森中定治ブログ「次世代に贈る社会」

人間のこと,社会のこと,未来のこと,いろいろと考えたことを書きます

市民シンポジウム 「人類は戦争をやめることができるのか?」

2023-03-30 20:49:00 | 人類の未来

昨年12月に開催された第1回さいたま国際音楽コンクール一般部門で、「ありふれた話」を歌って埼玉県知事賞をいただきました。
昨年はクラシックやシャンソンコンクールにチャレンジしたけれど鳴かず飛ばずだったので、年末になって栄誉ある賞をいただき大変嬉しいです。先日表彰楯が送られてきました。
歌で県知事賞なんて、私の生涯でもう2度とないでしょう。これを励みに今年も頑張りたいと思います。

今年2023年4月8日(土)に午後1時から市民シンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」をZoomにて行います。

テーマ:人類は戦争をやめることができるのか?

ロシア・ウクライナ戦争、そしてそれが終われば東アジアでの戦争かと恐ろしい社会情勢になってきたと思います。

私は、一昨年、昨年と2年間、人間の真の利他(純粋利他)をテーマとしてこの市民シンポジウムを行いました。
私は真の利他性(純粋の利他性)、つまり自分の利益を動機としない利他性が、現代以降つまり人新世において人類を導くと考えます。
一昨年は、「真の利他性とは天動説である」と言うお話がありました。つまり本当は利己性に基づいてあらゆる生物はこの世に存在できるのだけれど、真の利他性があるように見えるから、あるいはあると思いたいから、それがあると人は考えるのだと、そう言うお話しと受け取りました。
昨年は、細胞内部にある真の利他性について「それは単なる制約」に過ぎないと言われました。

それから丸1年、私はさらに考えました。
単なる制約!
それは間違っていません。正しいです。
でも、その理解は正しくても人間にフィットするものではないのです。この1年でそれがわかりました。
その話をいたします。

人類が戦争をやめるには、2つの主張と理解が必要です。


1 種問題
2 真の利他(純粋利他)

この二つです。
私の話の内容は決して専門家しか理解できないような話ではありません。誰もが理解できます。

でもそれが本当にあり得るのか?という点において、実際に認識するには壁を飛び越える必要があるのです。

壁を飛び越えることができれば人類は戦争をやめることができます。
少なくとも、その原点を持つことができます。
でも、それができなければ人類は戦争をやめることができないと私は思います。

私は人類がその壁を飛び越えることができると思います。

講演:
森中 定治(日本生物地理学会会長、綾瀬川を愛する会代表、放送大学埼玉SC所属

   「人類は戦争をやめることができるのか?」

論評:
山極 壽一 (総合地球環境学研究所所長、前京都大学総長、前日本学術会議会長)
千葉 聡 (東北大学 東北アジア研究センター教授)
松本 直子 (岡山大学 文明動態学研究所所長)
石川 洋行 (八洲学園大学 非常勤講師)
論評・クロージングアドレス:
石井 剛 (東京大学大学院 総合文化研究科教授)

ポスター

講演要旨

参加費無料
参加申し込みは、お名前と市民シンポジウムと明記して、学会事務局 (delias@kjd.biglobe.ne.jp)へ
学会のHPからも申し込みができます。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiAR7gXhd9CkGURbmG6APln1PmRyPbxbOyaxQBwixJcc-p2g/viewform

 

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