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Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

千福

2009-03-16 07:19:18 | ビバ☆オヤジ酒場

勝どきのサンスクェアです。
そうです。ここには、あの名店“やまに”(『居酒屋味酒覧』登録店)があります。
太田和彦の居酒屋味酒覧―精選173太田和彦の居酒屋味酒覧―精選173(2008/01)太田 和彦商品詳細を見る


ごめんなさい。
でも、今日の気分は“やまに”じゃないんです。
仕事がひと段落し――よし、今日は居酒屋に行こう――そんな気分になりました。

ひと段落しなくても、いつも行ってんじゃねえか!

で、どこ行く?
今日は煮込みが食べたい。

毎回食ってんじゃねえか!

でも、
by 和民ん家
こういうんじゃなくって、串に刺さってる煮込みが食べたい。
そうだ、門仲の“赤坂屋”に行こう!
てことで、門前仲町まで、わざわざ行ったら、貼り紙(本日休業)。
うっそー!

じゃあ仕方がないから、月島に出て、“岸田屋”まで行くか。
そう思い、都営大江戸線に乗りました。
でも、乗った瞬間、まてよ、たしか勝どきには……。
つまり、ぼくの脳裏からは串に刺した煮込みが頭から離れなかったんです。

ということで、

“千福”に潜伏してみることにしましょう。ここは船腹のように地下にあります。

オヤジ……。

お出迎えしてくれたのは、

千福ひとみ嬢。手が可愛い。
学名:Axoloti 分布:メキシコ
どんな種類かというと、リューシスティック・アルビ・ゴールデン・ブラックっていうんだって。
初めて実物を見ました、ウーパールーパーだよん。
ひとみちゃんは、女将さんが店から帰るとき、バイバイって手をふるようです。
かわいい!
ということで、

もつ煮です。
月島の“げんき”も串なんだけど、18:30までなのでとても時間的に間に合いません。
では、このお店を、

ザ・居酒屋グルメ (散歩の達人エリア版MOOK)
こちらを引用して紹介してみましょう。

※看板商品は、開業当初から継ぎ足されている煮汁で煮込まれるもつ煮込み。食べやすいようにと初代の店主が考案した串刺しのもつは、肺臓、胃袋、小袋、カルビなど種類もいろいろ。味付けは味噌とすりおろしたにんにくだけだが、信じられないほど深みがある。「常連さんは煮込みにあきちゃったみたい(笑)」だから新鮮な季節の日替わり料理も欠かさない。三代目の中村さよさんは笑顔で今日もせっせと築地に出向くのであった。

ほんとにおいしゅうございました。
煮込みとおしんこで50年。歴史の重みを感じました。
実はこの店、何度か来たことがあるんだけど、いつも満席。
狭いから、すぐに常連さんでいっぱいになっちゃうんですよ、と女将さんがおっしゃっていました。
けれど、今回はラッキーなことに、この千福ひとみ嬢の真ん前の特等席が、ひとつだけポツンを空いているではあ~りませんか。
ほんとラッキーでした。
カウンターしかない、小さい店だけど、居心地はよく、ほんとここが銀座から歩いて数分のところにある居酒屋とは思えません。
ていうか、銀座なんて敷居が高すぎて、ぼくには無理。もう少しオトナになったら行ってみたいです。
カウンターの中央付近には、勝鬨橋が開いている写真が飾れれてました。
知ってた?勝鬨橋って開くんだよ。

あの中央部分がパカッとね。
東京でも珍しい、跳開橋なんです。
詳しくは、
ひらけ!勝鬨橋 (角川文庫)ひらけ!勝鬨橋 (角川文庫)(1999/10)島田 荘司商品詳細を見る

こちらを読んでくださいませ。

当時の隅田川です。

こうやって舟を通してたんですね。

これは貴重な写真です。
うしろに東京タワーが写ってます。昭和45年の写真だそうです。

さてバック・トゥ・ザ・千福です。
こういう場所で、江戸っ子はダラダラとは飲みません。
近くは築地。
築地の朝は早いんです。
コップ酒で、

やっぱ肴はマグロにかぎります。


ごちそうさま。
また来ますね。
なんてぼくって粋な飲み方するんでしょう。
さて、風に吹かれながら、隅田川でも渡ってみますか。
でも……

あの東京タワーのライトアップは問題あるなぁ……。

さて、今回の脳内JAZZは、
バラードバラード(2008/12/03)小曽根真商品詳細を見る

から「WE'RE ALL ALONE」はいかがでしょう。
身を切る風のなか、ひとり肩をすくめて勝鬨橋を渡る、ぼくのバックに是非流してください。「WE'RE ALL ALONE」きまった!かっちょいい!

くりす的全国名酒場紀行/千福】←詳細

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