エディ・チェンバース対ドミニク・グイン(2007/05/04)

ヘビー級10回戦

先週末に行われた試合です。IBF12位にランクされているUSBA王者のエディ・チェンバース選手(Eddie Chambers)がドミニク・グイン選手(Dominick Guinn)に大差の判定勝ちしています。(97-93x2,100-90)

25歳の無敗のヘビー級ホープ、チェンバース選手と元ホープ、グイン選手とのなかなか興味深いカードでしたが、スピードとテクニックに優るチェンバース選手の無難な勝利でした。
ヘビー級では小柄なチェンバース選手(この日は214lbs)。ハンドスピードはありますが、以前の試合よりもあまり動き回らなくなった印象。
ガードを固めて相手の攻撃をうけとめて、軽いものの非常にシャープなパンチを打ち込んでいく省エネ戦法。
相手のパンチを上手く殺したり、相手のガードの隙間にパンチを打ち込むところなど、なかなかの技術を感じます。ちょっとヘビー級でのジェームス・トニー選手的。
ですが、たぷたぷの体といいおっさん臭いボクシングといい、もうちょっと若者らしい姿をみてみたい気も。

チェンバース選手は29勝(16KO)。グイン選手は28勝(19KO)5敗1分。

30歳以下の無敗のヘビー級


スローな展開に終始したこの日の試合でしたが、グイン選手も最後まで勝利への執念を見せていたなかなかの好試合だと感じたのですが、↓のfightnewsの記事ではグイン選手ボロクソ。
ちょっとかわいそう。そこまで言わなくても・・ｗ

Chambers, Arreola Triumph at Palms!

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