DEEPLY JAPAN

古い話も今の話も、それでもやっぱり、ずっと日本!
Truly, honestly, DEEPLY JAPAN!

アサンジュ:ISとクリントン財団の金主は重なる

2016-11-04 23:35:43 | 太平洋情勢乱雑怪奇

米大統領選挙前最後の週末、土曜日には、ジュリアン・アサンジュのインタビューがRTで放映されるそうだ。対談相手はジャーナリストのジョン・ピルジャー。

'Trump won’t be permitted to win' - Assange interview with John Pilger (Courtesy Darthmouth Films)

 

で、今日はそのハイライト部分が流されていた。

ハイライトだけならこの動画が便利。

'Clinton & ISIS funded by same money' - Assange interview w/John Pilger (Courtesy Darthmouth Films)
https://www.youtube.com/watch?v=k9xbokQO4M0

記事はこれ。

Assange: Clinton & ISIS funded by same money, Trump won’t be allowed to win (JOHN PILGER EXCLUSIVE)
https://www.rt.com/news/365299-assange-pilger-saudi-clinton/#.WByFOT4tsNQ.twitter

 

アサンジュが言っているのは、ISに資金を提供しているのはサウジだカタールだと言われて来た。しかしそれはあの不良の王子、この王子みたいにプライベートな感じで言われてた。しかしそうではなくてこれはサウジ、カタールの政府だと。

で、このニュース自体は前にwikileaksが出して来たリーク文書に基づいている。で、これこそwikileaksが出したリークコレクションの中でも重要性の高いものだ、とアサンジュ。

そこで、ジョン・ピルジャーがまとめる。

一方でクリントン財団の資金提供者の大口はサウジなわけですので、つまり、ISに資金を提供している人たちは同時にクリントンへの資金提供者なのですね、と。

 

と、番宣はここまでなんだけど、とりあえず明日は見ないとだわ、と私は思うわけだけど、私はどうでもよくて、アメリカ人が大量に視聴することが予想できますね。

既に、twitterも動画も、この話の主体はアメリカ人。つか、アメリカ人だらけ。前にも書いたけど、RTって今やアメリカのオールタナティブメディア状態なんだよね。そもそも、ラリー・キングの番組は現在RTに入ってるし、ちょっと毛色が違うけどトム・ハートマンの番組も入ってる。

ロシア草の根グループは、現在シリアの東アレッポで行われている、武装集団を外に出す、出ろ、出ろよ、という取り組みの方に気がいっている人が多いかも。これはこれで、もし成功したら(つまり、アルカイダが街を出たら)おおごとだし、出なくてもおおごとですね。

出なかったら、今度こそシリア軍の総攻撃になるんじゃないかという気もするし、しかし、最近は、回廊の様子をライブで見せて、武装集団ってやつらがほんとにいるんでっせ、というのを見せることに尽力しているので(ロシアが)、まだこの線で行けると思うのなら行くのかも。ある意味、晒し者だし、これは上のアサンジュの話とも呼応するしね。

 

■ 面白く思ったこと

ジョン・ビルピルジャーは、オーストラリア出身のジャーナリストで、イギリスを中心に活躍してる人。もう70代後半。

で、反戦派というなんかキレイなスローガンめいた反戦派じゃなくてもっと調査ジャーナリズム系の人なので、長い間、どちからかというと、いわゆるレフト、リベラルの人たちが尊敬を向けていた人といっていいんだろうと思う。

ところが、上の動画を現在熱心に追っかけているのは、アメリカの右派の人たちだったりするんですね。もう、現状の糞な体制をなんとかすべきだというモチベーションは明らかに右派の方が強い。サウジに多大なる疑いを持っている人は大勢いるし。

で、そんな中、レフトとかリベラルとかいう人たちは、一生懸命トランプは希代の差別主義者なのだと口角泡を飛ばしてるわけです。

反戦すら捨てさせるほどのモチベーションは一体どこから来てるのだろう?

まさか民主党の糞リベラルが、ロシアとの戦争も辞さずという態度に出るとは想像もできなかった、と見知らぬ誰かがアメ人の掲示板に書いてたけど、私も同じ思いですね。

 

■ 全貌は解明されるとは思わないけど

で、お話戻って、中東問題はどういうものであれ全貌解明なんてないと思うけど(だって特殊な人たちが絡んでいるんだもの)、さはさりながら、

米大統領選挙、どう転んでも大混乱

で書いた、セキュリティ体制が筒抜けの、異常なヒラリーの周辺と重ね合わせると、もう、なんてか、ヒラリーってかオバマ政権って、テロリスト集団もしくは傭兵を使って目的を成し遂げようとしている人たちとまったくもって不適切な関係を続けていたという話になるんでしょう。

で、どっちがどう仕切ってるのかわからないような体制でもあったな、みたいな。

 

ワグ・ザ・ドッグ~ウワサの真相 [DVD]
ダスティン・ホフマン,ロバート・デ・ニーロ
ワーナー・ホーム・ビデオ

 


 

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 議会を取り戻せ(5) | トップ | アサンジュ:ISとクリントン... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
『セレブの道具テロリスト』 (ローレライ)
2016-11-05 06:25:51
『リベラルなポーズの特権階級』の『セレブの道具がテロリスト』な訳で世界大戦の扇動までやっている。
返信する
リベラル・ジェントリー (ブログ主)
2016-11-05 13:59:02
リベラル勢の指導者層はそうかもしれませんが、ついていった人たちはそこまで酷い人たちじゃないとは思うわけですよ。

ただ、単純に、要するに、この人たちは現実感のないロマン派なんだと思うんです。きっと素晴らしい世界になるはずだ、みたいな物語的調和を期待している。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

太平洋情勢乱雑怪奇」カテゴリの最新記事