行き詰ったら、俺はこれらを読む。

手紙やメールをいっぱいもらう。
心が乱れ、元気がねぇ時はまず、澁を思い出してみる。
大体、どうでも良くなる。

それでもダメなときは、手紙を読む。

特定も限定もされないように略します。
だから良かろう。
俺は、力を貰ってます。

【ダンプ編】
【団長さま】
滋賀までお疲れ様でした。
皆の想いをたった二人で背負ってダンプを買いに行ってくれてありがとう。
このダンプは、これから何人の人達に希望を与えるのでしょう。
これから何人の人達の心を救いに行くのでしょう。
ダンプの上でガッツポーズをする団長は本当に少年のようで、ルフィみたいで。。。
お腹いっぱいご飯を食べて、ゆっくり帰って来て下さい。

【団長！】
おつコップ！！！
ダンプおめでとう！！
ダンプップ！！おめでとう！！！！
「ドロカキするために、ダンプを買いに行くような奴等なんだ。」
と先輩の店でポスターを見てたら教わって、俺は自分が情けなかった。
近くを疾走してるのに、俺は、こんなとこで飲んでる。こんなとこ→先輩の店。
アンタたちがいるから救われたって人はさ、他県の人も大勢いるんだぜ！！
そして、ちょっとだけ。マジでちょっとだけだけど、アンタ達に飲み食いして欲しいから俺の隠し財産を送るよ。
くそったれの銀行は手数料取るんだろうけどね。

【だんちょうへ。】
「乗れよ。」
その一言で、皆が荷台に上がっていくのがカッコ良くて私も乗ろうとしたら足が上がらない。
団長は笑って上から引っ張ってくれました。
運転席の天井に「人助けに理由はいらねぇ。」って書いてあるのを見て、団長が運転して、空が広くて、とても青くて。
「だいじょうぶかぁ～～？？？？はっはっはっは！！！」
とデコボコの道をぶっ飛ばして走る団長に一瞬殺意を覚えましたが、こんな経験は箱入りの私には初めての経験でした。
文句を言わず走るダンプ。
文句を受け止めながら頑張る団長。
それを支える副団長。
それをさらに支える団員のみなさま。

心の底から尊敬しています。
ダンプ！
頑張れ団長の運転に負けるな！！

【黒いダンプ】
以前、近所を疾走する黒いダンプを見ました。
始めは、過激派かなんかかなと思っていました。
音楽もガンガンかけてるし（たしかボンジョビだったような？？）
街中でも見ました。
沢山の段ボールを満載にして走っていました。
「SCHOP DAN」
スチョップダン？？？？
地下鉄で見た事のあるマーク。
そうか。
支援団体の車なんだ！！かっこいい！！！！！
それから団長のブログを読み始めました。
ダンプ。
始めは青かったんですね。そして、みんなのお蔭でやっと買えたんですね。
私は、ダンプの為にはなにも出来なかったけど、ダンプのお腹を満たすことは出来る！！
ガソリン代にしかならないお金ですが、応援します。
ダンプ！！！！
お前がかっこいいから、俺はスコップ団を知ることが出来たんだ！！
真っ黒なボディに、くわえタバコの団長。
クラクションを鳴らしたら、団長がニヤッと笑って手を振ってくれた。
定禅寺通りで鳴らしたのは私です。
すみません、殴らないでください。
今度、スコップ行きます！！

【たいら～さま～】
石巻でお世話になりました。
あ、家の人じゃありませんよ。
団員です。
（団員の顔も分からん団長ってどうなんじゃい！！・・・。冗談じゃい！！！！）
ダンプが海に沈むのを見て、泣きました。
それを笑ってみてる皆の余裕が四皇みたいでした。
（四皇ってわかりますか？）
重機に引っ張ってもらってダンプが助かった時に、中に人が乗ってたんだと初めて知りました。
皆さんの落ち着きぶりに感服と完敗と乾杯！！！
帰ってからその事を嫁に話したら「ふ～ん」と言われましたけど。いいんです。
その目で見てみろって言ってやったら、スコップ団はかっこいいかもって思うけど、アンタ気持ち悪いとも言われました！ガビ～ン！
団長はラッキーストライクですか？
ロックですねぇ。
もう、何をかいたら良いか分からないのでさようなら！また行きます！膝、お大事に！！！
４０過ぎのおんつぁんより。
ば～ぶ～！！！

【平　了さま】
昨日、スコップに向かう朝、
長町ICの入り口を探す段階で迷子になって
ようやく高速に乗ったけどこの道で本当に大丈夫なのか
そもそも時間が間に合うのか、不安になっていたそのときに
びゅん！！！と音を立てて追い越し車線で追い越して行ったのが団長のダンプでした
「待って～～～～～！！！！！」と叫びながらジムニーで思いっきり追いかけました
（団長、140キロくらい出してたでしょう！１車線になったときにダンプの前に
のんびりした車がいたから追いつけました）
追いかけてるうちに
まっすぐに走っていくダンプが、行き先を示してくれてるのがわかって
青空の中を全力疾走で行く姿が本当にかっこよくて
ぐんぐん皆を一緒にひっぱってくれているのを改めて感じて
吹っ切りたかった記憶も軽くなった気がしました。
哀しみは忘れられないけど
乗り越えていけると思った。


読むの大変だろうからこの辺でやめよう。
ダンプ。
人気あるね。

そりゃそうさ。
想いが違う。
この間、クロネコに荷物を取りに行ったら、スタッフの女の子が
「頑張ってくださいね。」と言ってきた。
「へ？」
と言うと、
「スコップ団。」
とのこと。
「おす。ありがとう。」
「土日に休みが取れなくて行けないんですけど、応援してますから！」
「うん。あのね。これダンプ。」
「かっこいいですね！！」
なんでもっと気の利いた事を話せないんだろう・・・。
「うん。あのね。これダンプ。」
最悪。
明日は午後から河北新報の方がお見えになる。
想いを、うまく伝えられるように祈ってて下さい。

俺の想いは一つだ。
子ども達に、何かを伝える事。
それこそが、今大人がするべきことです。

見て見ぬフリしてさ、知ってるのに何もしないなんて、到底俺にはマネできねぇよ。
自分の子どもが溺れてたら、見て見ぬフリしねぇだろ？
自分の子どもの親友だったらどうする？
俺は子どもの側にいつだっていられる訳じゃない。
先に死ぬはずだからね。

最後は、友達が助けてくれるんだ。
自分の子どもだと思って、未来につなげようぜ。
数年後、今の活動のせいで病気になったって天国で仲間が笑うだけだ。

「言わんこっちゃない。」
って心配されるかもしれないけど。

こんなに可愛い。
子どもはいいね。
一緒に行こうぜ。
正義の味方は、誰だってなれる。
ヒーローにはなれない。
なろうとしてはいけない。
それは評価だから。
でも、正義は己次第であろうよ。
クソみたいな奴なんて気にすんな。
いつか気がつくだろうがよ、その時はシラネェってんだ。
残念だったな。
今週は１６日、１７日、１８日と三日スコップ。
いやぁ、忙しいのに大丈夫でしょうか？？？？？？
まぁ、来年の今頃は笑ってるだろう。
ということはだ。
こんなの、悩みでもなんでもねぇってことだ。
笑い飛ばして、ダンプも飛ばそう。
そして、天国にぶっ放そう。