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倭城めぐり(機張倭城)

2009年01月15日 | お城(その他)

この日の最後は、お目当ての機張倭城(キジャンウェソン)へ。
機張倭城は文禄2年(1593)、黒田長政が築城しそのまま在城した。文禄4年には加藤清正が入って城を改修しており、現在見られる遺構のほとんどはその時代のもののようである。韓国名は竹城里城と言う。

機張郡役場のすぐ近くの路地を入り坂を上がってくと右手に「竹城初等学校」があり、以前はここから山道を登っていたらしいが、もう少し道を進むと登城道が整備されていた。

登城口には案内板があり、前方の山に石垣が見える


登城道は整備されていて歩きやすい。しかも、この左手には竪土塁や竪堀がある。


山頂部の石垣が見えてきた。この一段高い石垣は天守台石垣だ。機張倭城は下方は土塁や空堀で築かれ、山頂部に石垣がある。


主郭虎口手前の石垣の前に説明板がある。主郭には土塁が巡り、そこにも石垣がある。石垣も素晴らしいが、海を見下ろせる景色も良くて気持ちいい。


主郭を取り囲むように石垣があり、見応えたっぷり。丁度石垣の少し上に月が見え、石垣と月の写真も撮って楽しんだ。


この北東側に子城があるが、畑や空き地になっている。何となく堀跡や土塁の名残が分かり、外郭線と思われる丘も確認できる。せっかくなので子城側から山を下り、周囲を反時計回りに少し散策して登城口に戻った。

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