![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/19/61945c50b839f3a5ba655ef35f1dee2b.jpg)
スーパーライト級8回戦
1ヶ月前にフローチ対テイラー戦、グリーン対デレオンJr戦が行われた米コネチカット州の興業のアンダーカードから4試合を。
元スーパーライト級王者のポール・マリナッジ選手(Paul Malignaggi)がクリス・フェルナンデス選手(Christopher Fernandez)との8回戦に判定勝ちしています。(体格比較)
08年11月にリッキー・ハットン選手に敗れて以来の復帰戦となったマジックマン・マリナッジ選手。ハンドスピード抜群の攻撃でペースを終始支配し続けたワンサイドの内容での戦線復帰だったのですが、6回にヒヤリとさせる場面がありました。
この回終了間際にフェルナンデス選手の攻めにロープへ押し込まれた場面で、フェルナンデス選手の右フック左フックのコンビをまともに食ってしまいます。
直後に打ち鳴らされたこのラウンド終了ゴングに救われ、その後の1分間のインターバルで回復し、7ラウンド目のフェルナンデス選手の追い上げも無く事なきを得ましたが、パンチを食った時のマリナッジ選手は結構効いてました。
とはいえこの場面意外ではマリナッジ選手がペースを圧倒的に支配。手数の少ないフェルナンデス選手相手にシャープな攻撃を次々に見舞っていく、王者時代と変わらぬマリナッジ選手の戦いぶりでした。
スコアは3者共に79-73。
6月27日に無敗の新鋭マイク・アルバラード選手との一戦を予定しているマリナッジ選手。非常に楽しみなカードですが、この日見せたパフォーマンスを見る限りまだマリナッジ選手の方が上回っているように感じます。6回のピンチも引き締める意味でも良かったでしょう。楽しみです。
::::::::::追記5月31日:::::::::::::::::::::::
アルバラード選手が負傷で対マリナッジ戦の出場をキャンセル、というニュースが・・残念。
Alvarado-Malignaggi is off!
ALVARADO OUT, PETERSON IN VS. MALIGNAGGI?
Injured Alvarado won't fight Malignaggi
右肘を負傷したようです。マリナッジ選手は予定通り6月27日のカードに出場の方向で調整中?相手の名前としてファン・ディアス選手、アンソニー・ピーターソン選手の名前が出ているようです。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
マリナッジ選手は26勝(5KO)2敗。フェルナンデス選手は16勝(9KO)7敗1分。
リッキー・ハットン対ポール・マリナッジ(2008/11/22)
ポール・マリナッジ対ラブモア・ヌドゥ(2008/05/24)
ポール・マリナッジ対ハーマン・ヌゴージョ(2008/01/05)
ラブモア・ヌドゥ対ポール・マリナッジ(2007/06/16)
マイク・アルバラード対エマニュエル・クロッティ(2009/03/08)
●ヘビー級10回戦
ドミニク・グイン対ジョニー・ホワイト(2009/04/25)
ドミニク・グイン選手(Dominick Guinn)がジョニー・ホワイト選手(Johnnie White)に初回TKOで勝利しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b3/27e507796a9879eaa665f47dbd21d063.jpg)
「元ホープ」グイン選手と21戦全勝のレコードを持つルイジアナの24歳のホープ・ホワイト選手との一戦でしたが、グイン選手が見事な速攻で格の違いを見せ付けています。
試合開始と共にガードを固め上体を振りながらグイン選手に迫るホワイト選手でしたが、ロープを背にグイン選手が押し込まれかけた、その瞬間にグイン選手が放ったチョッピングライト、この1発で試合は事実上決してしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/4b/e564bbeed85217470a78ff1a761526c6.jpg)
前進しようとしていた勢いそのままにロープに突っ込んだホワイト選手にカウントが数え上げられますが、その間も足元はガクガク。試合再開後すぐに2度目のダウンを追加され、最後はロープに詰まってグイン選手の右ストレートを打ちぬかれた場面でのストップでした。
ストップに激しく抗議していたホワイト選手でしたが深刻なダメージは明白でした。ダウン時の効きっぷりや試合後の抗議など、ジュダー対チュー戦みたいな感じでした。
プロ入り後24連勝の後は6勝6敗と、すっかり元ホープという呼び名が板についてしまったグイン選手ですがこの印象的な勝利を再浮上のキッカケに出来るでしょうか。試合後の「俺はまだハングリーだ」とのグイン選手の言葉に期待したいです。
グイン選手は31勝(21KO)6敗1分。ホワイト選手は21勝(18KO)1敗。
エディ・チェンバース対ドミニク・グイン(2007/05/04)
●ウェルター級4回戦
サダム・アリ対ブライアン・アブラハム(2009/05/25)
北京五輪米国代表の20歳サダム・アリ選手(Sadam Ali)がブライアン・アブラハム選手(Bryan Abraham)に4回判定勝ちしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/16/6b100d465bf8ce1a0dc0948d9d36f59b.jpg)
イエメン移民の両親を持つニューヨークブルックリン出身のアリ選手。スピードとセンスを感じさせるボクシングで将来の成長が楽しみです。
まだまだ未熟な面も見えましたが、距離を決める足さばきの良さが目を引きました。3回に右ストレートでダウンを奪い、4回にも左フックでチャンスを掴んだアリ選手の圧勝でした。
パワーがついてくればかなり良い線行きそう?とかはまだ気が早すぎですねw
もう少し彼の試合を見てみたいです。
アリ選手は3勝(2KO)。アブラハム選手は1勝(1KO)1敗1分。
●スーパーライト級4回戦
ダニエル・オコーネル対トラビス・ハートマン(2009/04/25)
ダニエル・オコーネル選手(Danny O'Connor)がトラビス・ハートマン選手(Travis Hartman)に4回判定勝ちしています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/78/36287302297007fa45fdfe19ff8ddf4b.jpg)
2008年米ゴールデングラブ王者のサウスポー、24歳のオコーネル選手のイージーな勝利でした。スピードに乗った左右の攻撃で終始ハートマン選手を圧倒。2回終了間際に素晴らしい左ストレートカウンターでダウンを奪い、最終4回にもボディブローでダウンを奪った末の判定勝利でした。
ガウン、トランクスにアイルランドの国旗がプリントされていたんですが出身がそうなのでしょうか?ちとわかりませんでしたが、アイリッシュらしい気の強さと身体の強さが感じられる選手でした。(アイルランドと全然関係なかったらうけるんすけどw)
オコーネル選手は6勝(2KO)。ハートマン選手は9勝(7KO)12敗1分。
1ヶ月前にフローチ対テイラー戦、グリーン対デレオンJr戦が行われた米コネチカット州の興業のアンダーカードから4試合を。
元スーパーライト級王者のポール・マリナッジ選手(Paul Malignaggi)がクリス・フェルナンデス選手(Christopher Fernandez)との8回戦に判定勝ちしています。(体格比較)
08年11月にリッキー・ハットン選手に敗れて以来の復帰戦となったマジックマン・マリナッジ選手。ハンドスピード抜群の攻撃でペースを終始支配し続けたワンサイドの内容での戦線復帰だったのですが、6回にヒヤリとさせる場面がありました。
この回終了間際にフェルナンデス選手の攻めにロープへ押し込まれた場面で、フェルナンデス選手の右フック左フックのコンビをまともに食ってしまいます。
直後に打ち鳴らされたこのラウンド終了ゴングに救われ、その後の1分間のインターバルで回復し、7ラウンド目のフェルナンデス選手の追い上げも無く事なきを得ましたが、パンチを食った時のマリナッジ選手は結構効いてました。
とはいえこの場面意外ではマリナッジ選手がペースを圧倒的に支配。手数の少ないフェルナンデス選手相手にシャープな攻撃を次々に見舞っていく、王者時代と変わらぬマリナッジ選手の戦いぶりでした。
スコアは3者共に79-73。
6月27日に無敗の新鋭マイク・アルバラード選手との一戦を予定しているマリナッジ選手。非常に楽しみなカードですが、この日見せたパフォーマンスを見る限りまだマリナッジ選手の方が上回っているように感じます。6回のピンチも引き締める意味でも良かったでしょう。楽しみです。
::::::::::追記5月31日:::::::::::::::::::::::
アルバラード選手が負傷で対マリナッジ戦の出場をキャンセル、というニュースが・・残念。
Alvarado-Malignaggi is off!
ALVARADO OUT, PETERSON IN VS. MALIGNAGGI?
Injured Alvarado won't fight Malignaggi
右肘を負傷したようです。マリナッジ選手は予定通り6月27日のカードに出場の方向で調整中?相手の名前としてファン・ディアス選手、アンソニー・ピーターソン選手の名前が出ているようです。
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マリナッジ選手は26勝(5KO)2敗。フェルナンデス選手は16勝(9KO)7敗1分。
リッキー・ハットン対ポール・マリナッジ(2008/11/22)
ポール・マリナッジ対ラブモア・ヌドゥ(2008/05/24)
ポール・マリナッジ対ハーマン・ヌゴージョ(2008/01/05)
ラブモア・ヌドゥ対ポール・マリナッジ(2007/06/16)
マイク・アルバラード対エマニュエル・クロッティ(2009/03/08)
●ヘビー級10回戦
ドミニク・グイン対ジョニー・ホワイト(2009/04/25)
ドミニク・グイン選手(Dominick Guinn)がジョニー・ホワイト選手(Johnnie White)に初回TKOで勝利しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b3/27e507796a9879eaa665f47dbd21d063.jpg)
「元ホープ」グイン選手と21戦全勝のレコードを持つルイジアナの24歳のホープ・ホワイト選手との一戦でしたが、グイン選手が見事な速攻で格の違いを見せ付けています。
試合開始と共にガードを固め上体を振りながらグイン選手に迫るホワイト選手でしたが、ロープを背にグイン選手が押し込まれかけた、その瞬間にグイン選手が放ったチョッピングライト、この1発で試合は事実上決してしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/4b/e564bbeed85217470a78ff1a761526c6.jpg)
前進しようとしていた勢いそのままにロープに突っ込んだホワイト選手にカウントが数え上げられますが、その間も足元はガクガク。試合再開後すぐに2度目のダウンを追加され、最後はロープに詰まってグイン選手の右ストレートを打ちぬかれた場面でのストップでした。
ストップに激しく抗議していたホワイト選手でしたが深刻なダメージは明白でした。ダウン時の効きっぷりや試合後の抗議など、ジュダー対チュー戦みたいな感じでした。
プロ入り後24連勝の後は6勝6敗と、すっかり元ホープという呼び名が板についてしまったグイン選手ですがこの印象的な勝利を再浮上のキッカケに出来るでしょうか。試合後の「俺はまだハングリーだ」とのグイン選手の言葉に期待したいです。
グイン選手は31勝(21KO)6敗1分。ホワイト選手は21勝(18KO)1敗。
エディ・チェンバース対ドミニク・グイン(2007/05/04)
●ウェルター級4回戦
サダム・アリ対ブライアン・アブラハム(2009/05/25)
北京五輪米国代表の20歳サダム・アリ選手(Sadam Ali)がブライアン・アブラハム選手(Bryan Abraham)に4回判定勝ちしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/16/6b100d465bf8ce1a0dc0948d9d36f59b.jpg)
イエメン移民の両親を持つニューヨークブルックリン出身のアリ選手。スピードとセンスを感じさせるボクシングで将来の成長が楽しみです。
まだまだ未熟な面も見えましたが、距離を決める足さばきの良さが目を引きました。3回に右ストレートでダウンを奪い、4回にも左フックでチャンスを掴んだアリ選手の圧勝でした。
パワーがついてくればかなり良い線行きそう?とかはまだ気が早すぎですねw
もう少し彼の試合を見てみたいです。
アリ選手は3勝(2KO)。アブラハム選手は1勝(1KO)1敗1分。
●スーパーライト級4回戦
ダニエル・オコーネル対トラビス・ハートマン(2009/04/25)
ダニエル・オコーネル選手(Danny O'Connor)がトラビス・ハートマン選手(Travis Hartman)に4回判定勝ちしています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/78/36287302297007fa45fdfe19ff8ddf4b.jpg)
2008年米ゴールデングラブ王者のサウスポー、24歳のオコーネル選手のイージーな勝利でした。スピードに乗った左右の攻撃で終始ハートマン選手を圧倒。2回終了間際に素晴らしい左ストレートカウンターでダウンを奪い、最終4回にもボディブローでダウンを奪った末の判定勝利でした。
ガウン、トランクスにアイルランドの国旗がプリントされていたんですが出身がそうなのでしょうか?ちとわかりませんでしたが、アイリッシュらしい気の強さと身体の強さが感じられる選手でした。(アイルランドと全然関係なかったらうけるんすけどw)
オコーネル選手は6勝(2KO)。ハートマン選手は9勝(7KO)12敗1分。
彼のこと何も知らないんですが、グインの一番の問題はメンタルだと思います。根拠はありませんw
サイズに関しては私は彼の体格は理想系だと思ってます。(あと1,2インチあってもいいですが)
2メートルを越えるような選手たちは大きい事で得られる事よりも失う事の方が多い、と感じますね。現状ではですが。