今週はどこへ行こうかな?
この間一人だったから行けなかった あしがくぼの氷柱でも見に行こうかな~
いやまてよ? 大事なことを思い出した!
「氷柱」と言えば2008年 ブロトモの記事で初めて知った
いつか行ってみたいと思っていた場所があったではないですか!
良かった思い出して 今ならまだ間に合うよ~
冬の1月下旬~2月の中旬の僅かな期間だけ出現するという氷瀑を求めて
初めての雲竜渓谷へ行ってきました
2015.1.31(土) 調べた結果 朝一番の電車で来ても十分日帰り出来ると解り
浅草から東武線に乗って「東武日光駅」へ
駅前からタクシーに乗りますが 下ろされた場所がゲートよりずいぶん下の滝尾神社 (´ε` )
路面が凍結しているのと 路駐が多くてUターンできないから運転手は嫌がるようで
まあ 想定内だから仕方ないと神社で降りてスタートです
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しか~し ゲートまで約45分もかかった(^_^;) 車ならなぁ・・・と早くもため息
ゲートには今日訓練があるとのことで県警の方がいらっしゃいました
ここでアイゼンを付け 案内板を左に入る林道コースを進みます(林道はアイゼンなしでもOK)
直進コースもあるらしいのですが 事前情報だとルートが解らず引き返したりするケースが多いみたい
ここで無理して戻りが日没になるのは嫌なので おとなしく林道へ進むとします
ですが
この林道歩きが長い長い長い・・・・延々と地味で歩きにくい傾斜を登るだけで何の変化もなし
まるで苦行のようです・・・いつもよりさらに無言で進む私達
ようやく変化があったのが「稲荷川展望台」
ザックを下ろして休憩するも 朝はあんなに良い天気だったのにどんより空
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・・・チーン
ここから女峰山が見えるらしいんだけど 栃木の山はほとんど来たことのない私達
どれがどれやら?
そんなこんなでテンションの上がらぬまま 黙々と林道歩きは続き
ようやく「洞門岩」に着くと 何?この人だかり?そして車があるのはなぜ??
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どうやらツアーの車は特別?ここまで入れるらしい
えーー!それってアリ?
私たちここまで2時間かけて歩いてきたというのに
そんな楽しちゃったら わざわざ感がなくて感動がないんじゃないの?!
・・・というのは林道歩きで疲れた私の心の声
もし次回があるとするならば 私もツアーで来たいっ!笑
《追記》*注意*直接聞いたわけではありませんのでツアー利用予定の方はご自分でご確認ください。
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ここから2グループと同じような時間帯になってしまい あっちこっちで渋滞発生
全く来たことのない私たちにとって トレースがあるのはありがたいのですが
なぜここで?というような場所でも渋滞発生するから 待ってる間に身体がどんどん冷える
う~ん 人気があるのは知っていたけど土日だとこんな凄いんだね・・・
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待たされるのがキライな誰かさん 団体さんの間をすり抜け先頭になって進む
ところが気づけばこちらはルートではないらしく 前方はふさがり トレースも消えていた
これは明らかに違うでしょ!とまた元に戻る 10分程度のロスだったのでまだ良かったけど
さっき徒渉した場所まで戻ってみれば すぐ左側に見えていた斜面を登るのが正解
よく見ればピンクリボンも付いているではないですか 焦るとろくなことがありませんね( ̄ω ̄;)
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そんなこんなでようやく「雲竜渓谷」の入り口にたどり着いたのは
神社をスタートしてから2時間50分後でした
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ここまでで気持ちも足も疲れちゃったし 天気は悪くなるばかりだしなんだか冴えない気分
それでも前方に目指す神殿らしきものが見えてくるとテンションあがる!
ここまででもいくつかの氷柱は見てきたけど やっぱりここのは大きいね
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でたー!やっと着いた!これを見るために延々と歩いてきたんだもんね・・・
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一番奥まで行くと 突きあたりに「雲竜瀑」が見えた
あそこまで行くには 正面をロープで(持参)登るか 右手を高巻いて登るかの二択
私たちはクライミング技術などないので もちろん高巻ですが結構な高さです
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どーん ガッチガチな雲竜瀑が現れます
これでも今年は小さい方とか?
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滝の奥にもたくさんのつらら 見ているだけで自分まで凍りそう・・・
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ここに張り付いている方が二人いらっしゃいました(゜Д゜;)
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本当はお腹もペコペコ ここでランチとしたいところなのですが
とにかく寒い!!ので早々に切り上げます
ここにくる一番の目的 一度体験してみたかった 氷柱の裏側へ
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うわぁ綺麗・・・本当にアイスブルーだね
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太陽光線があったらもっとキレイに輝いたかもしれないけど
曇り空でもブルーに見えてよかった
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お決まりの構図ですが ここから見上げる雲竜瀑
メインの滝を惹きたてるように 辺り一面氷のシャンデリアで飾り立てる う~ん 凄い眺め
そしてこの自分まで凍ってしまいそうな寒さで 体感的にもまさにここは氷の神殿でした
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それにしても 陽が射さないこの渓谷の寒さといったら!
当然でといえば当然ですね これだけの氷柱を創り出すんですから
でもでも もう身体がタイムアウトです!寒いです!吹雪いてます!帰ります!
美しい自然の造形美を魅せてくれてありがとう、雲竜渓谷!
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渓谷入口まで戻ってから簡単にランチを済ませます(寒くてゆっくり座っていられません)
帰りは団体さんは林道コースへ行ったので 来た道を戻ることにします
渋滞に巻き込まれなかったので 洞門岩から雲竜渓谷入口まで行きに40分以上かかったのに
帰りはたったの20分 一度通ったというのもあるけど早く戻れて良かった
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今回初めてここを歩いて解ったのですが トレースがないと自分には多分進めない場所だなぁ
歩いたことのない雪に覆われた渓谷を歩くのは そんなに容易ではないと感じました
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徒渉を繰り返していたアイゼンとストックはすっかり凍りついてしまい ビクともせず
脱ぎたくても脱げない状態になっていた
神社に戻ってからポットのお湯で解凍してアイゼンをはずし
またタクシーを呼んで駅前の「日光ステーションホテルクラシック」の温泉で
冷えた体を温めて帰りましたとさ
■行程■
東武浅草駅6:20→東武日光駅8:25(株優券利用で¥900)
タクシーで滝尾神社
(帰りに気づきましたがゲートのところまで入ってる車は皆”日光交通”でした 約¥1400)
滝尾神社9:00→ゲート9:45→稲荷川展望台10:30→洞門岩11:00→雲竜渓谷入口11:50
~見学~12:55(昼食)→雲竜渓谷入口14:00→ゲート14:47→滝尾神社15:20
(入浴)
JR日光17:07→宇都宮17:49/17:57→(湘南新宿ライン)新宿駅19:45
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