ヴァンディッツ札幌Z(ぜぇぇ~っと)

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もう笑うしかない  ~2008北海道マラソン参戦記~

2008-08-31 20:47:51 | マラソン大会参戦記(観戦記)
 どこをどう書いていいのやら。

 俺は生涯、土佐レイコのことを悪く書けない。そんな感覚でしょうか。


 ということで淡々と今回の道マラについて振り返ってみます。


〔スタート~10キロ地点〕
 
 スタート時の気温は26.5度、湿度は70パーセント代とのこと。去年よりは幾分ましか?

 ということでスタート地点は昨年とほぼ同様、スタートロスも去年とほとんど同じ1分40秒(去年は1分47秒)。そんな感じで去年と同じように10キロまでは極力「流す」感じで力を入れずに走ったんですが、10キロ地点は54:40秒(ロスタイム含む。実質53:00)。

 まぁこの辺りは特に何も変わった事もなく。


〔10~20キロ〕

 20キロ地点のタイムは1:46:50。この10キロは52:10かぁ。

 いやぁ、足取り自体は予定通りだったんですけど、なぜか1キロ・1キロが遠く感じる。去年あっという間に通り過ぎた地点までが遠い遠い。


〔20~30キロ〕

 予定通り中間点も通り過ぎ、新琴似1番通りに入っていきます。

 去年との違いは、去年はそんなに感じなかった「暑さ」がえらい体にしみる。もう給水所のスポンジを握ったまま離せない状態に。

 そして運命の26キロ地点。ここでパタッと足が止まっちゃったんです。

 肉離れが酷くなったわけでも、シャリバテしたわけでも、プチ脱水でもなく、とにかく走れなくなった。今、思い起こしてもオーバーペースという感じもしないので、原因は「練習不足」と「暑さ対策不足」なんでしょう、きっと。

 そんやこんやで追分通りをよろよろと進んでいって、30キロ地点は2:46:04.この10キロは59分かかってますけれども、それでもこの時点ではフィニッシュ予定時間3:53:34。冷静に考えればマダマダなのかもしれないけれども・・。


〔30~33.7キロ〕

 いやぁ、とにかく走れない。

 ココで取った作戦・・・・、いやそんな大層なものじゃないんだけれども。

 このままよろよろ走っても40キロ関門では確実に捕まる。幸いな事に前半の貯金があるからまだ収容車に引っかかりはしないだろう。ということで、収容車がすぐのところに迫ってくるまで思い切って歩き、追いつかれたらそっから40キロ地点までキロ/5分40秒で走る。もし迫られた時点で回復していなかったら、そのときは素直にあきらめよう、と。

 この「作戦」が的確なものだったかどうかは判りません。でもこの時点ではコレしか思い浮かばなかった。

 が・・・、

 予定はあっけなく崩れました。というのは、収容車や35キロ関門の前に「31.6km⇒3時間00分、33.7km⇒3時間12分」の打ち切りポイントがあったんですわ。

 しっかしなぁ、この33.7キロの打ち切りポイントって、いきなり「はい打ち切り10秒前です。10・9・8・7・・・」って感じであまりにもあっけなく幕がひかれた。
 もうチョット早く言ってくれたらダッシュしたのに・・・という思いもありましたが、情けない事に「終わってよかった~」と思ったのも事実でした。


 ということで「噂のバス」に乗って中島公園へ。バスはそんなに待たされる事もなく、それで俺もバスの中の人たちもそんなに暗い雰囲気になる事もなく到着しました。


 でも・・、中島公園に着いてみると誇らしげにメダルをぶら下げた人たちの群れが。

 これを見た瞬間、自分のふがいなさに涙しました。「他人をうらやむような資格はねぇ!」、そう言い聞かせてはみたんですが・・。


 そんなこんなでDNFです。これが今の実力でした。


 今、家に帰ってみると右足のふくらはぎが結構ひどい事になってます。やっぱりそれなりに無理しちゃったのかな?




 最後に沿道で応援してくれた職場の方々、ありがとうございました。だからその・・・、明日休んでイイ?ったって、ココ見ているわけないか


 〔ということで、〕
・本日計   33.7キロ
・今月計  230.8キロ
・今年計 1011.1キロ 

すべての言い訳を、あのドブ川に投げ捨てて

2008-08-30 22:19:41 | ランニング関係
 いよいよでんなぁ。

 本当にもう、1年なんてあっという間に走りすぎていくようで。

 正直書くと、今年はスタートラインに立てるだけで御の字の状態でした。

 3月の肉離れ

 4月のヒラメ筋周辺炎

 5月の胆石による胆嚢発作

 6月は食事制限

 7月には胆嚢摘出手術

 そして先日からの肉離れ再発(ただし今のところ軽度)

 もちろんこのほかにも仕事や家庭内トラブル多数。



 でも・・・、おそらくは明日スタートされる5千名の方々一人一人が大なり小なり似たような状況だったんじゃないかと。


 とにかくスタートラインに立つ以上、負けるわけにはいかない。そう、自分自身に対して。


 明日はゴール地点がどこになるのか見当もつきません。でも、この言葉を口に出来たら「勝った」事になるんではないかと。









 来年も出よう!  



 

〔晩夏特別集中講座〕昨日のサイエンスかふぇ補足♪

2008-08-30 21:02:30 | ランニング関係
 えっと、昨日のエントリーについて元多摩さんから質問をいただきましたのでお答えします。

 まずは質問内容。


も~、焦らさないで~ (元多摩)

・水かスポドリか
・道マラの計画

の二点に激しく興味ありです!
どんな答えだったんですか?



 ということで。

 いやぁどうでもいいんですが、これが元多摩さんじゃなくド~ルズの子から 「も~焦らさないで」なんて言われた日には・・・、あっとやめておこう



 まず1点目


〔水かスポドリか〕


 これは結果から書きますと「前半水、後半スポドリ」となるそうで。

 で、そもそもの前提として、フル1回で3リットルくらいの水が汗として抜ける。この3リットルの水分を給水所で補給しようとしても物理的(給水所で用意されていない)に無理があり、同時に体の機能が短期間には吸収できないということがあります。



 その上で水→スポドリの理由としては

・ 水分を吸収するのは胃ではなく腸。

・ 胃から腸へは、できるだけ混ざりっ気がないものの方が落ちやすい(だからスポドリより水)。

・ だがレース後半になると水ばっかりじゃぁ体液(←正確な名前忘れた。要は塩分とか)が薄まる。それを補うのがスポドリ。

・ 理想は最初から最後まで市販のスポドリを半分程度に薄めたものを飲むのがいいのだが、市民ランナーには無理。

・ ちなみに温度は8~22度くらいが理想。単に「吸収」だけを考えたら冷たければ冷たいほど早いのだが、別な障害の可能性が出てくるんだとか。


 てな感じでしょうかねぇ。


 そして2点目

〔道マラの計画〕


 これについては道外の方々がご存じかどうか判りませんが、今年の元旦の地元紙にデカデカとこんな感じで載ったんですね。

「知事、道マラを制限時間7時間・3万人規模へ」

 で、結果としては参加費の値上げ以外一切変更なしと。これについて「日本陸連としてはどうなの?」って感じで質問されたんです。ですからここから下の話は「陸連オヒサル」ってことではないんですが。

 そんでもって陸連の偉い人の感想・意見としては、

・ 陸連としてはあくまで道マラを「夏場の強化大会」という位置づけを変える気はなさそう。だから開催日程の変更はアリエナイ。

・ 道マラの、過去10年間の気温等を分析すると、今の状態で「3万人」が走ったら確実にバタバタと死人がでる。今でも関門ぎりぎりのラインは野戦病院化しているのが実態。

・ 東京マラソンが「成功」といわれる最大の理由は完走率の高さ。確か98パーセントくらいだったかと。

・ これらを考え合わせると、現日程のまま制限時間7時間:3万人規模でやるとしたらスタートをホノルル並の午前5時とかにしないと無理。それでスタート地点は大通公園くらいか?


 と、きわめて冷静な意見なんですよね。

 ですからその、元旦の記事がどうだったんだ?本当に知事がそんな事言ったの?どうして他紙は「追っかけ」なかったの?協賛企業であるその地元紙自身の希望なの?

 てな感じはしちゃいましたねぇ。要は「記事の出元」はどこ?



 といった感じでした。以上、報告おしまい

なんでもないことがぁ・・・  ~サイエンスカフェに行ってきた~

2008-08-29 22:47:07 | ランニング関係

 ※もうほとんどアイマールさんとtakaさんへの業務連絡になっちゃいそうな話です。


 まずは昨日、takaさんのブログでかかれていた

マラソンを科学する ~失敗を減らす暑さ対策~


 最初見たときはあんまし食指動かなかったんです。でも、気になっていたのも事実。

 で、仕事が終わって札駅方面に向かったときにはもう7時近くになっている。ということで6時15分から始まるこのイベントは無理かなぁと。

 でも入り口をのぞいてみたら途中ではあるにせよ入れない事もなさそうな雰囲気。ということで前半の「講義」は途中からしか聞けなかったにせよ、後半の「質疑応答」は充分聞く事が出来ました。


 でですね、確かに後半に関してはtakaさんが書かれていたとおり「道マラ3回完走した人」には今さらって話かと

 でも面白かったなぁ。簡単に記憶に残った質疑を書くと、


・ マラソン中にスポドリと水のどっちがイイか?

・ キネシオテ~プの仕組み

・ 完走後に吐いてしまう理由

・ 今年の元旦に新聞に載った「道マラ7時間・3万人計画(?)」に対する陸連幹部の意見

・ フルの際、帽子をかぶるのとかぶらないのはどっちがいいか?

・ アフリカ人と日本人の暑さ対策の違い

・ 今回の五輪結果について

・ 「北京」よりも「大阪」の方がレースとしては遙かに過酷


 みたいな感じ。



 でですね、これらの話が今後の参考になるかどうかは別として、この会場にいられる事がスンゴイ心地よかったんですわ。

 なんて言うのかなぁ、普段日常で



「スポドリと水、どっちがイイと思う?」なんていう会話、出来ないじゃないですか。それが平然と場の全員で共有しあっている・・・とでも言うのかなぁ。


 とにかく行ってよかったです。takaさんありがとう


 でも・・、それとこれとは全然関係ないんだけれども、










 藤田のこと、この間の試合に関してはもうチョット褒めてあげようよぉ~

 ※クライトンに関しては激しく同意

 

道マラが終わるまで生討論:『誰がために走るのか?』

2008-08-28 23:23:49 | ランニング関係
 なぁ~んて、タイトルは無視しちゃってください


 さてここんところ、ふっと思う事。

 10代の頃になんで部活を一生懸命やっていたかというと・・・、もちろんいろんな要因があっての事ではあるんですが、根底には「モテたいから」って気持ちがあったような気がするんですわ。

 もちろんだからといって、「部活をやってたからモテた」という実績は皆無なんですが


 でですね、今の俺ら(30代~50代)において「モテたいから走る」 っていう人はあんましいないと思うんですわ(いたらゴメンナサイ)。

 まぁその、年月とは残酷なもので、年を取ると当然のように冷静に物事を見つめてしまい

「こんなダラダラ汗流したオッサンに惹かれるネェチャンがいるとしたらよっぽどのフェチだな」

 とか平気で分析できちゃいますからねぇ



 いやぁこんなことは俺だって当然判ってます。フルマラソンを何時間で走ろうが、それを見て



 すてきなオ・ジ・サ・マ


 なぁんて言われるわけがない事くらい。




 でもですね、最近ふっと思うんです。





 
ゴール地点でバスタオル広げて「お帰り!」なんて言われたモンなら魂抜かれるんじゃないか?って




 いやぁ、道マラまであと3日しかないのにこんなこと考えながら走ってていいんだろうか




〔ここん所の結果〕

・8/28 6キロコース2周  12.0キロ 65:19
      ・1周目 33:24 
      ・2周目 31:55

これで

・今月計 197.1キロ

・今年計 977.4キロ

2匹目のドジョウの捕まえ方

2008-08-26 23:09:34 | ランニング関係
 いろいろと思うところがある今日この頃。

 もちろんあと5日後に迫った道マラに対して。そして明日のガンバ戦について。



 コンサに対してあきれているのは事実。そして監督の融通性のなさをあきらめているのも事実。


 でもね、


 今まで書きませんでしたけれども、去年の道マラの前にこんな「願掛け」をしてたんですわ。





 もし完走出来たらコンサは昇格する

 と。


 そんでもって結果は奇跡的に完走できて、それでコンサも昇格。


 偶然といえば偶然、無関係といえば無関係。でもいいんです。これが俺なりの「意地」ですから。




 今年もやっぱり・・・・、何があっても完走しなくては。成就するまで書く事は出来ない「願い」のために。



 〔今日の結果〕

・8/26  10.0キロ  55:37

・今月計 185.1キロ

・今年計 965.4キロ


 


出でよ、バルデス’S スピリット!!

2008-08-25 22:01:57 | ランニング関係
 調子こきました

 身の程知らずでした



 実は今日、珍しく携帯にメールが届きました。内容を簡単に書くと、




 CZ 様

 ご無沙汰しています。突然で申し訳ないのですが、9月に行われる駅伝大会のメンバーが足りなくて困っています。距離は5キロなのですがどうか「助っ人」として加わって頂けませんでしょうか?



 ねっ、こうこられるとムゲに断るわけにも行かないじゃないですか。だって俺、






 助っ人



 なんですもん

 「助っ人」ですよ「助っ人」。野球ならオズマ、プロレスならデストロイヤ~、そしてコンサならバルデス待遇ですよ。こりゃぁ断るわけにはいきませんや




 ・・・と、ここまではよかった。

 で、どうやら5人一組のこの駅伝チーム、残りの4人は・・・





 
みんな、サブ4ランナーばっかり
(←正確には1人を除いて)



 やっぱりなぁ、人生そう出来すぎた話なんてあるわけがない。

 コレだったら素直にこう誘ってくれた方が、




 
走れるんだったら誰でもいいから一人つれてこいっていわれて・・・




 いやぁ、こう言われたらやっぱり断ってたな。仕方ない、足引っ張らないようにガンバろ