心動く 海

休日に海に行く。

季節問わず海に行くことが多くなった。

一期一会の風景。

吸い込む空気、波の音、風の強さ。

自然が織りなす芸術。

私の内側が晴れていく。

そして、潤っていく。

家族３人で石投げやって、

小一の娘がコロコロ笑っている。

望遠鏡で群れなす鳥を眺めて過ごす。　

好んで眺めるがしばらくすると酔ってくる笑

そのうちに３人がバラバラに過ごす。

とっとくんは海の生き物を探しているのか波打ち際をひとり歩いている。

娘はお決まりのひとり遊び。

棒を拾って何を描いているのだろう。

私はひとり撮っている。

心動くままに。

cocchiy

いつものお店

大好きなフレンチのお店があって、

ちょっとした中毒になっている笑

月に一度はこの店に、と決めてその日を楽しみにしている。

それで母の２ヶ月に一度の通院後のランチに一緒に行きたくなって、今月は2回目だけど予約をしてみた。

そのとき、ふと、頭をよぎったこと。右半身が不自由な母のお料理、私がカットするとぐちゃぐちゃになるなぁ、ダメ元で頼んでみようか。

お店の方の返事は「もしかしたらお客様にご協力をお願いするかもしれない」とのことだった。やんわり断られた。私はもちろん大丈夫ですと答えた。

母を連れて店に入ると、向かい合って座る席で良いか確認された。私はお辞儀をするようにうなづいた。そしてフォークやスプーンが余分に用意されていてどれが食べやすいかたずねてくれた。大丈夫です、と答えた。

お料理が出てきた。　

綺麗にカットされている

☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

母がサクサクと一口サイズを食べていく。

母は私が自分のお料理をカットしたものを見てぐちゃぐちゃやな、と笑いながら、嬉しそうに完食した。

最後のコーヒー。置いたコーヒーの取っ手を左側に向けてくださった。

私は私の大好きなお店への母の評価が気になりどう？とたずねた。

失語症の母、言葉が出てこない。

表情もよく分からない感じ。

「たまらなく………おいしい🖤」

良かったぁ。

こちらのお店、ご夫婦で営まれている。奥さまがお料理を運んでくれる人でシェフが旦那さま。カウンターの奥が広い厨房、手前がフロアになっていて、シェフの表情が見える。

お二人とも似た雰囲気で取り繕う感じがない、言わば不器用な感じがする。でも優しい。お料理もかけてくれる言葉もふとした微笑みも。苦いコーヒーさえも優しいのだ。ここでしか味わえない独特の香辛料が病みつきで通うようになり、２年近く。今日は私の大事な人を連れてきたけれど、私たちも大事に思います、という空気？雰囲気に涙が出そうになる。私たちの他に４組のお客様がお見えだったけど、私たちにだけ分かるようなさり気なさにぐっとくる。

今、母から届いたLINE。

昨日はありがとう

ございました❤

ご夫婦揃っていい感じのお店。

暖かい雰囲気で

気持ちも和み

お陰様で最高の気分で

一日を過ごす事が

出来ました( 💓∀💓)

私もまだ余韻に浸っているぐらい、

満たされた時間でした。

いつものお店、

最高のお店。

また来月も(^^)

cocchiy

大丈夫。

さて、今日も朝が来ました(^^)

庭の雪柳、ピンボケしてるけどいい感じ🖤

昨晩は溜まりに溜まった仕事でのストレスで私の中のストレスバケツがいっぱいになった。

ダンナさんにこのままじゃストレスで体調が悪くなると八つ当たり気味に話し始めた。誰にも向けられない内側の鬱憤。荒れたまま最後まで八つ当たり口調で自暴自棄。

ね、ダメ子。

ごめんね、とっとくん。

（素直になれないので謝れないかっかくん）

小一の娘が眠る前、目が痒いやら体が痒いやらムズムズしてた。眠りたいのに寝つけない感じ。

「大丈夫、大丈夫、ぐっすり眠りな」

いつもこんな風に声をかける。

昨晩は珍しくその言葉に言い返された。

「大丈夫、大丈夫って何が大丈夫なんさ、ごまかさんといて」

おぉ、確かにごまかしてる笑

そのあと静かに眠りに落ちた娘。

いつもなら会社の帰り道には仕事モードスイッチオフできていたのに、昨晩は娘の生意気な言葉にふっと笑ってしまって、やっとスイッチオフできた。

一つひとつに真面目すぎて矛盾があると進めない。なぜどおして？と立ち止まり相手を否定してるんです。真面目じゃなくて頑固だよね。勝ち負けではないけれど、毎回アホみたいに同じやり方で撃沈している。スムーズに進められない要領の悪さ。

柳のように風に吹かれながら、水のごとく滑らかに柔らかくなりたいと、ふと思う朝である。

うん、わたしは大丈夫だ。

大丈夫、大丈夫って何が大丈夫なん？

笑

周囲の皆さんに助けられてて、

まだまだ頑張りたい気があって、

なりたい私に向かいたい欲がある。

ね、大丈夫だ。

cocchiy

ゆきやなぎ

ほら、春がきた。

我が家の庭にも春が来ました(^^)

こちらは３月１日の雪柳。

こちらは昨日３月１４日の様子。

季節は動いている。

今年に入ってあわわと時間が流れ、

もう春が来るのか。

真っ暗だったはずの西の空、チャイムが鳴る頃に目をやると優しい橙色。

毎週届く花がカウンターに置かれている。今週はラナンキュラス、重なり合う優しいピンクにホッとする。

久しぶりの声、弾んでいる。社内電話で元気を確認。がんばってるね。

憤り。

惰性で仕事をしていない証拠。

この憤りという形のない感情こそが私の信念なのではないか。この感情に行きつき向かうものが明確になった、困難な状況にこそ信念が問われるもの。

様々な価値観を持って歩んできた企業戦士、戦っているのは私だけじゃない。みんな戦っている。相手は誰？

ゆきやなぎ(雪柳)

春に枝一面に白い花が咲く落葉低木。

土質を選ばずやせ地でも育つ、とても丈夫な木。

開花後に株本まで切り戻しても新しい枝が伸びて、翌年にはまた綺麗な花を咲かす。

ね、やせ地でも育ち、株元まで切り戻してもまた新しい枝が伸びるんだ、泣けてくる。

何気なくゆきやなぎのことを書き始めて、この花の魅力に行きついた。仕事環境人間関係良好壁なし悩みなし、それでも綺麗な人はいる。

私はゆきやなぎ。

またゼロから始める。

どんな環境であっても綺麗な花を咲かせましょう。心が整う、今。

ありがとう。

cocchiy

ありがとう。

少し前にバレンタインデーがあったでしょ。

毎年この日に届くチョコレート。

ひょんなことから始まった贈り合い🖤

可愛すぎて(≧∀≦)テンション上がる↑

送り主は支店の後輩🖤

いつも元気良くて明るい、そんな彼女の声が時々聞きたくなる。

ホワイトデーのお返しはアマビエのプローチと可愛いチョコに決めてます。

人と人。ご縁。

とても響きの良い言葉。

合う合わないはどうしてもあるもの。

それはそれで良い。

ただ合わない相手を傷つけちゃいけない、優劣も正誤も不要。でも、

そんなことをしてしまうあなたは、

自身のことを、強いと思い、優勢であり、正しいと思い込み、相手の感情をも決めつける。

そんなことをしてしまうあなたは、

本当は弱くて脆く相手にあり自分に無いものを妬んでいる。あなたは間違っている。相手の感情は察するもの、あなたの手のひらで転がすものではない。あなたは醜い自分と対峙する必要がある。自分と対峙することから逃げているから相手を攻撃する、自分に対して過保護になっている。

これって、過去の私。

今は違うよ。

人とのご縁で変わったの。

清らかな心に触れて、

その心を妬んでいた私は消えた。

そう、人は変われる。

そう、信じている。

素晴らしいご縁に感謝。

いつものことですが、取り止めがないですね。心の奥で小さな私が拳を握りしめて怒っています。

cocchiy