op's weblog

文字通りのログ。経験したことや考えたことの断片のアーカイブ。

食事の供

2021年11月09日 17時12分26秒 | Weblog
最近は食事の時タブレットを立てて、ルーチンになっているのは、最初にBBCとCNNをちょっと覗いて、その後ゆげ塾の世界史の授業の動画に、という順番。

海外ニュースについてはテキストではこまめにチェックしているので、ストリーミングは「現地の雰囲気」を感じるためという意味合いが強い。

池袋で世界史を専門に教えているゆげ塾の動画は、世界史が30歳以上の社会人必須の教養であることを改めて思い知らされる。歴史から学べる「人々 が動く/を動かす“力学や法則”」を建設的・効果的に使うには、やはりある程度の人生経験や知的成熟が必要と思うし、予備校の授業という限界がないこともないのだが、有難いコンテンツです。それにしても、あそこで学んでいる生徒達の頭の良さもやる気も感心させられるが、社会人になって合う「優秀だったはずの」方々にはその名残も感じられないことが殆どなのはお互い様か。

で、その後はめぼしい動画をその都度探すのだが、最近映画館で観てレビューも書いた『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が観られるようになっているのを見つけました。作品全体の感想についてはレビューに書いたとおりだが、シネコンでは特に夜間の戦闘シーンの「解像度」に不満があったので、改めて鑑賞。

いやー、凄くきれいで緻密な映像です。これ、シネコンよりずっといいです。食堂に置いているのは3Dがブームになった頃の三菱のゲーム用モニターで、サイズは23インチ強と小さいものの、サブスクリプション契約のストリーミングでここまで楽しめるのかと驚きました。特にアニメ映画が自宅での鑑賞環境を重視している気はしていましたが、よくできています。アニメに限らず映像作品のプラットフォームのトレンドを考えると、僕はもう映画館に行く必要性を感じないです。あとはオーディオ部分をどうするか。まあ、近年つくられる映画が(ストリーミングの流行以前から)解像度と鮮やかさばかり追求して、本質的なダイナミックさをどんどん失っているので、これが「最適解」になるのも残念ながら必然か…
コメント
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