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大腸内視鏡検査

2017年05月26日 | その他

昨年の人間ドッグでポリープを指摘された箇所があったため、今年に入って切除しました。

特に自覚症状はなかったんだけど、分からないものだわ・・・と思ったら、大腸は便潜血検査のみでカメラ入れていないけど大丈夫か?と思い、検査することにしました。

とはいえ、こちらも特に自覚症状なし。

しかも、私の父親は良性と分かっていたもののポリープが見つかり、医者に切除を勧められ、この大腸内視鏡をやったら血管を傷つけられたようで、出血が止まらず、医者が救急車を呼び、近くの大学病院へ搬送されたものの、その3日後に亡くなったという、今でも信じられないような医療ミスがあったので、かなりビクビク。

ちなみに、父親は定年退職をし、これからは遊んで暮らすと豪語していた頃の急死だったので、年齢的にもまだ若く残念でした。

実際、大腸内視鏡検査で穿孔(腸に穴が開く)等の事故が発生する頻度は約15000人に一人だとか。

これって実はかなりな高確率では?

ちなみに、毎年受けている胃カメラ検査も私は実はかなりビクビクしています。

父の時のように何かトラブルがあったらどうしようかと。

 

そんなに不安なら検査をやめておけば良いのだけれど、物は試しにやっておこうと思う気持ちが上回り検査することに。

そこで、どこで受けるか?と調べたら、「水浸法」という検査方法があることが判明。

普通だと、空気を腸に入れてスコープを入れていく方法らしいのだけれど、「水浸法」は水を入れるとのこと。

水だとスコープの滑りがよく、浮力が働くので強く押す必要もなく、痛くないらしく、挿入時間も早いらしい。

そのため、麻酔・鎮痛剤の類も使わなくて大丈夫らしく、検査中に痛みを感じた場合のみ適時使うとのこと。

検査後も、空気を入れないのでお腹の張りや痛みがないとのこと。

そして何より、安全らしく、腸に穴が開くという事故はゼロ。

 

これだ!と思い、この方法を取り入れている病院で検査を受けることにしました。

ただ、その病院、トイレが1つしかないのが不安材料。

外来患者や看護師・医師ら全員の共用トイレなのだ。

検査日は朝から2Lもの下剤を飲まなくてはならないと聞いていたので、トイレへ行きたいときに誰かが使っていたら大丈夫なのか?漏らしてしまわないのか?

想像すると不安でいっぱいだったのですが、いよいよ今週、その検査当日となりました。

 

前夜下剤を飲んで寝たのに朝全くその効果はなく、下剤2Lも飲んでもさほどまだ効いてこない。

普段便秘ではないけれど、下剤が効きにくい体質なのかしら?

と思ったら、看護師に下剤追加を命令され。。。

追加で1L飲んでいるうちに、やっと効果が。

でも、まだダメなようで、更に1L追加。

結局4Lも飲む羽目に。

トイレは、1回だけ使用中の時があったけれど、漏らすという事態には至らず大丈夫でした。

それが一番不安だったので、良かった、よかった。

 

そして、何とか検査にこぎつけたけれど、画像を見てもさっぱり分からず。

痛みは全くないわけではなく、時々痛くて唸ることもあったけれど、麻酔を打つほどでもないらしく、水を入れながらスコープを入れていっていました。

何とか無事検査終了したけれど、医者いわく、まだ便が残っていたらしく、吸いながらスコープを入れていったらしい。

それで??やけに時間がかかると思ったのは!

と思ったら、医者いわく、普通の人より腸が長いとか。

へぇ、知らなかったわ。

それにしても、空気を入れる方法の場合は、残っていた便を吸いながらスコープを入れるってできるのだろうか??

 

ところで、検査時に入れた水は、検査終了時に抜いてくれる(吸い取ってくれる)ため、検査後に水が漏れるということはなかったです。

そして、お腹が張るなどの症状もなく、検査後は本当についさっきまでスコープを入れていたのが嘘かのようにごく普通な調子でした。

結局、大腸にポリープがあったものの心配のいらないタイプだとかで、結果にも安心して帰ることが出来ました。

何でも経験してみるものですね。