セントラル豊橋FCジュニアユース 

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可能性って?

2017-01-24 23:22:50 | 日記
この日、まだ6年生のA君。岡崎市からお父様と電車で練習参加。お父様は練習に坊ちゃんを預けて、ご挨拶後帰宅。

本人が自ら一人で電車で帰宅するからと、「初めてのお遣い」状態。何より、一人でも電車で帰るから、というその意欲が素晴らしい。ナイター練習後の電車帰宅。わずか12歳になるかならぬか…なのに、この意欲にはこの先の可能性を感じる。自分の好きなことに、自力で参加して、自力で帰宅しようとする姿勢。この先に訪れる峠をどう登るのか?自ずと答えが伝わる。

現地集合に、公共交通機関を使い、自力で来る子。骨折しているのに遠征に参加して、チームを支える子。物持ちでも、雪かきでも良いので参加させて欲しいと懇願する母。高校練習参加後の感謝を自分で連絡して来る子。高校練習参加後に自分で交渉し、延長を掴み、一人で東北地方、中国地方に残って、一人で帰宅した子。大学への練習参加を計画し、欠席増加を覚悟でも、自分の信念を貫いた子。サッカーに一区切りをつけて、宮大工を目ざしている子。どの子もセントラル魂を引き継ぐ子。この日の6年生もセントラル魂の一端を感じる。

しかしどの子にも、その影には、我が子を甘えさせずに根気よく見守る父母の根気が。
目の前の喜怒哀楽にとらわれず、その先の確かな人間力を期待し、今を突き放す。沢山の経験は、自立への確かな自信へつながる。転ばぬ先の杖を持たせることより、転んで起き上がる姿を笑顔で見守るおおらかさ。これに勝る子育てはない。