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2017年10月03日 | 歩行のこと
10月最初の出張で大阪に昨日から来ています。雨も上がって来ています。

一雨毎に秋めいて来る事でしょうね。

東京のオフ会には今回初めて欠席となり、お会い出来なかった方からの連絡を頂き、
感謝しております。
次回は是非参加しますので、その際には宜しくお願いします。


さて、プロ野球もペナントが終わり、我が阪神タイガースも2位を確定し、クライマックスシリーズでの
ベイスターズと対戦となりましたが、まず勝利してカープに挑戦したいと願っております。
ドラフトでは清宮君を獲得したいですね。

また、先日のお彼岸にお経をお寺で行われたのですが、またまた和尚さんが水晶を増やしていたので、
皆さんにもご利益をどうぞ。


世界一の様です。



さて、さて、本題に入らせて頂きますね。
名古屋の方で4月にMISの前方侵入置換術を行なったTさんが術後にお見えになりました。
しかし、杖が取れていない・・・のでした。
歩行状態も術前と同じ様に歩いてしまい。手術した右足に荷重が不完全に掛けている様です。
それにより、跛行が出ている様です。

そこにある過去の歩行イメージがどうしても脳で邪魔してしまうのと、術後でどこまで動かす事を意識して行う事が大事になります。

やはり、術前から患側への荷重が出来ている股関節筋群であれば筋肉量と筋断面積は萎縮してないのですが、
大抵の方々は臀部、大腿部は細くなっていたり、落ちているのが計測して分かります。
そうなるとまずは次の状態が考察されます。

1.立位状態で 傾きが出ている立ち方になる。

2.片足バランスが取れない。

3.歩行時での患側荷重が不完全な状態で歩くために、跛行が出ている。

4.患側脚の可動域が違いが左右であるので、患側に合わせて歩行すると荷重を等分布荷重で足の裏に乗れるのですが、患側を回す様になっていたり、歩行時の接地時に先足歩行でつま先で地面の反発を受けている。

など、まだまだあげればありますが、上記のようになってからの方は術後の場合は以前の筋肉の動き、使い方を忘れる事は難しいが、新しい筋肉を使える様に練習する事は大切です。

手術して痛みが取れたことは良い事です。
しかし、同じ筋肉を使って日常生活レベルを良くして行く為に是非自分の術後は術前の痛みもなく何でも出来た様にするべきです。
歩行周期は教科書ではこんな感じであります。

参考にどうぞ。

まずは患側に荷重が乗る事です。

そして力まずに力を抜く事で歩行は出来ます。そこが皆さん難しいことですが、足の指に力が入りすぎている方も多々あります。
巻き爪になる方もいます。


術後の方々へは是非術前よりもクオリティーライフが向上出来る様にフォローさせて頂く所存です。


皆さん、まずは筋肉の状態を良くして下さい。血流も良くなります。そうする事で身体の改善がされて行きます。


では、また次回まで




よろしく。ワン