斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

NYM2011 その2

2011年02月21日 | イベント訪問記
今回もニューイヤーミーティングの写真をお手軽に紹介します。

“その2”はまともに会場内の車を紹介してみます。

「最近の流行り」ではなく、「定番ジャンル」のひとつになったワンボックス車を取り上げます。

まずは、初代ハイエースです。

全長の長さに圧倒される、救急車と同じボディを使用した、コミューターです。
初代から、ハイエースの考え方が変わっていない恐ろしさが分かるかもしれません。

続いて、2代目ハイエース(通称:新幹線ハイエース)です。

この型になると、乗用(5ナンバー)モデルに力を入れるようになります。
この頃のワンボックスは1列目も3人掛けが定番でして。。
この手の車に乗せてもらった時は、幼く、車好きだった当方はこの真ん中に座らせてもらうのが楽しみでした。

これも2代目ハイエースですが、先ほどと違い後期型になります。

乗用ユースでの需要が定番になったので、今日のトヨタと変わらない豪華路線が進み、モケットシート、サンルーフ、アルミホイールを装備した特別仕様車が設定されます。
特別仕様車の“リビングサルーン”も、ハイエースの定番名称もここで採用されています。

トヨタの特別仕様路線は比較的早く、同時期のタウンエースにも採用されていたようで。。

詳細は不明ですが、“シルバースペース”という特装車です。
個人的な予想では、ハイルーフ、専用シート地、専用ボディ塗装色&デカールではないかと。。
角目&樹脂バンパーの後期モデルにはサンルーフ付の特別仕様車もありましたよね。

つぎは、タウンエースの標準車ではなく、OEM関係の兄弟車な、ダイハツ・デルタワイドワゴンです。

ヘッドライトの間にあるエンブレムの違いで、ダイハツの車である事が分かります。

前よりわかりやすい、デルタワイドワゴンの後ろ姿です。

よ~くみますと、サイドデカールやマッドガード、エンブレム類も綺麗に残ったオリジナル度の高い個体である事が分かります。
少しワイドなアルミホイールに変えているのも、雰囲気があっていいですね。

トヨタ車ばっかりだったのでここからは、日産車に変わります。

まずは、定番中の定番なE20系キャラバンです。

まだ、バーメーターの頃のモデルです。

これもキャラバンですが、この個体が、こんな状態で現存していた事はとても衝撃的なことでして。。
衝撃の大きさは、「オールドタイマー誌と高速有鉛誌の表紙を同時期に飾ってしまった。」ということで、当方だけの感情ではないという事をご理解頂けると思います。

上記の雑誌で仕入れた情報ですが、この車はマル改じゃなくて標準車なんですよね。
日産が時代を先取りし過ぎた壱台ではないかと思います。Z432Rの横に並べても引けを取らないモデルではないかと。。

ワンボックスではなくなってしまいますが、シビリアンも定番車種になりつつありますね。

まずは、当ブログで以前紹介させて頂いた事のある、移動図書館「ふじのはな号」。


標準ボディーも参加していました。


よくぞ、海を渡ってしまったり倉庫にされてしまったりせず残っていたものです。

なんとなく、「高速有鉛」っぽい車種ばっかりのような気もします。

補足
やはり売れた数もあるのでしょうが、日産とトヨタ(含むダイハツ)の車種がおおいですね。
キャブオーバーはマツダの導入がはやかったので、総じて“ボンゴ”と言われるぐらい定番なのにお見掛けする機会が少ないです。
三菱のデリカも歴史があるし、いすゞにはファーゴもありましたし。。