クルティシェフ病日記 6

2011-01-24 | ●ピアノ&クラシックが好き
すでに知られていることだったらごめんなさい、
これってもしかしてオフィシャルサイトになるんだろうか。
ロシア語と英語とポーランド語が入り乱れてるけど(^_^;)

http://miroslavkultyshev.com/

ぎゃー、来月ポーランドツアーなのか!!
くっそー、もうちょっと早くわかってたら追っかけたのに!!
いや、まだ遅くないか?行くか?ポーランド!(←落ち着け落ち着け~どうどう)
ああでも仕事休めない!!無理だ!!
あああ~!!AKK!!(←頭抱えるかねこ)


いやでもこれでコンサートの日程がわかるならありがたい。
写真もきれいに撮ってもらえるようになって良かったねぇ。
もう宇宙人とは言わせないぜ。
ただしそこまでのヒゲは許可しない。



追記:
で、クルクルのコンサートスケジュールを見ていたら
アンスネスのサンクトペテルブルク公演とニアミスしているのに気が付いてしまった…。
(4月15日クルティシェフ:グリーグコンチェルト、4月16日アンスネス:リサイタル)
あうあうあ~(←発作)
アンスネス、クルクルのグリーグを聴きに行ったりして。


tag:Miroslav Kultyshev-Мирослав Култышев




エフゲニー・スドビン@さいたま芸術劇場

2011-01-22 | ●コンサートに行きました
今日はショパコンガラ@オーチャードホール・・・
・・・へ行かれた方が多いのでしょうが、
私はひねくれ者なので(というか、クルティシェフがいないんじゃつまんないし)、
エフゲニー・スドビンのコンサートを聴きにさいたま芸術劇場へ行きました。


プログラム
スカルラッティ/ソナタK.466、K.455、K.27
ショスタコーヴィチ/24の前奏曲より第2、6、17、24番
ショパン/バラード第3、4番
リスト/超絶技巧練習曲集より第11番『夕べの調べ』
ラヴェル/夜のガスパール
アンコール
ラフマニノフ/プレリュードop.23-5
ラフマニノフ(スドビン編)/春の洪水


・・・一応警報出しておきますね。
スドビンファンの方は読まないでください(^_^;)。





すらりとした長身、大きな目が顔の他のパーツともバランスが取れているスドビンさん(←誰と比べているのかw)、
かなりのイケメンです。
体にフィットしたジャケットもオシャレさんな感じ。

最初のスカルラッティ、ト音記号の楽譜で書けるあたりの音域をきれいに鳴らして
ペダルもふんだんに使ってにロマンチックに歌います。
・・・小声→それってスカルラッティとしては反則なんじゃないの?・・・
きれいだけど、スカルラッティの「太陽はこんなに輝いているのに何故だかほんのちょっと寂しい」って感じがしない・・・。
続くショスタコーヴィチもきれいなんだけど、こっちは逆にもうちょっととんがっててもいいかなぁ・・・
(私の場合この曲のデフォルトはムストネンだから何か間違ってるかもしれない(-_-;))
ショパン。このあたりから調子が出てきたのか大きな音が鳴り始める。
バラード3番、出だしのミーファソラシドーの後の和音をだららら~ん♪ってアルペジオで弾いちゃった。
キザっちい。ちょっと笑っちゃった。
どうせやるんだったらそのままやりとおしちゃえば良かったのに、
なんかフォルテの部分だけゴツゴツと弾くのでどうも曲としてまとまってない感じ・・・。
この曲には大好きなポイントがいくつもあるんだけど
そのポイントをどう弾いたのか全然思い出せないぞ。
バラード4番が一番良かったかなぁ、後半、分厚い音で豊かに歌ってた。
主題がメトロノームのように機械的だったのが残念なところ。
このバラ4の前半を聴いてて、この人は静かなところを聴かせるのがあまり上手くないっぽいと思ったんだけど
(長い音符の拍や休符をちゃんと読んでない感じ)
予想通り『夕べの調べ』と夜のガスパールの『絞首台』は・・・意識が遠のいちゃった(-_-;)。
超絶の中でなんでよりによって11番を選んじゃったんだろうな?
(プログラムについてのご本人のコメントによれば、
「ショパンの極めて表現的な響きの世界と『夜のガスパール』の幻覚世界とをつないでいるのです」とのこと:チラシより引用)
オクターブのの連打が好きなのかなという気がする。
そうするとアンコールの選曲も納得がいったり(笑)。そういやバラ3のゴツゴツもオクターブで動くところだった。


聴きながら、去年のショパンコンクールに出ていたアメリカ人の某ピアニストを思い出してしまった。
彼を聴いたときほどの拒絶反応は出なかったけど。
私は、ピアノのコンサートにこういうのは求めてないな、と思いました。
もっと曲に対する愛、ピアノに対する愛、作曲家に対する敬虔な気持ち、とかが感じられるのがいいな。
イケメンならいいというものではないですな。乙女心は鋼の花なんでございまス。





クルティシェフ病日記 5

2011-01-17 | ●ピアノ&クラシックが好き
別にそれをしようと思ったわけではないのだがクルクルの画像を検索していて
笑い死にしそうになっていた日曜日。
だってあまりにも宇宙人なんだもーん(涙)。

その中で、比較的可愛いなぁ(あくまで本人比)と思って見た写真の元ページに行ってみたらば
どうもクルクルのインタビューらしかったので
http://www.chaskor.ru/article/miroslav_kultyshev_ya_zhdu_chuda_17788
ぐーぐるの自動翻訳にかけてみたけども意味はさっぱり。
不自然な日本語が並ぶのは自動翻訳の常としても、それにしてもさっぱり。
日本の雑誌のインタビュー読んでても思ったけど
この人、独特で微妙な言葉遣いをするんだと思うな。
だから自動翻訳かけると余計わかんなくなっちゃうんだよきっと。

それでも尊敬するピアニストらしき名前は読み取れたので書いておく。
スタニスラフ・ネイガウス(その前に「ヘンリー」とあるが、もしかして「ゲンリヒ」だろうか)、
ギレリス、ソフロニツキー、ソコロフ、アファナシエフ。
このインタビューは2010年6月のものなので、
2008年の月刊ショパンのインタビューより新しい情報ということになりますな。
アファナシエフやっぱり好きなのか…。浜離宮では会えたのかな?
っつか、やっぱり独特な雰囲気を持った人が好きなのねー。
なんかわかるよーな気がする…。

ところでこの写真、どこで撮ったんでしょうね。
後ろがカーテンだったりするのでおうちだったりしてーと思ったけど、
ショパンコンクールでも着てたシャツとスーツ着てますね…。



ポーランド語とロシア語は似てると言われますが
全然似てねーよ(-_-#)凸
そもそもキリル文字が読めないし(T_T)。
最近やっとМирослав Култышев(=ミロスラフ・クルティシェフ)が読めるようになりました。
『Kultyshev』より『Култышев』で検索する方が
色々面白いもんが引っかかるということがわかった日でもあった日曜日。
笑い死にしたい人は是非『Култышев』で画像検索してみてください(←こんなこと言っていいのか自分)


tag:Miroslav Kultyshev-Мирослав Култышев







アリス・紗良・オット@東京オペラシティ

2011-01-13 | ●コンサートに行きました
昨晩、アリス・紗良・オットのリサイタルを聴きに
東京オペラシティへ行きました。
ジャパンアーツの間近割引でお手頃価格になってたのと
お手並み拝見しに行くにはいいカンジのプログラムと思ったので…。

プログラム
メンデルスゾーン/厳格な変奏曲
ベートーヴェン/ピアノソナタ第21番『ワルトシュタイン』
ショパン/ワルツ第2、3、4、6、7番、スケルツォ第2番
アンコール
ショパン/ノクターン第20番
リスト/ラ・カンパネラ
ベートーヴェン/エリーゼのために


シンプルな、真っ赤なドレスをお召しのアリスさん、
写真に違わずなんて美人さんなんでしょう~!
お客さんにむかってニコッと笑うと大輪の花が咲いたようです。

ま、それはさておき、
思っていたよりずっと面白いコンサートでした。
↑「思っていたより」っていうのは失礼な言い様なんですけど
考えは改めたので許してくだサイ。

華やかな外見とは違い、
リリカルだったりキラキラだったりしないし、轟音でビックリさせるでもないアリスさん。
ものすごく上手いかというとそうでもない気がするし。
(ツアーの真っ最中ですのでね、お疲れもあるかもです)
白くて細い指を思わず妄想してしまうくらい細い音で、
それなりに大きな音を出せるくせにあまりそういう音を使う気がないようで、
ピアノのフォルテシモ音に萌える私としてはその点を物足りなく思っていいはずなのに
内声を出すのが上手でポリフォニックに聴こえるというところで確実にツボを突かれる感じがしました。
前半、ワルトシュタインの第2楽章が良かったな。
ベートーヴェンという大きな懐の中で遊んでいる女の子。
温かい色使いで描かれた絵のような。

問題は後半です(笑)。
ワルツ2番、序奏はウィンナワルツ!って感じで期待が大きくふくらんだんですけど
彼女の弾いたこのワルツのリズムは~~、ちょっと私には、つかみきれなかったです。
後のワルツも、ショパン独特の跳ねるようなリズムのところに来るとね、ちょっとついていけなかった。
ただ、なんかちょっと懐かしい感じもし、
私が彼女の弾くワルツが受け入れられなかったのは単に解読コードを間違えたからという気がする(-_-;)
スケルツォは前半で聴けたような内声が聴こえたりしてイイなと思ったし、
中間部の暖かいメロディのところはやっぱり良かった。
(もっと歳を取ったらもっと良くなるんじゃないかという予感)
ワルツとスケルツォ1曲だけじゃなく、もっと色々なものを聴きたかったな。
バラードとかソナタとか、エチュードとか。
そしたら正しい解読コードを見つけられたかもなのに。

アンコールのカンパネラが一番良かったかも。
急緩の付け方が独特で、ちょっと違う世界に連れて行かれました。
リスト様降臨!!って感じもしました。
あの雰囲気がアンコール(=所詮オマケ)ではなくプログラムのトリとかだったら
私の中のアリス・紗良・オットというピアニストの存在感はもっと大きかったかも。

あ!あと、噂には聞いてたんですけど
アリスさん、裸足でステージに出てこられ、裸足でペダルを踏んでおられました。
で、ペダルを踏む音がうるさいなぁと思ったら
ペダルの音じゃなくて、かかとの音でした。
彼女はペダルを踏むときにかかとを上げるので、それを落とすときにドスンと音がするという。
あのペダルの踏み方ではそりゃヒールは履けないわー。
あのかかとの音ってホールのどこまで響いてたんだろう、
私はかなり前の方で聴いてたので、
スケルツォのクライマックスではかなりドスドスとうるさかったです(^_^;)。
…ドレスの裾から見え隠れするつま先が可愛かったりしたんですけどね(笑)。


リストが良いのかなーと思ったので
超絶のCDを買ってクルティシェフのと聴き比べたいという衝動に駆られたけど
びんぼうなので保留。
ああー、でもー、うずうずうずうず・・・・・・。




クルティシェフ病日記 4

2011-01-04 | ●ピアノ&クラシックが好き
クルクルについてよく言われることのひとつに
『地味』というのがあり、軽くデジャビュ。


「ええ私も特に日本で地味地味言われてました」
(Aさん ノルウェー)


ちきしょー、今に見てろよっ!!(←誰に言っているのか)




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去年3月、リトアニア?にて、マスタークラス??などやっていたらしい。
写真のみで残念だわ~どんなこと言ったのかしら。

http://www.cmm.lt/cms/component/option,com_rsgallery2/Itemid,39/catid,78/
同世代に教えているように見え、
どっちが先生なのかわからん(-_-;)


tag:Miroslav Kultyshev-Мирослав Култышев