シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

TAXI NY

2005-04-05 | シネマ た行
去年の末だったかなー、試写会行ったのは。
少し先ですが、5月にDVD発売みたいです。

なんか似たようなタイトル知ってるなーって方、正解です
リュックベッソンのTAXIシリーズのアメリカバージョンです。そして、主演はクイーンラティファジミーファロン。共演、ジゼルブンチェン

クイーンラティファは知ってるけど、主演はるようなタイプの女優じゃないよなー。そして、ジミーファロン???「誰やねん?」ジゼルってあーあのディカプリオの恋人の?ブンチェン?変な名前…TAXIのリメイクかぁー、別に嫌いじゃないけどなんかしれてんなー。

と、試写会応募したくせに、あんまり乗り気でもなく会場へ向かったワタクシ。

そして…見事に裏切られましたっ、いい意味で!
もちろん、ほとんど期待してなかったからじゃ?という思いは否めませんが、
フランス版の野暮ったさを全部とっぱらって、主人公も犯人も警察のボスもみんな女性にして華やかにして…
狙いは、バッチリ成功でしたね。

カーチェイスって何がどうなってるのか、途中からいつも分からなくなって長すぎてどうでもよくなってくるっていうのが、ワタクシのパターンなんですが、この作品ではそれがうまく撮れていて、車のことなんかよく知らない人にでも楽しく見れるようになってます。
何も考えないで、痛快な気分になれるし、笑いもアメリカン過ぎなくて、日本人にも結構ウケると思います。

「誰やねん?」と思ったジミーファロン、アメリカでは有名なコメディアンみたいですね。映画はこれが初めてのようです。ちょっとここで名前を覚えておくとこれからも登場してくるかも。でも、アメリカのコメディアンって日本では受け入れられないことよくあるので、ロビンウィリアムスや、エディーマーフィーほど、日本人に知られるようになることはない可能性も…

クイーンラティファは黒人女性っぽーい姉御肌でいい味だしてます。

ジゼルの演技は、英語が母国語じゃないからなのか、単にヘタくそなのかよく分からないスレスレの線ですが、今回の役どころには合っていたと思います。

あ、それから、音楽もゴキゲンです

最後のオマケのNG集も見逃さないでね