![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/25/9a8ab3e379fc656972033f26df058a33.jpg)
WBCウェルター級タイトルマッチ
アンドレ・ベルト選手(Andre Berto)の3度目の防衛戦は、スーパーライト級王者のファン・ウランゴ選手(Juan Urango)を挑戦者に迎えて行われましたが、ベルト選手がスピードとテクニックの差で2階級制覇を狙うウランゴ選手を大差の判定で退けて防衛に成功しています。(体格比較)
ベルト選手の完勝でした。サウスポーのウランゴ選手に対しフック気味に打つ右ストレート、真っ直ぐ伸ばす右ストレート、右アッパーなどの右リードを正確に当てて終始挑戦者の前進をコントロール。ウランゴ選手の入りに合わせる右アッパーやシャープで強い左フックなどの攻撃も効果的に当てながらウランゴ選手の攻めをほぼ完璧に空転させ続けるシャットアウトと言って良い内容での勝利でした。
ウランゴ選手の相手のボディへ伸ばす左ストレートや、ベルト選手の攻めに合わせようとしていた右フックなどの攻撃の「当たれば・・」と思わせる迫力は最後まで落ちませんでしたが、この日は1発強く当ててすぐに引くベルト選手の速い動きに完全にお手上げでした。先に当てられるためになかなかエンジンが掛からない、ってな面もあった感じ。
最終回に接近戦で突き上げた右アッパーやベルト選手のボディへ強烈にめり込ませた左アッパーでリズムを掴んで、左右フックのボディから攻め立てる前戦のヌゴージョ戦で見せた迫力満点のアタックを見せたウランゴ選手でしたが、時既に遅すぎでした。
後半のラウンドでは身体を寄せたり、足を使って大きく動いて休むラウンドも作っていたベルト選手。休んだラウンドでも要所をおさえてポイントを奪う上手さも見せた完勝でした。
公式のスコアは118-110が2人、117-111が1人の3-0。シロート採点は119-109ベルト。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ce/d126cdde37ce1389c2db415eaa45e710.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/4d/0def22c53f4c26445a9e0239cf6b2ca5.jpg)
ベルト選手は25勝(20KO)。ウランゴ選手は21勝(16KO)2敗1分。
試合動画(dailymotion)
Berto outpoints Urango!(Jason Kotar and Ryan Macalua/Fightnews)
Andre Berto Keeps it Easy, Kermit Cintron Revives Career(Lyle Fitzsimmons/Boxing Scene)
Berto won but could've accomplished so much more(Michael Rosenthal/The Ring)
Berto Outpoints Urango; Kermit Cintron decisions Alfredo Angulo(Alden Chodash/East Side Boxing)
Berto Wins, Cintron Steals the Show: Post-B.A.D. Review(Cliff Rold/boxingscene)
Sharkie's Machine: Andre Berto Bores Past Urango after Cintron and Angulo Deliver the Excitement(Frank Gonzalez Jr./Doghouse Boxing)
写真
BERTO DEFENDS WBC WELTERWEIGHT TITLE; CINTRON DEALS ANGULO FIRST DEFEAT(Chuck Johnson Photos by Ed Mulholland/HBO)
Photos: Berto-Urango, Angulo-Cintron Monster Gallery(boxingsxene)
Berto outclasses Urango(Jason Kotar & Ryan Maculua,Photos by Javiel Centeno/FightWireImages.com)
アンドレ・ベルト対ルイス・コラーゾ(2009/01/17)
アンドレ・ベルト対スティーブ・フォーブス(2008/09/27)
アンドレ・ベルト対ミゲル・アンヘル・ロドリゲス(2008/06/21)
アンドレ・ベルト対マイケル・トラバント(2008/02/09)
アンドレ・ベルト対デビッド・エストラーダ(2007/09/27)
アンドレ・ベルト対コスメ・リベラ(2007/07/27)
アンドレ・ベルト対マルチナス・クレイ(2007/05/19)
アンドレ・ベルト対ニト・ブラボー(2007/02/17)
アンドレ・ベルト対ミゲル・フィゲロア(2006/12/09)
ハーマン・ヌゴージョ対ファン・ウランゴ(2009/01/30)
ファン・ウランゴ対カルロス・ヴィルチス(2008/04/23)
ファン・ウランゴ対ナサー・アスマニ(2007/08/31)
ファン・ウランゴ対リッキー・ハットン(2007/01/20)
アンドレ・ベルト選手(Andre Berto)の3度目の防衛戦は、スーパーライト級王者のファン・ウランゴ選手(Juan Urango)を挑戦者に迎えて行われましたが、ベルト選手がスピードとテクニックの差で2階級制覇を狙うウランゴ選手を大差の判定で退けて防衛に成功しています。(体格比較)
ベルト選手の完勝でした。サウスポーのウランゴ選手に対しフック気味に打つ右ストレート、真っ直ぐ伸ばす右ストレート、右アッパーなどの右リードを正確に当てて終始挑戦者の前進をコントロール。ウランゴ選手の入りに合わせる右アッパーやシャープで強い左フックなどの攻撃も効果的に当てながらウランゴ選手の攻めをほぼ完璧に空転させ続けるシャットアウトと言って良い内容での勝利でした。
ウランゴ選手の相手のボディへ伸ばす左ストレートや、ベルト選手の攻めに合わせようとしていた右フックなどの攻撃の「当たれば・・」と思わせる迫力は最後まで落ちませんでしたが、この日は1発強く当ててすぐに引くベルト選手の速い動きに完全にお手上げでした。先に当てられるためになかなかエンジンが掛からない、ってな面もあった感じ。
最終回に接近戦で突き上げた右アッパーやベルト選手のボディへ強烈にめり込ませた左アッパーでリズムを掴んで、左右フックのボディから攻め立てる前戦のヌゴージョ戦で見せた迫力満点のアタックを見せたウランゴ選手でしたが、時既に遅すぎでした。
後半のラウンドでは身体を寄せたり、足を使って大きく動いて休むラウンドも作っていたベルト選手。休んだラウンドでも要所をおさえてポイントを奪う上手さも見せた完勝でした。
公式のスコアは118-110が2人、117-111が1人の3-0。シロート採点は119-109ベルト。
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ベルト選手は25勝(20KO)。ウランゴ選手は21勝(16KO)2敗1分。
試合動画(dailymotion)
Berto outpoints Urango!(Jason Kotar and Ryan Macalua/Fightnews)
Andre Berto Keeps it Easy, Kermit Cintron Revives Career(Lyle Fitzsimmons/Boxing Scene)
Berto won but could've accomplished so much more(Michael Rosenthal/The Ring)
Berto Outpoints Urango; Kermit Cintron decisions Alfredo Angulo(Alden Chodash/East Side Boxing)
Berto Wins, Cintron Steals the Show: Post-B.A.D. Review(Cliff Rold/boxingscene)
Sharkie's Machine: Andre Berto Bores Past Urango after Cintron and Angulo Deliver the Excitement(Frank Gonzalez Jr./Doghouse Boxing)
写真
BERTO DEFENDS WBC WELTERWEIGHT TITLE; CINTRON DEALS ANGULO FIRST DEFEAT(Chuck Johnson Photos by Ed Mulholland/HBO)
Photos: Berto-Urango, Angulo-Cintron Monster Gallery(boxingsxene)
Berto outclasses Urango(Jason Kotar & Ryan Maculua,Photos by Javiel Centeno/FightWireImages.com)
アンドレ・ベルト対ルイス・コラーゾ(2009/01/17)
アンドレ・ベルト対スティーブ・フォーブス(2008/09/27)
アンドレ・ベルト対ミゲル・アンヘル・ロドリゲス(2008/06/21)
アンドレ・ベルト対マイケル・トラバント(2008/02/09)
アンドレ・ベルト対デビッド・エストラーダ(2007/09/27)
アンドレ・ベルト対コスメ・リベラ(2007/07/27)
アンドレ・ベルト対マルチナス・クレイ(2007/05/19)
アンドレ・ベルト対ニト・ブラボー(2007/02/17)
アンドレ・ベルト対ミゲル・フィゲロア(2006/12/09)
ハーマン・ヌゴージョ対ファン・ウランゴ(2009/01/30)
ファン・ウランゴ対カルロス・ヴィルチス(2008/04/23)
ファン・ウランゴ対ナサー・アスマニ(2007/08/31)
ファン・ウランゴ対リッキー・ハットン(2007/01/20)
「クリンチ祭り」「ヒットアンドクリンチ」などと結構厳しく書いてる海外記事もあるようですね。
前回の試合で打たれた時の不安を見せてしまった事と、相手が下のクラスとは言え豪腕ウランゴ選手という事もあって非常に慎重に戦っていたと思うんですが、その事で物足りなく感じてしまう人がいるのはしょうがないのかなとも思います。
会場でもブーが飛び交ってましたしね。
ただ私的にはベルトはまだまだこれからの選手=今はまだ大した事無いw、と思ってるので元々この日の内容にはそんなに期待してませんでした。
結果さえ出してくれればいいと思っていたので、私的には合格点をあげたいと思ってます。
正直ウランゴあたりはストップしてほしかったですね。サイズ的にも2階級3階級という選手ではないので、これから少しきついのでは?と感じました。
普通に伸びてればメイウィサーvsパッキャオの勝者との声も聞こえてきそうな選手だったんですがね。
接近戦がヘタクソ過ぎるのが怖いですね。スピードが抜群にある選手にありがちなんですけどw
いつ負けてもおかしくない雰囲気が漂ってます。
私見ではコラーゾ戦は負けていたと思いますしね。
かなり高い潜在能力を秘めていると思うので、あせらずもっとキャリアを積んでビックファイトに臨んでほしいですね。
叩かれてるのは、ウェルター級の新鋭としてもともとの期待値がかなり大きかったからでしょう。普通の王者としてみればこんなものかなと。自信をつけさせるために、次はもうちょっと安パイを当てた方が良いように思います。
ベルトは元々強打者ではないですし(一時期パワーついてきたとも感じた時がありましたが)、フォーブス、コラーゾ、ウランゴとかなり倒して勝つのが難しい相手の連続でしたからねえ。「スーパー」な選手としての活躍を望むと物足りないって事になってしまうんでしょうが、ベルトはその器ではないと思ってます(少なくとも現時点では)
。
>Unknownさん
ベルト接近戦下手ですかねぇ?
>プクーさん
トーレスは少し前に地元での楽な相手との復帰戦で、逆転の10回TKOで命拾いしたみたいです。
http://www.fightnews.com/?p=11365
レポによると1,4,7ラウンドにダウン食って9回までで3~5ポイント劣勢だったのを最終回に3度ダウンさせて逆転させたすごい試合だったようです。
試合見れてないんで下手なことは言えないんですが、前途は厳しいんじゃないでしょうかね。
>リゴンドーさん
そうですね。防衛戦はすべて特徴を持ったクセモノ相手でしたからね。
この人の場合格下相手とやるよりも、自分より強いと思われる相手とやったときのほうが、ベルト強ぇんだなとのアピールができるのかもしれません。
ただまあ、次は本当に雑魚相手でいいので久々にKO勝利を見たい気がします。