クルティシェフという名の病にかかりました

2010-10-29 | ●ピアノ&クラシックが好き
あーもう、ダメだこりゃ。病ですわよ病。まさに恋わずらいですわね。

アーカイブやらCDやらで彼のピアノを聴いているときよりも
聴いてないときの方が症状が強く出るようです。
頭の中で勝手にノクターン10番→ポロネーズ5番→(時々マゼッパや雪かきが混ざる)→マズルカop.30-4→ノクターン10番・・・とエンドレス再生されて
ぽやーっとしてため息までついちゃってます私。あはははは。

よもや今年のショパンコンクールで
こんなに私の中にブームが吹き荒れることがあるとは思わなかった・・・。
そうやって油断してるときの方が恋に落ちやすいのかもしれん。


今、青森・・・のはず。
日本来てるんだよね?来てるよね?




あなたのおうちはどこですか

2010-10-28 | ●猫が好き
先週の金曜日、母が猫を保護しました。
向かいの家の花壇?と垣根?にはさまってニャーニャー鳴いていたそうです。




毛並みがいいし、人を全然怖がらないし、首輪をしていたような痕があるので
飼い猫だと思うんですが、
写真撮って引き伸ばして近所にポスター貼ったり、獣医さんにお話ししておいたりしても、
今のところなしのつぶてです。






というか、最初つれてきたときから母は飼う気満々だったっぽい(-_-;)
先住猫がすでに3匹、あまり仲良くないのに
その上一匹増えて毎日シャーシャー言ってストレスみたいなのに、
可哀想だと思わないの?!と言ったら
「思わない♪大丈夫よぉ~」とのお返事。そですか。

「名前、何にしよう~?」とか言っている。
「アビシニアンみたいだから『アビちゃん』」
「秋にうちに来たから『アキちゃん』」 やめてください~(T_T)
どうしてうちの家族およびその周辺はネーミングセンスっつーものがないのだ!
アビちゃんアキちゃんで定着してしまわないうちに
『ユリアンナ』を提案してみた(笑)。







万が一お心当たりありましたらご連絡ください。
まだ子猫と言っていいと思います。アビシニアンに似た毛並みの女の子です。



振り返ってみたり。

2010-10-25 | ●ピアノ&クラシックが好き
ショパンコンクール入賞者の名前をざっと見たときに、
「ルーカス・ゲニューシャス」のところでフフッと笑ってしまうのは何故だろう・・・(-_-;)


5年後の参考としても記録しておこうと思うのですが、
10月2日から20日までのあいだ、
日本時間夕方5時~9時と、夜12時~明け方までインターネットで中継があり、
最初は気が向いた時だけ見ていたのに、気が付いたら大ハマりしていて
中継を見るために仕事が終わったらダッシュで家に帰ったりポーランド語教室をサボったり
中継がないときはアーカイブで見てない人のを見たり、
この私が眠くなるからという理由で禁酒成功、毎日夜中の2時頃まで中継を見ていましたとさ。
おかげでやろうと思っていたことややらなきゃならないことが全部滞りました(-_-;)
5年後はショパンコンクールの時期にあれやこれや予定を入れないように気をつけよう…。

そんなに夢中になるほど面白かったかといえば、まぁ面白かったですよ。エキサイティングというかスリリングというか。
悪夢じゃないかと思うくらい好みに合わない人が三次審査まで残っていて
これが時代なのか?!私が間違っているのか?!彼は天才(byアルゲリッチ)なのか?!
彼らがファイナル出場、あまつさえ優勝したりしちゃって?!というスリルを堪能しましたですね(-_-;)
ま、その方々はファイナル前にばっさり落とされ、
結果は、意外っちゃ意外だけどまぁいいか、と思うような順位となりました。
今回の入賞者はあれだな、ほら、ショパンコンクールの勝者とかいうと普通は
向こう2~3年はショパンばっかり弾かされるものだと思うけど
「ショパン弾いてください」って言いにくそうな人が選ばれたんだと思うな(←冗談です)。


あと、以下は私の勝手な思いですが・・・
場慣れした人が非常に多くて、
「緊張のあまり、すがるものがショパンの音楽しかない」みたいな演奏が全然なくってですね、
ショパンファンとしてつまんなかったです。
ショパンって、ちょっと、不安な感じが欲しいなと思うことがあるんですよ。
ショパン自身、小さな頃から病に冒されていて、同じ病気の妹が若くして死んじゃったりしてて、
常に「自分はいつまで生きられるのか?」っていう不安につきまとわれてたと思うんですよ。
そこまでの不安を感じながら生きている人は現在ピアニストとして活躍している人の中には(当然)ほとんどいないので
そういった「不安」のある演奏ともなかなか遭遇できません。
なので、コンクールという緊張の場から生まれる天然の不安を抱えたショパンを聴くのが
楽しみだったんです(←鬼)。
前回のコンクールにはそれがいくらかあって、胸がしめつけられるような演奏もたびたびありました。
私は、その瞬間だけでもショパン先生に全てをゆだねられる若いコンテスタントさんたちが
うらやましかったりしたのですけどね。

ま、今回そういうのがひとつもなかったというわけじゃないです。
ファイナルまで行ってやっとそういう演奏が聴けました。
トップバッターのクルティシェフくんとか、演奏中停電のニコライくんとか。
なので、とりあえず満足です。

マズルカ賞は、もうマズルカはどいつもこいつも悲惨すぎて(←かねこ基準)、
該当者なしでもいいんじゃね?ぐらい思ってましたが
トリフォノフですか。まぁ、op.56を選んだ度胸は評価したいと思います(←殴)。
※トリフォノフ、ピアニストとしては好きですよ。三次の演奏が好きです♪すごく綺麗だったな~。
あと入賞者の中で誰が気に入ったかと言えばルーカスくんですね。あんな弟が欲しい♪(←欲しいのか?ほんとか?)
幻想ポロネーズ賞は、先生がハラシェヴィチであるインゴルフさんに期待していて、
実際期待以上の演奏を聴かせてくれて、絶対彼に獲って欲しいと思ってたので
嬉しかったですー。



2010ショパンコンクール終わりました

2010-10-21 | ●ピアノ&クラシックが好き
予定通りにいけば今朝起きたときに結果が出ているはず~と
昨晩げにゅーしゃすくんのコンチェルトを聴いた後眠りについて
今朝起きて結果を確認しようとパソコンを立ち上げたら(6時55分頃)
ヤシンスキ先生がまさに結果を発表なさるところでした。
ウィナーとして名前が読み上げられた人があまりにも意外で
私何か聞き間違えたのかと思ったり、2位がちゃんと聞き取れなかったり、手がぶるぶる震えたり。あわあわ。
一応結果を記録。
アルゲリッチ以来45年ぶり女性の優勝です。

1位 Yulianna Avdeeva (Russia)
2位 Lukas Geniušas (Russia/Lithuania)、Ingolf Wunder (Austria)
3位 Daniil Trifonov (Russia)
4位 Evgeni Bozhanov (Bulgaria)
5位 François Dumont (France)
6位 該当者なし

ポロネーズ賞 Lukas Geniušas
マズルカ賞 Daniil Trifonov
協奏曲賞 Ingolf Wunder
ソナタ賞 Yulianna Avdeeva
幻想ポロネーズ賞 Ingolf Wunder




異議は認めない

2010-10-20 | ●ピアノ&クラシックが好き
ショパンコンクールもついに最終日になりましたね。



…最初、一次の演奏を聴いてる時は、なんとなく「イイな~」と思っているだけでした。

でも日が経つにつれ(日が経ったからか)、
もう一度聴きたいと切に、切に思うようになったのが
クルティシェフくんでした。

3日間のファイナル、ある人の演奏は生中継で、ある人の演奏はアーカイブで見ましたが
私にとっての一番の演奏はやっぱりどうしてもクルティシェフくんでした。
(今晩まだ3人の演奏が残ってるけど)
キラキラの音もさることながら、
第三楽章の左手のリズムをしっかり弾いて、彼ならではの和音で弾いてくれたのが
すごくうれしかった。あのうれしさが忘れられない。

弾く順番がいつも最初の方だったけど、
数日経ってまた聴きたいと思うのは、いつもクルティシェフくんでした。
今回のコンクール、私の中では彼が優勝です。
ここでは異議は認めまセン。私の脳内の話ですから。
皆さんそれぞれ、自分にとっての優勝者がいますよね。





ブレハッチ@リリアホール

2010-10-19 | ●携帯から
時が経っていくのがあっという間だよ~。
先週金曜日の15日、ブレハッチのリサイタルを聴きに川口リリアホールへ行きました。

ショパンコンクールの真っ只中で
毎日(もちろん素敵な演奏もあったけど)へんちくりんなショパンばかりを聴かされている最中だったので、
ブレハッチのショパンを聴いたら本当にホッとしました。
無理のない、形の歪んでいないショパン。
それでも7年前(…もうそんなになるのか…)の浜松や
5年前のショパンコンクールよりずっと練られている感じ。
今回のショパンコンクールの最中に彼のショパンを聴けて良かったです。
自分の感覚、どういう音楽が好きなのか、どういうショパンが好きなのか、
忘れかけたものを思い出すことができました。

ところでこのコンサートでは、ピアノの椅子がずっとミシミシ言っていました。
休憩時間に取り替えたりしてたんですけどそれもミシミシで
(もしかしたら床がミシミシ言っていたのかもしれない)
ブレハッチならではの弱音に酔いきれなかったのがちょっと残念です。


とりあえずこれだけ記録。
プログラムは後で追記します。
今日これから東京オペラシティ公演、土曜日に横浜みなとみらいに行きます。
この人はホールの響きによって出来が大きく左右されるので(誰でも多少はそうでしょうがブレハッチは特にそう思う)
響くホールでの公演、楽しみです。

応援強化期間につき、

2010-10-18 | ●CDおこづかいちょう
結局買ってしまった。
まぁCDは一期一会ですのでね。

12 Etudes D' Execution Transcendante
リスト/超絶技巧練習曲集S139
  • ピアノ:ミロスラフ・クルティシェフ
  • Orfeo
  • 価格: ¥ 2,644
  • 発売日: 2009/03/31
  • 売上ランキング: 446244

posted with Socialtunes at 2010/10/18



タワレコのポイントを使って1,390円。
2010年累計5,971円。


今日からショパンコンクールファイナルです。
マイハニー(←誰がだ)は三次審査に続きまたしてもトップバッターですが
日本で聴いている身としては聴けそうな時間(AM1時~)で助かります。



tag:Miroslav Kultyshev-Мирослав Култышев




ノクターンop.32-2

2010-10-17 | ●ピアノ&クラシックが好き
ショパンコンクール二次でクルティシェフくんが弾いてたので
感化されて楽譜を追いかけてみました。

これってこんなにいい曲だったっけ~

いまいち印象が薄かったのは
ドラマティックに展開しないで終わっちゃうからかな。
今まであまり意識して聴いたことのない曲だったんだけどな。
クルティシェフくんが弾くとゆらゆらにクラクラします。


ショパンコンクール三次審査終わりましたね。
クルティシェフくんがファイナルに行けてよかった。すごくうれしいです。



tag:Miroslav Kultyshev-Мирослав Култышев




ショパンコンクールは今日から三次審査ですね

2010-10-14 | ●ピアノ&クラシックが好き
クルティシェフくんとコルトゥスくんに恋した人格破綻者ですこんばんは(両極端・・・)。

今日はそのうちの一人が二次で落ちてしまったので朝から凹んでました。
ショパンとしてはどうかとは思ってたけどさ。
ショパンコンクール2回目、でも次も狙えるくらいまだ若いんだしさ。
でも、今のコルトゥスくんのピアノで、三次の課題曲を聴きたかった・・・くすん。
二次で聴いた幻想曲が忘れられないです。


フアンチちゃんは、今回どうも私のハートに響いてこないです。
二次は良かったと思ったんだけど、日が経ってきたら記憶が薄れてきてしまった。
二次初日に聴いたクルティシェフくんの記憶はこんなに鮮明なのに。


mixiでつぶやき倒してはいるんですけど、
感想じっくり書こうなんて思っちゃうと、思ってるうちにもどんどん日程が進んでしまうので
とりあえずこれだけ記録。
ピアノが上手いか下手かっていうのは正直全然わかんないので(^_^;)
好きか嫌いかで聴いてます。



tag:Miroslav Kultyshev-Мирослав Култышев