河村城が随分と整備されたと聞いて、ちょっと見てきました。
いつも、城の南方にある「盛翁寺」脇を通った道路行き止まりの駐車場から登っていたのですが、今回、道路に「河村城入口」という別の案内を見つけたのでそれに従いました。
すると、城の東側から入れるようになっていました。
こちらも、道路終点に駐車場がありましたが、2台分のみ(しかも1台は身障者用になっていました)。
場所はココ。
「盛翁寺」近くの登城口からだと比高70~80m登る必要があるのですが、ここからだと全く登らずに城内となります。
駐車場から40m程歩くと堀切で、橋を渡ると「大庭郭張出」と書かれた郭に入ります。
先回(3年半前)訪れた時は主郭東の蔵郭までしか整備されていなかったのですが、もう「大庭郭張出」まで整備されています。
「大庭郭張出」の西側が「大庭郭」、その西が「近藤郭」と表示されています。
が、この近藤郭、何でこんな整備の仕方をしたんでしょうか?
この茶色い仕切りは何を表しているのかサッパリ分からず。
何で、こんなことしたのか腑に落ちないまま西へ歩いていくと・・・絶句!
障子堀の上に(横から見ると)ダムが造られている。
何で普通に橋を架けなかったのでしょう?
往時、こんな姿だったとは到底思えません。
せっかくの城が台無しだわ!!
この西側の蔵郭、主郭、更に主郭から北方の茶臼郭までは以前から整備されており、見やすくなっていました。
茶臼郭南の堀切
また、主郭の北西尾根も綺麗になっていました。
うーん、他は良いのに、あのダムと近藤郭はどうしてあんな状態にしちゃったのか・・・残念でなりません。