日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

デスパイネ来日初のグランドスラム!今宮4安打の固め打ち!

2017年07月01日 | HAWKS

4連勝で仙台に乗り込んだ福岡ソフトバンクホークスですが、6月30日の初戦は3-4で楽天に敗戦。パリーグ首位浮上を逃し、楽天に1.5ゲーム差に拡げられました。パリーグ首位攻防戦の第2ラウンドの7月1日は、楽天・美馬学VSソフトバンク・千賀滉大の先発でスタートし、試合は乱戦となりました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク        楽天
1(二)川﨑宗則     (中)島内宏明
2(遊)今宮健太     (右)ペゲーロ
3(中)柳田悠岐     (左)岡島豪郎
4(一)内川聖一     (三)ウィーラー
5(指)デスパイネ    (二)銀次
6(三)松田宣浩     (一)枡田慎太郎
7(左)中村晃      (指)アマダー
8(捕)甲斐拓也     (捕)嶋基宏
9(右)上林誠知     (遊)三好匠
 (投)千賀滉大     (投)美馬学




1回、ホークスは今宮と柳田の連打で1死1,3塁とした後、4番・内川の内野ゴロの間に1点を先制すると、2死2塁でデスパイネがレフト前にタイムリーヒットを放ち、この回2点を奪います。
ホークス先発の千賀は、2回まで無失点に抑えますが、3回に1死から三好と島内に連続ヒットを浴びると、ペゲーロに初球を狙われ、右中間へのタイムリー2塁打を浴び、2-2の同点とされる。なおも2死3塁で4番・ウィーラーにストレートを痛打され、レフトスタンドへの2ラン本塁打を被弾し、2-4と逆転されます。
2点を追うホークスは5回、甲斐の2塁打、上林のヒットで無死1,3塁とすると、川崎1塁ゴロ→3塁走者・甲斐が三本間で挟まれる→1塁走者・上林が3塁に進塁→甲斐が本塁突入してセーフ。甲斐の好走塁で3-4と1点差に迫ると、なおも無死2,3塁で今宮のライト前タイムリーヒットで2点を奪い、5-4と逆転します。このあと、柳田四球、内川ヒットで1死満塁と攻め立て、デスパイネが楽天先発・美馬の2球目を振り抜き、レフトスタンドに飛び込む満塁本塁打!デスパイネの豪快な一発で4点を追加し、この回だけで7点を挙げ、9-4とします。
しかしその裏、ホークス2番手・モイネロが2つのエラーと四球で1死満塁のピンチを招くと、3番手・岡本健が今江年晶に押し出し四球を与える。なおも満塁でアマダーにライト前タイムリーを浴びると、4番手の五十嵐亮太が嶋にタイムリー、三好に犠牲フライを打たれる。無死満塁から4点返され、9-8と1点差に。
6回、2死走者なしで今宮が美馬の7球目のスライダーを捉え、レフトへのソロ本塁打を放ち1点追加。10-8と突き放す。
7回、5番手の森唯斗がアマダーにバックスクリーンへのソロ本塁打を打たれ、10-9と再び1点差に。
8回、6番手の嘉弥真新也が連打を許すと、銀次から三振を奪い1死を取る。なおも1死2,3塁でバッター今江の場面で、ホークスは守護神・サファテを投入。サファテのフォークをキャッチャー・甲斐が弾いた後、すぐさま3塁に送球し、2塁走者を封殺。2死2塁となり、サファテが今江をフォークで空振り三振に仕留め、楽天の反撃を抑える。サファテは9回も続投し、3者凡退に抑えてゲームセット。ホークスが乱打戦を制し、1勝1敗のタイに持ち込みました。


パリーグ 2017年7月1日(土)
楽天VSソフトバンク 10回戦
<ソフトバンク4勝6敗、Koboパーク、観衆:26,383人>
ソ|200 071 000|10
楽|004 040 100|9
[勝]五十嵐(6敗)
[負]美馬(7勝2敗)
[S]サファテ(1勝23セーブ)
[本]デスパイネ(ソ/20号)、今宮(ヤ/5号)
  ウィーラー(楽/16号)、アマダー(楽/7号)



Koboパークでの首位攻防戦の第2戦は、激しい乱打戦の末、ホークスが10-9で勝利しました。5回に打者一巡で7点を奪って9-4と一時は5点のリードを拡げたけど、その裏に4点返され1点差に。逆転されるかと思われましたが、8回途中から登板したサファテ投手が、楽天の反撃を封じました。前夜の雪辱を果たしたホークス、ゲーム差を再び0.5に詰めました。それにしても、楽天に勝つのは楽じゃないな…。
この日の投手陣は、千賀→モイネロ→岡本→五十嵐→森→嘉弥真→サファテと7人のピッチャーが登板しました。先発の千賀投手は、4回まで被安打5・2奪三振・3四球・4失点。序盤の2イニングは走者を出しながらも得点を与えませんでしたが、3回に3連打で同点とされると、ウィーラー選手に2ラン本塁打を被弾し、この回だけで4失点。背中の張りから1軍に戻ったけれど、まだ本調子じゃないのか…?水曜日の武田投手といい、この日の千賀投手といい、復帰組がしょっぱい投球してんな。
打線のほうは、先発全員安打の16安打を記録。デスパイネ選手はこの試合3安打5打点の猛打賞。1回にレフト前タイムリーヒット、5回の第3打席では美馬投手のフォークをすくい上げ、レフトへの満塁本塁打。自身にとっても来日初めてのグランドスラムでした。前日に柳田選手がパリーグトップの20本塁打に到達しましたが、一夜明けてデスパイネ選手が並びました。ホークスの2人がパリーグの本塁打王争いをしてるなんて、熱いですな。
今宮選手は4打席連続ヒットの固め打ち。5回に勝ち越しの2点タイムリーヒットを放つと、次の打席ではレフトスタンドへの一発を放ちました。今宮選手の一発は本当に大きかったです。他にも、松田選手と中村選手の2人が2安打を記録しています。

1勝1敗で迎える2日の3戦目は、楽天・岸孝之VSソフトバンク・バンデンハークの予告先発で行われます。よりによって岸がでてくるんかいな。土曜日はノーガードの殴り合いでしたけど、日曜日は投手戦になるんじゃないかと思います。岸投手を攻略して、3連戦勝ち越しで首位浮上してくれー。