備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

One Night collaboration 2nd

2013-01-29 18:38:17 | コンサート感想
�・ウィーアー onederful,pieceful,JOJOyful�・
*基本属性はミューヲタで、ライトなアニヲタな感想

アニメ系作曲家・田中公平氏と石井一孝氏のジョイントコンサート

"スペイン"(チック・コリア)
ジャズのナンバーから英語。生茶のCMソングだった、アレ。ゆる~いテンポから入り、転調したらジャジーな展開。ただ、石井氏の英語の発音は有りなのだろうか?

"Seasons of Love"『レント』
日本語で。田中氏がコーラスで参加するため、石井氏のハモリ部分が下という珍しい事に。それでも、サビの上げる部分はこれでもかって位上げる。

サクラ大戦メドレー
輝く星座~愛ゆえに~舞台~オーバーザレインボーサンシャイン~君とあえて~シンフォニーウィズフレンド
紐育よりは巴里の人なので(ツッコミ不要)、ほとんど初めて。それでも、田中氏の曲かな、というのが幾つか。


"Swing in the Midnight blue" 石井氏オリジナル
前回のライブで歌詞無しで披露したモノに歌詞をつけて。
勿論、今回、石井氏ライブ初参戦なので、初聴。なのだけど、この長さをトゥダだけで披露とかって。基本、サックスと弦楽器好きなので、それを使用する曲はかなり好み。

"夜の雲" 石井氏オリジナル
実は、夜にも見る事の出来る雲をモチーフにした一曲。
と、説明があったため、蜘蛛との勘違いは発生せず。
ここで弾き語りに。最初、アコギかなと思ったら、まさかのピアノ。作曲もピアノなのかも。ちなみに、キーボードが居るため、エアピアノの部分もあったかも。
ハンドマイクと違い、サビになると、ちょっと位置がズレる。そのため、バズーカイメージなのが、ちょっと変わった。また、この辺から、高音域がちょっと出ないと感じたのもマイクのせい?

"Happy Birthday" 石井氏オリジナル
ここで客電がつき、石井氏の客席降りコーナー(飴配り)。恒例らしい。丁度、石井氏と田中氏の誕生日の中間ということで、当日や両氏の誕生日に近い人を募り、間奏中に飴を配る。客によっては立ち上がり、握手と石井氏ファンにはなかなか美味しい展開。それでいて、アツい握手をする石井氏。

ここまでが石井氏コーナー。
この間にMCということで、今後の告知。これがなかなか面白い。
例えば、舞台『教授』の終演後ゲストで一曲歌うことの告知。
日本国民ならみんな知っている曲を歌いますと言いつつ、今回初めて歌います、とかなり事務所絡みな告知。
かと思えば、AORナイトに出ることが嬉しいカンジの告知とか。

グローブ座のガラコンの時は、ガラコンにも、良く出演するが本役で歌えない曲を歌えるとも。先ほどと微妙に熱の違う告知。曲目が決まってないから?

極めつけは、クリエの『トゥモローモーニング』。場所説明に『日生の向かいにある劇場』って、普通の人は分からないから。
共演者の若者二人は普通に紹介し、歌穂さんとは離婚寸前の夫婦ですというストーリー紹介。そのあとにロビンちゃんと言い直して、反応がある客席。(世代によるものか、作品浸透度によるものか)
で、何故か歌穂さんとは結ばれない、と前置きし、腕の中で死なれたり(レミゼ)とか、後ろから撃たれたり(多分、ゾロ)とか。

『天掛け』に関しては、謝演出ということと、ヒロイン女優紹介。そして、手元に資料が無いらしく、ちょっと考えてから共演者の吉野氏の名前が。そこまでは覚えていたらしい。

また、途中で自身のブログの事やミュージカルの話題に触れ、映画にもなったという前振りで、映画版『レミゼ』の話も。ただ、年末年始は忙しかったため(特に年明けはこのライブの準備)まだ観てないとのこと。それでも、12年間携わってきたので、観たらブログでアツく語ると宣言。


それにツイでも書いた、CDリリースの予定発表。
ミュージカルの世界で生きてきたが、舞台はナマモノで記録はあまり残らない、と話してから、ミュージカル曲メインの日本語歌詞CDを出すとのこと。
そして、予定曲に"Why God Why""ブイドイ"(サイゴン)"カフェソング""BHH"(レミゼ)"アンセム""Where I want to be"(チェス)"Shes woman"(蜘蛛女)、『マイフェア』等関わった作品を扱うとのこと。そのため、本役でないと収録は無いかも。


ここから田中氏コーナー。

花咲く乙女~プレリュードのメドレー(サクラ大戦)
弾き語りで。
"ゲキテイ"と対にある初期の名曲なので知ってはいたが、やはり作曲家本人に歌われると、例え外しても、感慨深いものが。で、それをアップテンポにした後半曲。弾く前に、この2曲が同じメロディーである必然性を軽く話してはいたが、並べて聞くと、なるほど、と。
ま、奏組は詳しくないので、レミゼ的な同じメロディーくらいの認識しかなかったけど。(サクラはライトなヲタなので)
ポイントは始まった途端に客席から始まる、二連拍一休止の手拍子。その変調子をいきり繰り出す常連客の多い客層。

"海導"『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』挿入歌
CMで流れるアカペラ程度の認識だったので、事前予習(そんな認識がある事についてはツッコミ不要・笑)
歌う前に、片手で指揮をしながら客席に合唱強要。今回は音域を段階的に上げると宣言したからか、出だしをかなり低く歌う田中氏。それでも、ラストは上げすぎに(笑)

歌った後に、別パターンも披露。実はそちらが本命だったとか。ちょっと、複雑というか、凝った楽曲なので、子供用としては現在の楽曲かな、とMC中に反省。

"つばさ"『サクラ大戦』
最後にと一曲。紅蘭とアイリスのアレ。
まさか、これが聞けるとは。それも男声で。田中氏自身のモチネタといっていたが、楽曲としては、あの二人の曲だけど、これはまた聞きたい。

石井氏ステージに戻り、二人のコーナーに。

"君のポラリス"作曲・田中氏、作詞・石井氏の今回書き下ろし
今回、書き下ろし。大変に田中氏な曲だなぁと思いつつ、歌詞が結構…。
歌う前にポラリスは北極星のことと、注釈。そうか、『冬ソナ』は既に過去のものか。或いは、視聴層と客層が違い過ぎるからか。

"Be myself" 石井氏オリジナル
ここからスタンディングに。普通の手拍子は問題ないが、サビ時の手拍子はなかなか難しい。でも、二度目にはほとんど揃っているのは、やはり、田中氏の客層のリズム感が高いと思う。

"ジョジョ~その血の運命~"(アニメ版ジョジョ第一部OP)
結構、楽しみにしていた楽曲。もう、石井氏のキーにド嵌り。歌い始めの"ジョジョ"コールから始まり、サビの『その血の運命』では客席からレスポンスまで。
これは、予想以上にアツかった一曲。

その後、石井氏は退場し、田中氏の"ザ・ミラー"『オペラ座の怪人』ピアノインスト。『ここ~だ、エンジェル・オブ・ザ・ミュージック』を若干の不協和音を入れて、4・5回繰り返したり、『鏡の中に映る、その姿を』辺りを繰り返し、石井氏再登場で『連れてきた』と導入部をインスト。


"MOTN"『POTO』英語歌詞
黒のスーツに青いポケッチで登場。
石井氏の粘っこい英語発音は置いとくとして、大変にロックな怪人。特に、途中の"be~~~"が大変にロック調。
多分、この濃い顔なら日本語歌詞で演じても、和風な怪人にならないと思う(残念ながら、顔の半分が隠れるけど)。

って、いうか寧ろ、『LND』の怪人が似合いそう。きっと、"TBU"をロックに歌い上げてくれそうなので、リクエストだけしとくべきかも(何処に?)

"ウィーアー!"アニメ版『ONE PIECE』初代OP
で、基本に戻りアニソン(笑)
やはり、この辺のノリの曲がハマる石井氏。

曲の途中で、変調子の手拍子があるのだが、それを普通にこなす客層。そりゃ、"Be myself"の手拍子も一回で覚える客層だよ。
で、サビでは拳(というか、ワンピ的に有名なあのポーズ)をやる客層。


という、○○ヲタ得なラインナップなライブ。

基本、石井氏のオリジナルよりはミュージカル曲を聞きたい身としては、どうかと思ったけど、コラボ相手が田中氏だったので、つい、参戦。

結果として、なかなかコスパの高いライブでした。

しかし、客層が謎。とりあえず、石井氏のMCに反応するのが、石井氏ファンで、難なく手拍子を出来るのが、田中氏ファンか。

そして、石井氏の歌う"ゲキテイ"が聞きたかった…。

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