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2013年、年末のご挨拶

いつの間にやら、また年末となった。この1年何があったか。 政界では あったかどころではない、年末の報道番組の無くなった時期に紛れて靖国神社に首相は参拝した。秘密保護法の強硬成立に引き続く暴挙に、したい放題である。さらには、あの沖縄の“美ら海”の自然を大規模に破壊することに異様に執着し、沖縄県に政治的圧力を加えた上で札ビラも加えて同意させた。“生物多様性”もあったものではない。米国が普天間の嘉手納統合案を提示しても、何故か耳を貸さず、強引に突っ込んで行った。その案は当初日本の提示した解決策だったにも拘わらずだという奇怪なことなのだ。 さらには、意外にも緊張感の乏しい韓国軍の要請に応じて、あっさりと弾薬を提供し、歴代の内閣が堅守してきた憲法解釈を実体的に覆してしまった。また安倍氏が目指す海外での安易な集団的自衛権の行使に道を開いたと言える。 . . . 本文を読む
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何故、日本には本物の政治家は居ないのか

少しはまともな政治家ではないかと思われた猪瀬知事が、知事選前に現金5000万円受領したという不祥事で辞職表明した。その表明の弁で“政策について自分はかなり精通していると思っていたが、いわゆる政務ということについては大変アマチュアだった。”と言ったと報道されている。 そこで、感じたのは“日本には本物の政治家はいないのか。”という慨嘆だ。 . . . 本文を読む
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孫文と神戸―“移情閣”見学

先週のある日、神戸の舞子で環境審査が午前で終わって、JR舞子駅と山陽電車・舞子公園駅の間にある商業施設ティオ舞子(Tio 舞子)にて昼食。その後、思わぬ寒さで海を見るとところどころに波頭に白いものが見えたが、午後はヒマではあったし、折角なので舞妓公園にあるという孫文に所縁の“移情閣”に行ってみたくなった。 須磨から舞子にかけては、須磨離宮をはじめ神戸財界人の別荘や企業保養所が多い風光の地である。 . . . 本文を読む
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XXXX保護法成立

あぁ、何をかいわんや!! “決められない国会”を嫌った国民が選んだ議員達が、大きな決定力を持ったモンスターを誕生させた。このモンスターは闇に生息する怪物だ。 一方、裁判所は その議員達の正当性を疑問視している。しかし、彼らの正当性が疑わしいとのポーズを取るだけで、その無効性を認めた訳ではない。何だか訳が分からない。判決は正しく論理と正義に従ってのみ為されるべきだが、その論理性が疑わしい。論理を無視した現実追認の裁判ならば、そのような司法には存在価値はない。日本の今の国会議員は適法に正しく選挙された正当な議員たちなのかを、法規範、立法の精神に立ち返って論理的に裁くべきだ。もし、今の議員の存在が不適法ならば、そのような不当な議員が立法した法律は 果たして有効なのか。 . . . 本文を読む
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中国の防空識別圏設定

突如、今頃になって隣国中国は理不尽な自己主張をし始めた。尖閣上空も含めて、防空識別圏の設定をするという。となると、台湾や 東南アジアに向けて飛ぶ民間航空機は、中国空軍の標的となる懸念が出てくることになるのか・・・。 そもそも防空識別圏とは、どうやら冷戦期に米国側が同盟国も含めた領域確保のために設定したものらしい。大戦後、ジェット機時代になって不意打ちの航空攻撃から領土、領海、領空を防衛するために正体不明機を識別する空域を任意に公海上空にまで張り出して設定したもの。もし実際に正体不明機がゾーン内に飛来すれば迎撃戦闘機を発進させて領空侵犯の可能性があると警告し、その警告に従わなければ威嚇して撃退する目的で管理・管制するもの。その役割を1960年代後半に米軍から航空自衛隊が引き継いだものとのこと。 そもそも、この防空識別圏の設定は 中国には何の相談もなく行われた。なので、同じように中国側も 相談や交渉無しで設定できるはずだ、と主張しているのだ。この論理には とりあえず正当性はある。 . . . 本文を読む
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