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アミア・カーン対ポール・マクロスキー(2011/04/16)

2011-04-18 19:55:54 | ボクシング

WBAスーパーライト級タイトルマッチ

英国のアミア・カーン選手(Amir Khan)のWBA王座4度目の防衛戦はカーン選手の地元英国マンチェスターにアイルランドからのポール・マクロスキー選手(Paul McCloskey)を挑戦者に迎えて行われ、一方的なカーン選手ペースの末の6回負傷判定でカーン選手が勝利して王座防衛に成功した一戦でした。(体格比較)

カーン選手の圧勝でした。
立ち上がりから目を引いた両者の身体の違い。特に目立った上半身の大きさの違いそのままのパワー差とハンドスピードの差で試合スタートから積極的に攻めていったカーン選手。
半身に構えるサウスポーのマクロスキー選手相手に速射砲のようなジャブ、右ストレートで迫り、時にラフにも見えるもののとにかく速い左右フックでハイテンポに仕掛けていく王者のスピードが終始ペースを支配。
マクロスキー選手も時折良い左ストレートやしきりに狙っていた左右アッパーなど、決して防戦一方というわけではなく頑張っていたのですが、マクロスキー選手の良い攻撃がたまに入ってもカーン選手がまったく怯んだ様子を見せないこと、さらにすぐさま返してくる回転力とパワーのある波状攻撃に対して打つ手が見出せません。
6回にはカーン選手のワンツーを下がって外したものの、そこからすかさず追いかけてきた追撃のワンツー、さらに右左というカーン選手の連続攻撃でこの試合ではじめて足元を見だした場面を見せたマクロスキー選手。この場面の直後に偶然のバッティングで挑戦者の額~眉付近が切り裂かれてしまい、続行不能というドクターの判断によって試合は終わっています。



Power Punchs

スコアはジャッジ3氏ともに60-54。素人目にはそんなに酷いとも思えなかった挑戦者の傷&出血。そしてマクロスキー選手が戦う意思をギンギンに漲らせていたこともあって、もう少し見たかったと感じた最後でした。(カット)
余談ですが、マクロスキー選手の傷を見てランドール2でのチャベスを思い出しました。

カーン選手は25勝(17KO)1敗。マクロスキー選手は22勝(12KO)1敗。


Amir Khan Gets Technical Nod Over Paul McCloskey in Six(Alexey Sukachev/Boxing Scene)
Amir Khan: I'll Be Better, More Motivated For Tim Bradley(Boxing Scene)
写真
Photos: Amir Khan Beats Paul McCloskey in Manchester(Boxing Scene)
Khan wins technical decision(Photos: Chris Royle/Fight News)


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