日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

パリーグCSファーストステージ 楽天が2勝1敗でファイナル進出!

2017年10月16日 | Sports

プロ野球は14日から日本シリーズ出場を懸けた「クライマックスシリーズ」が開幕。セリーグの阪神タイガースVS横浜DeNAベイスターズは1勝1敗の五分ですが、16日に予定されていた第3戦は雨天中止となりました。一方、メットライフドームで行われている埼玉西武ライオンズVS東北楽天ゴールデンイーグルス戦は、2試合終えて1勝1敗。この日の第3戦で勝った方が、パリーグ王者・福岡ソフトバンクが待ち構えるファイナルステージに進出します。勝てば福岡行き、負ければ終わりの最終決戦を制したのは?


両チームのスタメン
   埼玉西武      東北楽天
1(中)秋山翔吾   (遊)茂木栄五郎
2(遊)源田壮亮   (二)藤田一也
3(指)森友哉    (一)銀次
4(一)山川穂高   (右)ペゲーロ
5(二)浅村栄斗   (中)島内宏明
6(左)栗山巧    (三)ウィーラー
7(三)中村剛也   (左)岡島豪郎
8(右)外崎修汰   (指)枡田慎太郎
9(捕)炭谷銀仁朗  (捕)嶋基宏
 (投)野上亮磨   (投)美馬学



1回、西武先発・野上が3つの四球を与え、満塁の走者を背負う。先制のチャンスをつかんだ楽天は、ウィーラーが野上の4球目のカーブを引っ掛けたが、ショートへのタイムリー内野安打となり、楽天が1点を先制します。西武はその裏、1番の秋山が楽天先発・美馬の2球目を捉え、右中間への3塁打。無死3塁とチャンスを迎えたが、源田レフトフライ→3塁走者動けず、森と山川が三振に倒れてしまい、同点ならず。
4回、楽天は先頭のウィーラーがセンター前ヒットで出塁。1死2塁でバッター枡田の場面で、野上の3球目が暴投。ボールが転がる間にウィーラー2塁から一気にホームイン。バッテリーミスとウィーラーの好走塁で楽天に2点目が入ります。
2点を追う西武は、4回まで美馬の前に無失点に抑えられますが、5回に栗山と中村の連打の後、外崎の犠打で1死2,3塁と攻め立てる。ヒット1本で同点の場面で炭谷がライトへの犠牲フライを放って1点を返す。なおも2死3塁とチャンスが続くも、秋山が空振り三振に倒れて3アウト。楽天2番手・高梨雄平が西武の反撃を退けました。
2-1と楽天1点リードの7回、西武は途中出場・金子侑司がファウルで粘った末にヒットで出塁。2死後に炭谷がヒットで繋ぐ。2死1,2塁と同点または逆転のチャンスの場面で秋山に打席が回るが、空振り三振に倒れてしまう。またも秋山が反撃のチャンスをモノにできず。
ピンチを凌いだ楽天は8回、2死走者無しからウィーラーが西武5番手・シュリッターの6球目を振り抜く。打球はレフトへ高く飛び、スタンド上段へ!ウィーラーのソロ本塁打で楽天が1点追加。なおも四球の走者を置いて枡田が2球目の変化球を叩き、レフトスタンドへの2ラン本塁打!楽天はこの回、2本のホームランで3点を奪い、5-1とリードを拡げます。
西武は9回裏に浅村が楽天6番手・松井裕樹からソロ本塁打を放って1点を返したが、反撃もここまで。最後の打者・外崎が1塁ゴロに倒れてゲームセット。楽天が5-2で西武を下し、ファイナルステージ進出を決めました。



パリーグ クライマックスシリーズ 2017年10月16日(月)
西武VS楽天 第3戦 メットライフ
<楽天2勝1敗 観衆:31,755人>
楽|100 100 030|5
西|000 010 001|2
[勝] 宋家豪(1勝0敗)
[負] 野上(0勝1敗)
[本] ウィーラー(楽/1号)、枡田(楽/1号)、浅村(西/2号)


ファーストステージ最終戦は、レギュラーシーズン3位の楽天が2位の西武に勝利。対戦成績2勝1敗でファイナルステージ進出を果たしました。レギュラーシーズンでは西武が16勝8敗1分けと大きく勝ち越しましたが、CSで楽天が下克上を達成。初戦で0-10と大敗したけど、第2戦と第3戦を連勝。戦前の下馬評を覆しましたね。楽天は日本一を果たした2013年以来、4年ぶり3度目のファイナル進出。ホークスにとっては手ごわい相手となるかも。
この日の楽天は、ウィーラー選手が4打数3安打2打点の大活躍。第1打席で先制の内野安打、2打席目にはセンター前ヒットで出塁した後、相手の暴投で2塁から一気に生還。8回の第4打席ではレフトへの特大アーチを放ちました。第2戦まで無安打でしたが、負けられない一戦で大当たり。ヒットが1本出ると変わりますねぇ。
投手陣は美馬→高梨→宋家豪→ハーマン→福山博之→松井裕の6投手のリレーで逃げ切り。美馬投手が5回途中(4回2/3)まで1失点のあと、高梨投手と福山投手が同点のピンチを抑える好救援を見せました。
連敗を喫した西武は、再三のチャンスを作りながらも得点できず。初回に先頭の秋山選手が3塁打で出塁しながらも、後続が次々と凡退。5回には無死1,2塁と攻め立てながらも、炭谷選手の犠牲フライの1点のみ。7回に一打同点の場面で秋山選手が三振に倒れて無得点に終わった後、シュリッター投手が2本のホームランを被弾…。拙攻が大きく響き、2017年シーズン終了となりました。

パリーグのクライマックスシリーズは、17日から福岡ヤフオクドームでファイナルステージが始まります。パリーグ優勝のホークスは、1勝のアドバンテージがあるので、3勝すれば日本シリーズ進出が決まります。ホークスは15日までヤフオクドームで紅白戦を行い、デスパイネ選手や松田選手がホームランを打てば、バンデンハーク投手と武田翔太投手も無失点ピッチングを見せました。
ホークスがファイナルステージを戦うのは4年連続。一昨年はロッテに3連勝、昨年は日本ハムの前に2勝4敗でした。楽天との対戦成績は13勝12敗と勝ち越してますが、ヤフオクドームでの試合では5勝7敗と負け越しております。柳田悠岐選手の欠場は残念ですが、楽天を倒して日本シリーズ進出を決めてほしいです。








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