデンマンさんの理屈に引き込まれそうでござ~♪~ますわ。

僕は理屈を捏(こ)ね回しているわけではないのですよう。

根拠に基づいているとおっしゃるのでござ~♪~ますか?

もちろんですよう。上の記事の中に貼ってあるすべてのリンクをたどって僕が書いた記事を読めば、納得できるように書いてあるのですよう。

デンマンさん。。。、あのですねぇ~。。。よほど暇がある人でない限り、デンマンさんが書いた記事をすべて読むなんて無理でござ~♪~ますわ。

でもねぇ、僕も驚いたのだけれど、上の中で引用されている記事は結構読まれているのですよう。

どうして分かるのですか?

アクセス解析で訪問者の数が分かるのですよう。僕と同じように唐の時代に、壮大な歴史ロマンを感じている人が結構、たくさん居るのですよう。上の記事を読むだけでも、国際的な広がりを感じませんか?僕は源氏物語より面白いと思いますね。

デンマンさん!。。。あたくしは、これでも京都の女子大学で「日本文化と源氏物語」を講義している者でござ~♪~ますわ。

知ってますよう。

そのあたくしに向かって、“源氏物語よりも楊貴妃物語の方が面白い!”。。。デンマンさんは、そう宣(のたま)うのでござ~♪~ますか?

宣(のたま)うなんて、すごい事を言いますねぇ~うへへへへ。。。

デンマンさん!。。。笑いで誤魔化さないでくださいな。あたくしは真面目に腹を立てているのでござ~♪~ますわ。

分かりました。。。僕は源氏物語がつまらない、と言っているのではないのですよう。もちろん、源氏物語は世界的にも認められている素晴しい小説ですよう。でも、「楊貴妃物語」は、それ以上に歴史ロマンを感じさせる壮大な絵巻だと思っているのですよう。

でも、そう言う絵巻はござ~♪~ませんわ。

だから、僕がネットで立ち上げようかと。。。『壮大なる歴史ロマン・楊貴妃物語』。。。『レンゲ物語』と『小百合物語』に引き続いて、この歴史的大ロマンをスタートさせてみようかと。。。うへへへへ。。。

デンマンさん。。。マジですか?

夕べ、そう言う夢を見たのですよう。




初出: 2008年7月17日



【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif)

ですってぇ~。。。
つまり、『小百合物語』がマンネリ化してつまらなくなったから、
デンマンさんは楊貴妃の事を持ち出したのですわよね。

はっきり言って、楊貴妃がペルシャ人だなんてマジで信じる人は居ませんわ。
あなただって信じないでしょう?

ええっ?楊貴妃が純粋な中国人だという確証があるのかって。。。?
そんなもの、ありませんわよう。うふふふふ。。。

ただ、楊貴妃までがペルシャ人の血を引いているとなると。。。
聖徳太子もペルシャ人の血を引いているでしょう。。。

そのうち、デンマンさんは明治天皇もペルシャ人の血を引いていると言い出しますわよう。。。んもお~~
結局、日本古代史ばかりか、近代日本史までがペルシャ史なってしまうでしょう?

馬鹿馬鹿しいと思いませんか?
平安文学を専門にしているあたくしの立場がなくなってしまうのでござ~♪~ますわよう。
ただ、それだけの理由でござ~♪~ます。

とにかく、また、あさってが面白くなりそうです。
だから、あなたも読みに戻ってきてくださいましね。
じゃあねぇ。


(hand.gif)



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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

ためになる関連記事




(linger65.gif)


■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


(seisho05.gif)

■ 『カナダのバーナビーと軽井沢に

別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』


■ 『今すぐに役立つホットな情報』

■ 『 ○ 笑う者には福が来る ○ 』



(bare04e.gif)

こんにちは。ジューンです。

世界の三大美人って知ってますか?

楊貴妃、クレオパトラと小野小町ですって。。。

でもね、欧米で“小野小町”と言っても

理解してもらえませんわ。

Beauty is in the eyes of the beholder.

“美人って見る人によって違うのよ。”

どの国にも、このような言い方がありますよね。

ところで、ネットを見ていたら次のようなサイトがありました。

Top Ten Most Beautiful Women In The World

1. Catherine Zeta Jones

2. Alessandra Ambrosio

3. Adriana Lima

4. Josie Maran

5. Zhang Ziyi

6. Eva Green

7. Scarlett Johansson

8. Natalie Portman

9. Jennifer Connelly

10. Aishwarya Rai

http://hubpages.com/request/975/best

あなたは、どう思いますか?

ところで、これまで書いた小百合さんの記事を集めて

デンマンさんが一つにまとめました。

もし、小百合さんの記事をまとめて読みたいならば、

次のリンクをクリックしてくださいね。

■ 『小百合物語 特集』


(sayuri5.gif)

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしてくださいね。

じゃあね。



(sync.gif)

コメント
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