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馬渕睦夫・著“ウクライナ紛争 歴史は繰り返す―戦争と革命を仕組んだのは誰だ”を読んで

久しぶりの読後感想、馬渕睦夫・著“ウクライナ紛争 歴史は繰り返す―戦争と革命を仕組んだのは誰だ”を読んだので、紹介したい。今、世界の耳目を集める“ウクライナ紛争”の背景について、詳しく解説しているものと思い込み、信じ込んで買ったものだった。また帯にある“ウクライナ紛争の背景にいた勢力は、日本を真珠湾攻撃に至らしめたのと同じ勢力だった”も気になった。 実際の記述は、戦間期の日本の歴史に関わる記述が殆どであり、この本では米国側の内部的情報で構成されていることが多い。またその内容は著者の一方的な判断が多数書かれている箇所が多いのだが、そこにその判断に至る客観的な情報が参照されている場合とそうでない場合があり、そうでない場合の記述の信頼性がどの程度のモノなのか、読み手としては苦しむ場合が多いのも事実であった。それでも、結構インスパイアーされる部分は多い本であった。 . . . 本文を読む
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“鈴木敏夫とジブリ展”と平安神宮、“神坂雪佳展”

先週は梅雨入りとなったが、週央に雨の降らない時期があった。これを見逃さず、身体を動かす意味もあり、京都ミニミニ観光へと出かけた。京都文博で、“ジブリ展”があるのはかねてから知っていて、是非行って見たいと思っていた。ぐずぐずしていて、この19日で終了することに気付いた。そこで、慌てて出かけた。 “ジブリ展”だけでは一日は潰れない。早く帰ってしまうのはいかにももったいない。そこで調べると平安神宮の神苑の花菖蒲が見頃だと知って行ってみたくなった。これまで京都観光で平安神宮はベタな印象なのと、江戸期以前の古い文化財ではないので敬遠していたのだが、少なくとも外人観光客のいない内に見ておこうという気持ちもあって、この際、見に行くこととした。 平安神宮へ行くなら、ついでに近所のラ・ヴァチュールというタルトタタンが名物のカフェにも寄って、さらに細見美術館にも立ち寄ることにした。 . . . 本文を読む
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小雨の嵐山での日本画鑑賞

先週は、いつもなら週末にあるはずが先週初めの午後に珍しく研修会があった。雨の中だったが、午前中は嵐山の嵯峨嵐山文華館と福田美術館へ赴いたので報告したい。 小雨の嵐山だったが、山が接近しているせいか厳しい天候のような様相だった。桂川の水量も多く、流れは轟音を立てていた。また観光客も仕方なしの予定消化の人達だけのようで、渡月橋北詰交差点からの様子では少なかった。 嵯峨嵐山文華館の受付で、福田美術館も見ると決めていたので共通券を買った。この文華館1Fは北側に“百人一首に関連したかるた等”の常設展示がある。また、内部は作品含めて原則撮影可でありがたい。企画展は“花ごよみ―横山大観・菱田春草らが咲きほこる―”であるが、前年コロナ禍で途中で閉じた企画のやり直しのようだ。お蔭で、大観の作品は十分に堪能できた。 続いて阪急駅に戻りつつ福田美術館へ入場。文華館に倣ってか、こちらも大抵の展示物は“撮影可”だ。こちらの展示品は、大観ばかりではなく、結構様々な作家の作品が揃っている。上村松園の“人形遣之図”のように珍しい題材の絵もあった。富岡鉄斎の洒脱な絵もあった。 . . . 本文を読む
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5月に鑑賞した映画の紹介

気付けば既に6月。例によって、前月鑑賞の映画紹介としたい。 総計30本。結果的に、我ながらよく見たものだとの感慨あり。それだけヒマだったのか、欲求不満が強かったのか、本人には自覚が無い。 NHK-BSプレミアムのBSシネマで見たのが12本。ネットで見たのが7本。その内4本がシリーズ“首領への道”。これは先々月から見ているシリーズ。これで一旦完結。残り11本は何らかのかたちでのレンタルしたもの。先月はこれが多い。 何故か“オールウェイズ”が心に残る。巨匠グスタフ・マーラーの映画“マーラー”も知らなかった世界が知れてよかった。 . . . 本文を読む
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