シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

デスレース

2008-11-18 | シネマ た行

「バイオハザード」は結構好きな作品なんだけど、ポールW.S.アンダーソン監督ってそんなにおもしろい印象はなくて、というか「バイオハザード」シリーズはミラジョヴォビッチへのワタクシのひいき目もあるから、それをさっぴくとそのシリーズだけではまだ信用するに至っていないという感じなんですね。主演のジェイソンステイサムもそんなにおもしろい映画に出てる人という印象がワタクシはない。ワタクシがアクション映画好きではないからそれは仕方ないんだけど。というわけであんまり期待せずに試写会に行ってきました。

うん。期待してないで良かったよ。おもしろくなくはないけどね。もっとおもしろくできた素材ではあると思うんだよねー。せっかく元ネタの「デスレース2000」のときよりも、実際の世界で“リアルTV”っていうような企画ものが増えて、このデスレースをテレビ中継してるっていう設定に無理がない時代になったんだから、このデスレースに夢中になって“もっと”を要求する異常な群衆側も取り込んで、色んな側面からこのデスレースを盛り上げたほうがおもしろかったんじゃないかなと思う。視聴者、テレビ局、所長ジョーンアレン、囚人たち。この4つをもう少し関連付けて見せてほしかったなと。

ジェイソンステイサムはそんなに悪くはなかったですね。あの背中の筋肉ムキムキは一体なんなんでしょうか?人間が生きていく上では完全に必要のない筋肉ですね。ジョーンアレンは「ボーンスプレマシー」のところでも書いたけど、年をとるごとに良くなっていく女優さんですね。今回はかなりなBITCHを演じていますが、ヤセこけた感じのキツめの顔でガイコツのようなので、とても似合っていました。ジェイソンステイサムの相棒役を演じるナタリーマルティネスはセクシーな役どころでしたが、もう一押し露骨なセクシーさがあっても良かったかなぁという気がしました。“ナタリーマルティネス”って名前がなんだかすごーーーくセクシーに感じてしまって、ちょっと期待しすぎた感アリでした。(って“ナタリーマルティネス”っていう名前にセクシーさを感じるかどうかはかなり人それぞれ、、、というかワタクシだけでしょうか?)

レース映画ですからもちろん準主役は車なんでしょうけれど、全体が埃色でそれぞれの車の特徴が分かりにくくて残念でした。ワタクシは車に詳しくはないけど、それでもやっぱりこういう映画だとかっこいい車が見たかったな。



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